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#1:目覚める。

初投稿です。よろしくお願いします。

2026/04/14 話の題名と内容を少し変えました。

「………ん……ふ、ぁぁあぁ……」

私は眠たい体を無理やり起こして背伸びした。

カーテンの隙間から差し込む朝日が目を直撃する。

「眩しっ」

ベッドから降りてパジャマをポイポイ脱ぎ捨てて、体操服に着替える。

制服は…まぁ、あとでいっか。

部屋のドアを開けて外に出る。


ごんっ


鈍い音がした。

寝ぼけ眼で音の方向を見ようとするけれど、首がなぜか動かない。

そこで私は一つの可能性に多いあたり、体ごと後ろに引いた。

すぽっ、とでも聞こえてくるように“角”が抜ける。

「またやっちゃった……気をつけないとな」

これ以上この壁に穴を開ければ大きな問題になる。

自分を戒めつつ、改めてリビングに向かう。

「ん、おはよう」

そんな声が聞こえてくる。

毎日早起きだなぁ。

「おはよ、今日も早いね」

「そりゃあ朝ごはんの準備しないといけないからね」

そう言いながら台所でフライパンを傾けるのは寺乃(テラノ) 麗日(レイカ)

私と同居している少女であり、私の通う県立古竜高等学校のクラスメイトであり、生徒会長でもある。

文武両道、成績優秀、完璧万能で逆に何ができなのか思いつかないほど何でもできる凄い人。

ちなみに私の名前は鳥倉(トリクラ) 慧羅(ケイラ)

力が少し強いこと以外はごく普通のJK……でもないか。

「そういえば、さっき凄い音したけど何の音?」

「寝ぼけて壁にぶっ刺さった音」

「またかよっ、気をつけなよ?」

「分かってるって、あ、いい匂い」

私は麗日の言葉に適当に返事しつつ、美味しそうな匂いを漂わせる麗日に後ろから抱きついた。

「おわっ、と。危ないってば」

「麗日……美味しそう……..」

「ふふっ、それはどちらかといえばこっちのセリフだってば」

そんなやりとりを交わしながらぼんやり朝を過ごす。

やがて朝ごはんが完成して、2人で食卓についた。

『いただきます』

「そういえば今日はお仕事ないんだ」

「うん。最近一緒に朝ごはん食べてなかったから、今日は一緒に食べたいなって思って昨日全部終わらせた」

「ふふっ、ありがと♪」

「いえいえ」

口の中にスクラブルエッグを運ぶ。

旨味を広げながら口の中でふんわりと溶けていく。

「やっぱりご飯美味しい」

「もちろん。私が作るんだから当たり前だよ」

「そういうと思った」

えへへ、と2人で笑い合う。

こういう瞬間にふと、幸せだなぁと感じることがある。

そう考えると、6600万年前から地球に舞い戻ったのも悪くはないと思える。

そうして私たちは朝ごはんを完食して、準備を終わらせて学校に向かった。


▷▷▷


「あ、おはよー会長」

「おはよう二兎さん、今日も早いね」

「そりゃ足が速いのが取り柄だからね」

ふんすと自慢しているのは折観(オリミ) 二兎(ニト)ちゃん。

めちゃくちゃ足が速い。50m脅威の3秒台。

陸上部はやっきになってスカウトしようとしているが、彼女は既に文芸部に入っている。

「今日体育何限目?」

「三限目」

「おっけ、それまで寝てま〜す」

「よく生徒会長の目の前でそんなことが言えたな、締めるぞ」

「冗談ですやん(冷や汗)......流石に最強の"暴君竜"の目の前で堂々授業中睡眠する勇気は無いって」

暴君竜。

二兎ちゃんは麗日のことをそう呼んだ。

それは間違いではない。

唯一違うのは、麗日が...私たちが竜だったのは6600万年も前ということ。

気づいた人もいるかな?

そう、私たちは―――




―――恐竜の、生まれ変わりだ。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

登場するキャラはもちろん全員恐竜です。これから何人増えるだろうと今からビビってます。

これからどうぞ、よろしくお願いします。

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