549 経験談2
お義母さんターン
「は〜い、けんちゃん久しぶり〜」
さて、次はお義母さんに電話でも・・・なんて考えていたらその本人が訪ねてきた。なんてタイミングのいい・・・
「結婚式ではお世話になりました」
「いいのよ〜、可愛い娘の晴れ舞台だしねぇ」
「ありがとうございます」
とりあえず中に入って貰う。入ってすぐにだんだんと大きくなってきた子猫のユキを愛でていたのでその間にお茶を入れる。
「妊娠した時のこと?」
「ええ、参考までにお聞きしたいなって」
「んー、悪夢は無かったわねぇ。あ、でも暁斗さんが、物凄くうなされてて何度か起こしたわね」
「そうなんですか?」
「娘が嫁に行く夢でもみたんでしょうねぇ」
あー・・・なんとなく分かるかも。お義母さん本人よりもお義父さんが色々心配になってそう。むしろお義母さんはどっしり構えてそうなのが予想出来た。
「遥香ちゃんもけんちゃんが取られる夢でも見たのかしら?」
「ええ、まあ・・・」
「ふふ、杞憂なのにねぇ。けんちゃんに浮気は無理無理」
「おっしゃる通り」
そう、俺に浮気なんて無理すぎる。そもそも遥香以外の女性を抱くというのがねぇ・・・なんかもう、無理すぎて。義息子のことをよく分かってる義母で何より。
「遥香ちゃん、小さい頃から本当に独占欲強くて、でもなかなか素直に甘えることが難しかったみたいだから、けんちゃんには素直になれてて良かったわぁ」
「そうですか?遥香はいつでも素直だと思いますが・・・」
「ふふ、それはけんちゃんだからでしょ?和也くんには尽くすだけだったのに今は尽くされて甘えられて大満足みたいよ。ちーちゃんも『パパダーイスキ!』的な感じだし、モテモテねぇ」
なんかからかわれてる気が・・・まあ、この人との会話はそういう感じにもなりやすいのだが。
「いっそ、そんな不安抱かせないように遥香ちゃん押し倒したら?もう、安定期入ったんだし、『俺の事だけ見ろよ!(キリッ)』的な?」
「キャラ違いません?」
「あら?でも、遥香ちゃんこういうけんちゃん好きでしょ?」
・・・否定は出来ない。確かに夜は強気の方が遥香も楽しめてる気がする。普通のイチャイチャもいいけど、そういうのも好きらしい。
「というか、流石母親ですね」
「むふふ、まあ、意外と遥香ちゃんは暁斗さんに似てるからねぇ」
・・・お義父さん、まさかお義母さんに似たようなこと強請ってない・・・よね?まあ、強請ってても俺にとやかく言うことはないが、まあ、確かにドSというか、強気なお義母さんはお義父さん好みっぽいなぁ。
そんな感じでとりあえず押し倒せ的なアドバイスしか貰えなかった。




