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前科X犯

タイトルは変更予定!あとまとまったのでしばらく置いてから本来の章位置へ移動しまーす

ー伯爵領都処刑場・前話の続きー


チュンチュン...チュチュチュチュ

どうも皆様おはようございます、マクベスです!

固定されて手首と首だけが生えるタイプのシャレオツ木製オブジェから見る朝日はとても綺麗ですね!これが断頭台かぁ初めて嵌りましたわww


「いやぁいい天気ですねぇマール」

「えぇ、とても良い天気ですね商会長」


隣で似たオブジェに嵌っているマールに朝の挨拶をする。

あの後ひたすら礼を述べる不法侵入親父を追い返し、そのままギルバート伯爵城に出頭し謁見の間にて顛末を述べた結果、このザマである。


マールと愉快な建設作業員のみなさんは私の判決を聞くなり猛反発、ならば我々も共謀者である共に処刑せよと謎主張をかまして刑場に乱入。

そう、マールさんの断頭台なんと持ち込みの自前である。もう意味がわからないよ...


「商会長、あなたは正しい。例え世界の全てがそれを否定しても、あなたは私達の誇りです、マクベス。」

「いやできれば今からでも撤回してくれないか?リーちゃんと商会を頼みたいんだが...」

「あなたの頼みでも、これだけは譲れません。置き去りは困ります、重大な雇用契約違反です。」


異世界の雇用契約重いな!?


「で、結局あの先史遺産(アーティファクト)はどうしたんだ?マクベス。人を隷属させる極めて危険な代物だったはずだが」

私の前に座り込んだギルバート伯が小声で尋ねてきた、実はこのおっさんとは腐れ縁で割と親しいのだ。


「いえ、先日申し上げた通りでございます閣下」

「あぁ、正直俺はお前が嘘を吐いているとは思っていない。救命に転用したんだろう?誰なのか本当に分からないのか?」


「いやもう本当にただの不法侵入者で、馬車も家紋どころか爆発した荷車みたいでしたし...」

「おいお前いい加減にしろよ?分かってんだからな?コレ処刑執行を命じた瞬間、俺がろくでもない目に遭うやつだろ」


「でもクリスという名の令息に心当たりはないのですよね?私だって死にたくは無いですが仕方ないかと、閣下には所有する危険な先史遺産(アーティファクト)の管理義務がございましょう?」

「あぁ、そうだな。どこぞのクソッタレが書記官と法務官の同席する公の場で馬鹿げた供述をカマしてやがらなければ全力で揉み消したんだがな」


「それはそれで非常にマズいと思いますよ閣下」

「この状況よりマズい事など存在するかこのボケェ。刑場の警備を命じた領軍の3部隊長は全員がこれを拒否、命令違反を理由に全員謹慎という名目で家族と避難しやがった。ご丁寧に辞表と『横領犯の処刑後』に出頭し命令違反の裁可を仰ぐ旨の書簡が届いている。」


「いやぁ...なんというか、かなり優秀な方々だったと記憶しているのですが理解に苦しみますね」

「優秀過ぎたな、逆の立場なら同じ事をしているよ。なぁ、腹いせにお前を丸刈りにしていいか?」


「死にゆく者にそのような仕打ち、閣下の非道は後世まで語り継がれる事でしょう(震え」

「志願兵も募ったが0だ、やむなく近衛で固めたが見ろやアレ死地に赴く戦士の顔や。ドラゴンに全裸で特攻しろと命じてもあぁはなるまいよ」

「そんな大げさな〜」


「なんで俺が貴様の目の前に屈んでるかわかるか?刑場に集まった観衆な、みんなポケットがパンパンなんだよ。武器は持ち込めんのだが、財布って言われるとな?あれ投擲用の硬貨袋だよな?射線上にお前を入れてないと安心できねぇんだよ」


「せ、せめてうちの従業員だけでも見逃してもらえませんかね〜」

「このチンポコ野郎...隣のギロチン持ち込みお嬢さんには我々は指1本触れてないからな!これはお前も証言しろよ!?くわばらくわばら...あと彼らはなんなんだ?作業員は冗談だろ、隣の帝国の皇帝や将軍クラスの側近で1人か2人あんな目をしてる奴がいるよ。ありゃあ...『信念に殉ずる覚悟の目』だ可能なら是非お帰り頂きたい」

「何それ怖」


「え?」

「え??」


カラーーーン...カラーーーーーン...!


