3話 〜流せなかった〜
チャリン、チャリンっ!
「なっ、、、ミナっ!?」
「ねぇ、居ないて言って!トイレっ」
「え!?おいっ?」
まさかヤバい人に……
チリン、チリン、
「あっ、マスター!?ミナ来ませんでした?」
「え〜とっ、居ないって言ってって言ってぇ……トイレだぁ」
ノリさん!?
いいの?
「は!?トイレですか?」
「いや、そう……かなぁ?ナミっ」
「私は知らないわよぉ?」
「そうかぁ、するとアユミが……」
えぇ〜!?私に振るぅ?
どっちにしても恨まれるやつじゃないのぉ〜?
「ま、じゃあトイレ開けますか?」
「いや、誰かしらは入ってるんで、ダメにしときましょう?」
「はあ?何か……」
ノリさんでも困るんだぁ?
「まあまあ、座って呑んじゃいなよぉ」
「店長、お疲れ様です。でもちょっとぉ」
「いいじゃないですか、一杯くらい?」
「まぁ、十文さんがそう言うなら」
「ふ〜ん、マモっちは俺には……ふ〜ん?」
「ほらぁ、いじけないの店長は?」
「まあね。でもナミちゃんいいの?」
「何?」
ああ!?そういえば……
ガチャ、
「あっ!?忘れてた」
「何ですか皆さん、またしてもトイレの前で?」
「いや、きっしー……カギ掛けてなかったんだ?」
「ええ、まあ」
「でも、今カギ開けましたよね?」
「そうなんですよ、カギ掛けられてましたからね」
「は?マスター……ミナはトイレなんじゃあ?」
「えっ、いやだからなんだったっけ?ねぇ店長」
「今度は俺かっ?」
セーフっ、私の指名じゃなかったぁ!
「ねぇ、いつまでトイレの前でやってんの?きっしーは出て来たんだからもういいでしょ?」
ナミちゃん、、、きっしーさんの目が泳いでいるわよぉ?
「ほらぁ、誰も居ないじゃないのぉ?」
バタンっ、
て!?ああ、ナミちゃん女優モードなんだぁ?
「じゃあ、ミナのヤツどこ行ったんでしょうねぇ?マスター」
「えっ、俺に聞かれてもさぁ」
「だって居ないて言ってって言ってて言ってたじゃないですか?」
言っての安売りかぁ〜いっ!?
「ホラっ、マモルくん他所を探しに行った方がいいんじゃないの?」
「はあ?ホントにホントっなんすよねぇ?」
「じゃあ見てみればいいじゃん?」
いや、マスターそれマズイって!
「そうしますよぉ」
「あ、私トイレっ!ああ、漏れそう」
恥ずかしいっ。
「え、ああ、すみませんどうぞアユミさん」
「ははぁごめんねぇ〜」
バタン、
もぉ〜、何でこんなことしてんの私。
「て、ミナちゃんどうしたの呆然として?」
「あ”ぁ”〜見ちゃった……」
まさか?
「アレ?」
うん、うん、て頷くミナちゃんは可愛いけど……
何かショッキングだったのね?
「マモマモは今帰るとこだからもうちょい待ってね?」
「ありがとうございます、アユミちゃん。あ”〜ぁ”」
まだ唸ってるし……笑
「ふぅ、っと……アレまだ居たの?」
「はあ、ちょっと見てからとて」
「えっ、嫌よ辞めてよぉ!?私入ったばかりなんだし?」
「いやっ、ごめんなさい。分かりました、 信じます。すいません」
何か……ごめん、マモマモ。
「じゃあ俺は……」
「またなマモっち!俺、漏れそうだっ」
て、店長ぉ〜!?
「行きますね?」
「ああ、来たら言っとくよぉ」
「はい……」
「いやぁ〜っ!店長ぉ!」
「えっ!?ミナ?」
バタ、
「はあ、はぁ、はぁ、あのオッさんわっ」
「ミナ……」
「あ”!?マモマモまだ……」
「てゆーか何が?」
「聞かないで、、、」
うん、そっとしてあげよう。
ダブルパンチだったのよね?
「そんでミナ?」
「もう、いいわ。気が紛れたし」
「そっか?良かった。なら座ろっか?」
「ええ……」
ははは、ミナちゃん辛そぉ〜?
目の前にきっしーさんって、、、
バタン、
「はあ〜スッキリした」
あ、店長……空気読んでね?
「で、ミナちゃん俺のを拝んだ感想は?」
「ぐぇ〜っ!?」
完




