結婚です!
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馬車の中で、ノアと改めて抱きしめ合います。
「ノア…ノア…!」
「ユリア…あのね、ユリアに渡したいものがあるんだ」
ノアがポケットから小さな箱を取り出して開けます。そこには…オルティス公爵家の妻だけがつけることを許される、オルティス公爵家に代々伝わる指輪がありました。
「ノア!これ…!」
「両家の両親にはもう許可を得ている。学生結婚、しよ?」
思わぬノアのサプライズに、思わず涙が溢れる。
「うん、うん…っ!」
こうして私達は、学生結婚することになりました。
ー…
時は過ぎ、私とノアの結婚式です!
「ユーナ、よく似合っているね」
ハリーが私のウェディングドレスを褒めてくれます。
「ハリー、ありがとう」
「義姉上、おめでとうございます」
アベル様が祝福してくれます。
「アベル様、ありがとう」
「ユリアナ。幸せになってね」
マリアナお姉様が私の幸せを願ってくれます。
「はい、マリアナお姉様。ありがとうございます」
「いやぁ、まさか俺達よりも先に結婚するとはな。こりゃあ驚いた」
アルバート様も来てくれました。
「アルバート様、来てくださってありがとうございます!」
「サプライズも用意してるぜ。楽しみにな」
ウィンクしてくるアルバート様。
そして。
「ユリア、お待たせ!」
「ノア!」
タキシード姿のノア。なんて幸せなんでしょう。
「さあ、行こう」
「うん!」
ノアとバージンロードを歩き、神様の前で神父様に導いていただき、誓いの言葉を交わします。
「僕、ノア・オルティスは永遠の愛をユリアナ・オルティスに誓います」
「私、ユリアナ・オルティスは永遠の愛をノア・オルティスに誓います」
こうして私達は、夫婦となりました!
結婚式は恙無く終わり、次は披露宴です。
「二人とも本当におめでとう」
「ありがとうございます」
「さあ、サプライズの時間だぜ!」
そうしてアルバート様が指を鳴らすと、空に色とりどりの光のお花。花火です!
「わあ!」
「クラッカー代わりにな。いけてるだろ?」
「はい!ありがとうございます!」
「ユリア」
「なあに?」
「愛してるよ」
ちゅっ、と、私の頬にキスをするノア。これからも、私はこの人と共にずっと一緒に幸せでありたいと思います。
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『主人公気質なわけでもなく恋愛フラグもなければ死亡フラグに満ち溢れているわけでもない至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます』
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『一国の姫として第二の生を受けたけど兄王様が暴君で困る』
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