「時間か、ではこれより先史遺産(アーティファクト)横領犯トド=マクベスの公開処k

「大変です閣下ぁ!!」

ほら迎えが来たぞマクベス。で、なんだ?どこから誰が来るって?」


何あの伝令顔色悪すぎィ!


「王都より逆賊の誅滅を掲げ、国軍が緊急出動しました!親征(王自らが率いる軍)です!」

「ばかな!こちらにはなんの情報も入ってないぞ!至急参戦する、領軍を緊急招集しろ!逆賊はどこのバカだ!何をした!?」

「逆賊はロムウェル=ギルバート、罪状はマリエンティア第二王女の略取、国家反逆罪です!」


「俺じゃねぇかクソッタレがぁぁぁぁあ(白目」

「閣下、まさかそんな...このマクベス、友と信じていたのに...見損ないましたよ!マリエンティア王女殿下はどこだ!この反逆者ぁぁぁあ!!」


「きっさまぁ...(憤怒)長く留学されていらして御尊顔は存じんがこの状況、どう考えても貴様の隣の...ヒィッ」

( だ ま れ )マール口パク


「仕方ありません、第二王女殿下の件は恐らく何らかの勘違いでしょう。彼女の消息は把握しておりますので、国軍には私が対応致します。作業員の皆様も同行願います」

「「「「「ハッ!(敬礼)」」」」」

頼れすぎる副商会長マールさんがシャレオツオブジェから這い出してきたようだ。さすがは一般採用から最短で副会長まで登り詰めたエリィィト!去りゆく背中にまるで王族のような風格を感じるぜ!王族見たことないけど!



『私は笑顔が作れない出来損ないなんです』

あの日、飛び込みで採用面接に来て超深刻な顔で訳分からんこと言い出して真顔のまま泣き出したあの子がなぁ...

『ポーカーとか強そうだね!この商売顔に出るとろくな目に遭わないから向いてるよ《ろくな目に遭わなかった長話省略》じゃあ秘書でもやってみるかい?おじさんスケジュール管理とか超苦手でさぁ』

必死に慰めて気軽に採用したんだけどなぁ、今辞められたらうちの商会潰れるんじゃなかろうか...

よし、生きて帰れたら土下座で靴をprprして終身雇用を懇願しよう!


「そうか、あれ王女の親衛隊か...」

「なんだって?暫定逆賊伯(笑)」

「鞭でケツを4つに割られるのと公開失禁するまでくすぐられるのどちらが好みだ?両方行くか?あ"?(轟怒」

誰得ぅ!?


「緊急事態です!閣下ァ!!」

また別の顔面蒼白の伝令が駆け込んできた。

「騒々しい、国軍の件なら勘違いだ。先程特使の方も向かわれた、間もなく収束する」

「??いえ!ドレッドノート公爵閣下から緊急通信です!」


「閣下から?あぁ逆賊容疑の件かな?仲裁しt...

「原文読み上げます!『当家の長女クリシスティアナの命の恩人に対する貴様の蛮行、許せず。公爵家への侮辱とみなし、決闘を申し込む。拒否の際には宣戦布告し、軍事行動にて応える(攻め滅ぼす)』とのことです!」

...制裁ィィィィィィ!!!!!!マック☆ベスてんめぇぇぇぇ!公爵閣下とその令嬢じゃねぇか!マジぶっ殺すぞお前ぇぇぇぇ(絶怒」


TVもねぇ世界で近隣の市長だの県知事だの国会議員だの内閣のモブ大臣だのの顔なんかわかるかボケェェェwww


カンカンカンカンカンカンカンカン!!

