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居酒屋なみのり  作者: マメ
居酒屋なみのり4

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3話 〜流せなかった〜


チャリン、チャリンっ!


「なっ、、、ミナっ!?」


「ねぇ、居ないて言って!トイレっ」


「え!?おいっ?」


まさかヤバい人に……



チリン、チリン、


「あっ、マスター!?ミナ来ませんでした?」


「え〜とっ、居ないって言ってって言ってぇ……トイレだぁ」


ノリさん!?


いいの?


「は!?トイレですか?」


「いや、そう……かなぁ?ナミっ」


「私は知らないわよぉ?」


「そうかぁ、するとアユミが……」


えぇ〜!?私に振るぅ?


どっちにしても恨まれるやつじゃないのぉ〜?



「ま、じゃあトイレ開けますか?」


「いや、誰かしらは入ってるんで、ダメにしときましょう?」


「はあ?何か……」


ノリさんでも困るんだぁ?


「まあまあ、座って呑んじゃいなよぉ」


「店長、お疲れ様です。でもちょっとぉ」


「いいじゃないですか、一杯くらい?」


「まぁ、十文さんがそう言うなら」


「ふ〜ん、マモっちは俺には……ふ〜ん?」


「ほらぁ、いじけないの店長は?」


「まあね。でもナミちゃんいいの?」


「何?」


ああ!?そういえば……



ガチャ、


「あっ!?忘れてた」


「何ですか皆さん、またしてもトイレの前で?」


「いや、きっしー……カギ掛けてなかったんだ?」


「ええ、まあ」


「でも、今カギ開けましたよね?」


「そうなんですよ、カギ掛けられてましたからね」


「は?マスター……ミナはトイレなんじゃあ?」


「えっ、いやだからなんだったっけ?ねぇ店長」


「今度は俺かっ?」


セーフっ、私の指名じゃなかったぁ!



「ねぇ、いつまでトイレの前でやってんの?きっしーは出て来たんだからもういいでしょ?」


ナミちゃん、、、きっしーさんの目が泳いでいるわよぉ?


「ほらぁ、誰も居ないじゃないのぉ?」


バタンっ、


て!?ああ、ナミちゃん女優モードなんだぁ?


「じゃあ、ミナのヤツどこ行ったんでしょうねぇ?マスター」


「えっ、俺に聞かれてもさぁ」


「だって居ないて言ってって言ってて言ってたじゃないですか?」


言っての安売りかぁ〜いっ!?


「ホラっ、マモルくん他所を探しに行った方がいいんじゃないの?」


「はあ?ホントにホントっなんすよねぇ?」


「じゃあ見てみればいいじゃん?」


いや、マスターそれマズイって!


「そうしますよぉ」


「あ、私トイレっ!ああ、漏れそう」


恥ずかしいっ。


「え、ああ、すみませんどうぞアユミさん」


「ははぁごめんねぇ〜」



バタン、


もぉ〜、何でこんなことしてんの私。


「て、ミナちゃんどうしたの呆然として?」


「あ”ぁ”〜見ちゃった……」


まさか?


「アレ?」


うん、うん、て頷くミナちゃんは可愛いけど……


何かショッキングだったのね?


「マモマモは今帰るとこだからもうちょい待ってね?」


「ありがとうございます、アユミちゃん。あ”〜ぁ”」


まだ唸ってるし……笑



「ふぅ、っと……アレまだ居たの?」


「はあ、ちょっと見てからとて」


「えっ、嫌よ辞めてよぉ!?私入ったばかりなんだし?」


「いやっ、ごめんなさい。分かりました、 信じます。すいません」


何か……ごめん、マモマモ。


「じゃあ俺は……」


「またなマモっち!俺、漏れそうだっ」


て、店長ぉ〜!?


「行きますね?」


「ああ、来たら言っとくよぉ」


「はい……」



「いやぁ〜っ!店長ぉ!」


「えっ!?ミナ?」


バタ、


「はあ、はぁ、はぁ、あのオッさんわっ」


「ミナ……」


「あ”!?マモマモまだ……」


「てゆーか何が?」


「聞かないで、、、」


うん、そっとしてあげよう。


ダブルパンチだったのよね?



「そんでミナ?」


「もう、いいわ。気が紛れたし」


「そっか?良かった。なら座ろっか?」


「ええ……」


ははは、ミナちゃん辛そぉ〜?


目の前にきっしーさんって、、、



バタン、


「はあ〜スッキリした」


あ、店長……空気読んでね?


「で、ミナちゃん俺のを拝んだ感想は?」



「ぐぇ〜っ!?」




                    完








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