動揺してんの可愛よ
私は竹内君に
「あのさ、先生がこの後多目的室3に来てって言ってたよ」
と言われたから
先生に呼ばれるようなことは何もしてないのだが何だろう?
と思いながら多目的室3に向かったのだが、そこにいたのは先生ではなく
北原君だった!?
え?なんで?私竹内君に・・・
そうしてその瞬間気付く
あれ?もしかして私騙された?
そのことを気づいた瞬間に私は後ろに振り返ってドアを開けて帰ろうとするのだが
「ちょっと待って!!話しましょ!?寂しいんですよ!」
と焦ったような声が聞こえてくる。
この声、この声を聞くのはおよそ3日ぶりだろうか、
今北原君が喋っている声色は私を助けてくれた時の声と変わっていない。
あの時と同じ位に焦っているのだろう?そしてこれはなぜだろうか?
あの時助けてくれたのは私なのだからこんな風に焦る必要はないはずだ。
いやまぁ私みたいに彼に恩義を感じていたら違うのかもしれないが。
それとも私がそれから関わらなくなったから怒っているのだろうか?
まぁそれは仕方ないだろう、だって私は助けてもらった身なのだから感謝を言うべきだ。
私も何度も考えた。
感謝しないのはいけないと、何度も授業中も考えた
しかしいざ話しかけようとすると
なんだか恥ずかしくなってくるのだ、何でだろうか?
分からない、けれども彼を見ると自分の身なりを確認したりしてしまう。
だから逃げてしまった、
これは何なんだろうか?
大体3日前からそうなったのだがそこからずっと考えてもわからなかった。
だから私はこの気持ちを知りたい
どういう感情なのか
そのために私はある一つの覚悟を決めた。
この気持ちをどうやっても知ることをだから私は
「なに?」
といつも通りの声で話す
内心ではなぜかドキドキしてしまっている、もしも声がなんか違う?
なんて言われてしまったら羞恥心で死んでしまうだろう。
しかし彼は笑顔になってこちらに話しかけてくれる
その笑顔を見た瞬間胸がもっとキュンとしまったように感じた。
本当にこれは何だろう。
そう私が感じてるのを知らないだからだろうか、
彼は少し悲しそうな顔をして
「あのさ、俺の事怖い?」
と聞いてきた。
それを聞いた時の私の考えたことはまず
どうしてそんなことを聞くのだろうか?
という純粋な疑問である、だって私は彼に助けられたのだ。
それなのになぜ私が彼を怖がらせなければいけないのだろうか、彼がどうしてそんな風に考えてるのだろうか。
だから私は体をひねり
「うん?」
と彼にそんなことを思ってないよと行動で表す。
すると彼は一瞬喜んだように見えたが、その後驚いたように
「えっ?そうなの?」
と驚きながらも喜びを隠しきれてない笑顔で話してくれる。
しかしその笑顔の奥には何かがありそうで
それを見た私はなぜか彼を可愛いと思った、
何故だろうか。
簡単に言うと何かその笑いは期待と失望を合わせたような顔だったからだ。
彼に何があったのかはわからない、だって私はボウリング場の時は怖くなって何も聞こえてなかった、
だから彼が何をあいつらと話してたかはわからない、だがそれで何が悪い?
彼は自分の身を投じてまで私を救ってくれたんだ。
だから何ぜ彼がいきなりあんな質問をしてきたのかがわからないが何かがあったんだろう。
ならそんな、期待と失望を混ぜ合わせた可哀想な、いやこんな言葉は無責任だ
なら楽しい顔をさせよう。
だから私は
「だって、なんで怖がるの?恩人を?」
と彼の顔を見て当たり前に言う。
そうした瞬間、彼は期待と失望を混ぜ合わせたような顔は無くなり、
いつも向けてきてくれるシンプルなカッコイイ笑顔になっていた。
それを見ていたら、彼は
「好きです! 付き合ってください!」
といきなり言ってきて!?
そんなことを言ってくるとは思ってなかった私はあっけにとられ
「ふぇ?」
と言う声を出してしまうのだった。
・・・・・めっちゃ恥ずかしいんだけど
可愛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ブックマークよろ




