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第9改:SSSランクダンジョン攻略へ

【お知らせ】


いつも読みにきていただきありがとうございます!


※「スカッとした!」「無双最高!」と思っていただけたら、ぜひページ下部から【ブックマーク】をお願いします!

ギルド前での公開処刑から数日。


お尻を丸出しにして大恥をかいたアレスたちは、街中の冒険者から笑いものにされ、どこへ逃げたのか姿をくらませていた。


一方、俺とソフィアは新しい高難易度ダンジョン——SSSランク『死霊の王宮』の入口に立っていた。


「ここが『死霊の王宮』……かつて大闘技場だった場所が魔界とつながり、無限にアンデッドが湧き出るという絶望の迷宮ですわ」


ソフィアが腰の細剣に手をかけ、引き締まった表情で見上げる。


「数々のSランクパーティが全滅してきた難所ですが……レオン様となら、不安など一切ありません」


「ああ、気楽に行こう」


俺たちは足を踏み入れた。


薄暗いダンジョン内を進むと、すぐに周囲の空間が歪み、おぞましい気配が漂い始める。


『ギシャアアアアッ!!』


壁や地面から染み出すように現れたのは、数百体におよぶ上位アンデッド『デュラハン』と『リッチ』の大群だった。


「くっ……! これほどの密度……!? レオン様、お下がりください! 私が死力を尽くして道を削開きます!」


ソフィアが剣を構え、氷の魔力を練り上げようとしたその時。


俺はそっと彼女の肩を叩いた。


「まあ待て、ソフィア。わざわざ戦う必要もない」


俺は群がるアンデッドの大群に向け、静かに【神眼】を発動した。


(書き換え——【死霊の大軍勢】 > 【浄化済み:高級マッサージチェア&温泉セット】)


シュワァァァァァ……!


眩い聖なる光が洞窟内を包み込む。


次の瞬間。


襲いかかってこようとしていた数百体のアンデッドたちが一瞬で消滅し、そこには湯気を立てる広々とした『天然露天風呂』と、ズラリと並んだ『最高級マッサージチェア』が出現した。


「……え?」


ソフィアが剣を構えたまま固まる。


「アンデッドは浄化されて綺麗な湯になったよ。長旅の疲れも取れるし、一休みしていくか?」


「は……はい……? い、一休み……!? ここ、SSSランクダンジョンですわよね……!?」


混乱するソフィアを余所に、俺たちは湧き出た温泉でリフレッシュし、マッサージチェアで身体をほぐした。


◇


温泉でさっぱりした後、最深部のフロアボス部屋へと到達した。


重厚な扉を開けると、そこに鎮座していたのは長髪をなびかせた巨大な骨の魔王——SSSランクボス『死霊王デス・リッチ』だった。


『グハハハ! 愚かな人間どもめ! 我が絶対領域に足を踏み入れたことを後悔するがいい! 我が放つ暗黒極大魔法【深淵の滅亡】の前に、灰となるのだ——』


デス・リッチが巨大な杖を掲げ、世界を崩壊させるほどの絶望的な魔力を練り上げる。


ソフィアが息を飲んだ。


「あの魔力量……直撃すればダンジョン全体が崩壊しますわ……!」


俺はあくびを噛み殺しながら、静かに【神眼】を発動させた。


(書き換え——【暗黒極大魔法:深淵の滅亡】 > 【特製・イチゴ味のカキ氷】)


(書き換え——【死霊王デス・リッチの骨格】 > 【ただのカルシウム菓子:おさかなスナック】)


パチンッ。


指を鳴らした瞬間。


デス・リッチの杖から放たれた絶対的な滅びの光は、ドッサリとした『山盛りのイチゴ味カキ氷』へと変化し、床にこぼれ落ちた。


『ガハッ……!? な、なにぃぃぃっ!? 我が極大魔法が……カキ氷だとぉぉぉっ!?』


さらに。


『カ……カルシウムが足りな……うギャアアアッ!?』


ポロポロポロッ!


デス・リッチの巨大な骨格が一瞬にして崩れ去り、ただの『おさかなカルシウムスナック』となって床に散らばった。


【経験値:500,000,000を獲得しました】

【ダンジョン『死霊の王宮』を制覇しました】


「……ふう。暑かったからカキ氷はちょうどいいな」


俺がスプーンを取り出してカキ氷を口に運んでいると、横で見ていたソフィアは完全に目が点になり、ポカンと口を開けていた。


「レ、レオン様……SSSランクダンジョンを……温泉とカキ氷で攻略なさるなんて……私、言葉も出ませんわ……っ!」


ソフィアは顔を真っ赤にし、熱っぽい視線で俺を見つめてきた。


こうして俺たちは、史上最速かつ最も優雅にSSSランクダンジョンを制覇したのだった。

最後までお読みいただきありがとうございます!


SSSランクダンジョンを温泉・マッサージチェア・カキ氷でピクニック感覚攻略するレオンの圧倒的無双、楽しんでいただけましたでしょうか(笑)

死霊王デス・リッチがおさかなスナックになる爽快感溢れる展開でした!


「ボスがおさかなスナック草」「温泉ピクニック最高」「ソフィア様がどんどんデレていく」と思ってくださった方は、ページ下部の【ブックマーク】と【評価(★★★★★)】をポチッと押していただけると非常に励みになります!


次回の「第10改」は「元勇者の末路」。

薬草採取すらまともにできず、借金まみれで落ちぶれたアレスたちが、レオンの噂を聞きつけて再び擦り寄ろうとしてくる醜いスカッと回です!


次の更新もぜひ楽しみにお待ちください!

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