もう顔真っ白の伝令Cが新たに現れた。

「閣下ァ!公爵様が、公爵様がぁ!」


刑場西門が爆散、公爵閣下がログインしました。

「いざ、尋常に!立ち会えロムウェル=ギルバートォォォオォォオオオ!!!」


鬼神の咆哮が刑場に轟く。


「呼んでますよ?」

「いやぁ〜鬼神と名高い公爵閣下よりの決闘のお誘い、誠に光栄です。が私は今王家に嫌疑をかけられ沙汰を待つ身でして...」

こいつ...!マールの置いて行ったオシャレオブジェ(ギロチン)に避難してやがるwww


私を見つけたドレッドノート公爵が駆け寄りオシャレオブジェの前に膝まづき頭を垂れて語りかけてきた。

「ご無事でしたか、トド=マクベス殿。その節は誠に...!そこの不届き者はドレッドノートの名にかけ、折り/砕き/すり潰して生まれてきた事を後悔させてやりますゆえ。今しばらくお待ちくだされ」

ギルバート伯が白目を剥きスマホのバイブより高速で振動してやがる...可哀想になってきた。


「えーっと、ドレッドノート公爵閣下?」

「『クリス君の親父さん』で結構ですよ、なにゆえこの窮地に自分をお呼びくださらなかったのか。何を置いても駆けつけましたものを...」

「誠に失礼ながら、公爵閣下の当時の装いではどなたなのか無知なわたくしめには分かりませんでした。ゆえにクリス君...さんの命は現在あの先史遺産(アーティファクト)が繋ぎ止めておりますので...」

「回収を防ぐため、黙したと...?」


そんなに驚くようなことですかね。

いや私も最初は先史遺産(アーティファクト)『鏡身』を使ってサクッと治そうと思ったんですけどね?

以前マールに『鏡身』を見せた時のトラウマがフラッシュバックして...


《回想》

ーマクベス商会王都支部・会長室ー

「あぁ、マールさんそういえば新しい先史遺産(アーティファクト)を入手しましてね。これなんですが」

先史遺産(アーティファクト)『鏡身』<ボロン!

「...それは私の裸体に御興味がおありという事でしょうか?

でしたらわざわざ『鏡身』など使われずとも、あなたが脱げと言えば脱ぎますし、踊れと言われれば踊りましょう。

夜勤(夜伽)も否やはございませんが...その際には生家の都合上、最低限の責任(認知)は発生致しますね」

「責任(社会的制裁)...!? お願いです、ちょ、ちょっと待ってください!これは一体なんだ?どういう認識なんですかこの先史遺産(アーティファクト)。マールさんもご存知の通り一般常識とか死ぬほど疎くて...超田舎者なので」

ズザァ(土下座)

「なるほど左様で...それは早とちりを失礼致しました。主に医療関係者と性犯罪者が保有しております、『鏡身』は世界で1番数が多く有名な先史遺産(アーティファクト)で...透視撮影機ですから」

ヒュッ(呼吸困難)

「もしこいつをお外で御開帳した場合は...?」

「まず最寄りの女性が悲鳴を上げ、関係者及び腕に覚えのある方が結束して袋叩きにします。主に所有者の股間を」

ヒュンッ(玉袋)

「こ、この事はどうか御内密に...どうか...!!!」

「もちろん構いませんが...あ、実は1つだけ欲しいものが」

「なんなりと!き、金庫お開け致しやしょうか!?」

「いえ、商会長がいつも着用されてるカッターシャツなのですが...えー、あー...着心地が。良さそうだなと常日頃から思っておりまして」

「3桁発注してきます!!!」

「今着てる物1着で結構ですよ」

「...え?いやあの今もう私冷や汗とかでもう」

「なんでもと言いましたよね?」

「いや、えっと」

「3秒後に悲鳴をあげます、御覚悟を。」

「脱ぎます!分かりました!脱ぎます!!さぁどうぞマール様ァうへへぇ!(ヤケクソ」

「わぁい、えへへ///」

こいつ...!雇用主に追い剥ぎかまして笑ろとるw鬼畜やww

あれ?お前笑えないとかなんとか...そんなに可笑しいか!?少女に屈服した肌着のおっさんがww下も脱いだろかwww怖いからやらんが!!

