43.『遺言』to王女マール
ーVR・遺言場、執務室ー
ここは...廊下?あそこの扉から光が漏れていますね。
扉を開くと見慣れた執務机に腰掛ける今1番会いたかった貴方が...
「こちらにいらしたんですか商会長...探すところでしたよ。」
「申し訳ございませんマールディア第2王女殿下。どうやら私はここまでn(定型文)」
「その前にひとつ。以前にもお願いしましたが、どうか変わらずマールと」
「いやあのしかしそれはなんというか御身は、えー周りの目が...」
「必要とあらばその目、全て尽く潰して御覧に入れましょう。」
「王家の威光にあれがそうなんというか...」
「その程度で毀損する威光の王家など潰えて然るべきかと。」
「そもそも今は私も辺境伯とはいえ直営商会の副商会長に王女様というのはそもそも...」
「成程、商会長が王家の傀儡と侮られる...と。これは盲点でした、ではこちらを」
「いや全然違...役職逆じゃない?って。何これ?首輪とリード???」
「こちらを副商会長である私の首にこう、リードを商会長である貴方がこう。」
「ウッソだろおい(戦慄」
「やはりぬるいですか...ならば四つん這いで...いっそ貴方を乗せて...王都を一周すれば...各省庁舎前で鞭も入れてもらいましょうか...尻に。(伏せ」
「ふー...参った(錯乱)これでいいかいマール副商会長殿?(騎乗」
「えぇ(んふー!)良い...満足です、マクベス商会長。私は満ち足りました、ではこのまま逝きましょう」スック
「良かねぇわァ!不敬罪の数え役満か!?コレで王都に晒されるのはウチの上下関係やない、ワイの生首やァ!!」
「ふふふ...しかし安心致しました。迎えに来ていただけるとは」
ほんとうに...都合の良い夢か出来の悪い走馬灯かと...
「いや私は別れの挨拶に来たんだ。
このVR...いや、ここは世界に功績を残し去るものの為に神様が用意してくれた、最後の挨拶の為の場所なのですよ(説明放棄)」
「しかしこちらもあと1秒前後でまとめてチリになる予定なのですよね。
さすがの慧眼お見逸れしました。まさか敵主力艦隊がこちらへ来るとは、ご期待に添えず申し訳ございません。」
「は??」
「え???」
その時、執務室のドアにノックが入った。
『(騎乗チラ見)...お楽しみのところ失礼します、お初にお目にかかります。
私、航空母艦《飛竜》所属、動力核システム管理官の空花と申します。』
「これはどうもご丁寧に...勇者パーティ御用商人トド=マクベスでございます。」
「その忠実なる下僕、マールディア=エスクワイア=クローディアムだ。
先刻第2王女から馬に転職した。
今です主、紹介の鞭を!」
「やるかボケェ!!ふむ...で空花さんは一体何用で?あまり時間もないので手短にお願いしたい。」
『いえ特に用はなかったのですが、至近距離での先史遺産『遺言』の起動を感知しまして。
誤作動か遅延か、かつての同胞の物であればせめて縁ある者として看取らねばと...』
「あぁ〜船倉にガン積みした不明先史遺産群のどれかなんですな」
『それなんですよ。今ちょっとした同窓会のようになってまして、戦列再編が可能なレベルで』
「もしかして...戦れる?」
『実は状況は把握しておりまして、このままですと我々も再び散逸しますし...ここには王権の証『銀杖』と軍事の『総帥権』が揃っています』
この代々伝わる鞭...銀杖!?
総帥...マクベスを見てる。
こんな偶然あるわけがない
航空母艦《飛竜》
動力/空花
『あとはマールさん次第になります。各施設の代表者を映像で出します』
水上都市《水竜》
燃料生成プラント/水花
『当時の国家や勢力を超えた複雑な連動連結の承認を連続で並行して行う』
軌道要塞《蒼竜》
障壁生成装置/星花
『通常操作では間に合わない、事を成すには艦の核として貴女を取り込むしかないだろう』
海底神殿《海竜》
物資保管庫/鉄花
『貴女には想像を絶する負荷がかかる、事後に生命維持装置から外せばおそらく即死する』
地上本部《地竜》
管制システム/郷花
『連結状態の我々は核である艦長の死を容認できない。たとえ成功しても永遠の電脳の牢獄に御招待となる、我々のオリジナルのように』
「だが断r「喜んでこの身を捧ぐよ、渡りに艦とはよく言った物だ。商会長の仇、討たせてもらう...!!!」
『いいでしょう唱えよ【 連 合 再 編 司 令 】、叫べ我らが魂の寄る辺の名を』
「え?ちょ待やm」
「【 連 合 再 編 司 令 】!!『仇討ち君壱號k「だっさぁwww」
「ッッッ!!彼の者の遺志を貫け『ピースメイカー』!!!!」