《回想終了》


幼女を盗撮したとしてぺド=マクベスの汚名を着せられ屈強過ぎる建設作業員のみなさんにムスコをリンチされ、マクベス☆リゾートの汚いシンボルとして中央広場に全裸磔刑...

(※実際には医療関係者だと思われるだけ)

or先史遺産(アーティファクト)横領犯として斬首



後者一択だわwww


「このアホは書記官と法務官のいる場でボロボロの荷馬車による不法侵入者3名、うち子供1名が死にかけて居たので救命に使用したと真顔で供述しやがりました。

当然2秒で虚偽認定されて死刑が確定しました。

が、私だけは!私だけは無二の親友(強調)を信じていたので先史遺産被使用者の訪れを祈り、処刑を公開とし広く情報を流しつつ可能な限りの時間稼ぎを行っていた次第であります!私だけは信じていたので!!大事な事なので2回言いました!!!」

「おぉ...マクベス殿...私はこの大恩に報いたい、何かないだろうか?(号泣)」


公爵閣下!ぼく今すぐおうちに帰りたいです!!!


「国王陛下御来臨!一同、控えぇーー!」


はぁ...せやろなぁ...

国王様か〜始めて見るわ〜なんでこっち来るねん

「なぁ逆賊伯、国王陛下こっち来るねんけどワイらなんぞ臣下の礼とか取らんでええのんか?」

「黙れ横領商、とりあえず頭下げろ頭、上げろって言われるまで上げんな、返答を求められない限り返事はハッ!だ」

ナイスアドバイス!まぁワイらもともと首と手しか動かへんけどな!


「君がトド=マクベスかね?」

「はっ!」

「娘はやらn<グシャァ!!>ぐわぁぁぁぁぁ!!!」

「はっ!?」

「 始 め ま し て 国王陛下 」

ガッ!「ア゛ッ」

「ハッ!」

「私マクベス商会にて副会長を務めております」

ゴリッ!「オ"オ"ォ」

「ハハッ!」

「陛下の遠〜い遠い親戚のマールと申します」

グリグリ...「アガガガガ」

「ハハハハッ!」

以 後 お 見 知(グリグリグリグリグリ) り 置 き を(グリグリグリグリ)

「待ッア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ヤメ...」

「ハッハッハッ!」

「クーデターをお望みですか?父上♡(小声)」

首筋にクナイset!

「わ、わかった!わかりました!遠い遠い親戚のマールさん!邪魔しない、邪魔しないから!」


なんか視界に映ってはいけないものががが...ッ!!!


横領商『おい逆賊伯!うちのマールさんヒールで陛下の足の甲を陵辱してないか!?あと返事これでええんか?!共犯者がノリノリで合いの手打ってるみたいになってない??(アイコンタクト)』

逆賊伯『目ん玉そっ閉じ(対話拒否)


「陛下、当商会の長トド=マクベスはここ伯爵領にて飢餓を祓い、流行病を鎮め、竜を墜とし、伯爵を改心させ、さらに公爵令嬢を救い、伯爵の嫌疑を晴らし、国軍の暴走を諌め、王国に多大な貢献をしております。私の本懐に必要な爵位...おわかりですね?(圧)」


あーそんな事もあったなぁ強欲ピザを改心させたのは私じゃなくて娘さんのビンタだけどなww


「トド=マクベスよ、おもてをあげよ」

「ハッ!」


「国王陛下におかれましてはご機嫌麗シュー?あれ?ロバート?」

「その功績を讃え辺境伯に...トウドウ?」

なんか顔上げたら王都の飲み友がおるんやけど...

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