ニートな女神と初めてのベテラン
どんな世界にもベテランとか、プロと呼ばれる人はいるよね。
そういえば、なんだかんだ言って『野菜大作戦!』のクエストも行き帰りの時間を合わせると1時間ちょっとくらいで終わったなと私は街へ帰りギルドで報告を済ませた後で思った。
たしか『花畑に咲く悪の花』のクエストがこの階層で3つあるボスクエストのうち1番難易度が低く、かつ最も短時間の1時間程度で終わるという話で、だから他の2つのボスクエストは少なくとももっとクリアするのに時間がかかるということになるわけだけど。
『野菜大作戦!』は、本来は前哨戦であるあの野菜の収穫戦闘で倒しても倒してもなかなかアイテムをドロップしない野菜モンスターたちと2時間くらい戦闘を続けることになるところを、私は100%アイテムドロップの恩恵の効果でさくっと終わらせてしまったわけで。
その後で待ち受けていたベジタブルキングとのボス戦も、きっとパーティを組んで戦闘に臨んだプレイヤー達でももっと倒すのに時間がかかることは間違いないだろう。
あのベジタブルキングを除草剤なんていうアイテムだけで倒したプレイヤーは私が初めてだったはずだ。ボスモンスターの倒し方としては邪道もいいところだし。
ちょっと大人気というか、神様気がなかったかもしれないと改めて自分がしでかしてしまったことに少しの後悔と反省をしつつも、もう終わってしまったことなのでとすぐに気持ちを切り替えた。
うん、こういう気持ちの切り替えは大事だ。
「さて、残る住人クエストは12件か。……いや、野菜のやつが意外と早く終わっちゃったしな」
ちなみにギルドで報告したところクエスト報酬として5000Gももらえた『野菜大作戦!』だったけど、もしも住人クエストが同じものを何度も受けられるとしても私はもう2度とやりたくないタイプのクエストだ。下手するとマジで野菜ノイローゼになるからね。
迷宮ダンジョンの攻略は夜になってからにしようかと思っていたけど、これならもう今から行ってしまうのもいいかと思った。
ただ、そのまえに私は最後の迷宮ダンジョン、特に迷宮ボスの情報を得ようと冒険者ギルドを出ると、フローリアの街の酒場を見て回った。
アイリッシュがいればいいなと思ったんだけど、どうやら彼女は今日はログインしていないか、あるいは他の階層にいるみたいで少なくともフローリアの街にはいない様だった。
プレイヤー全体のうち、情報屋と呼ばれるプレイヤーは100人もいないと言うが、先の階層にいるプレイヤーはもちろんそれより下の階層のゲーム攻略情報は網羅しているわけであって、だから情報屋探しと情報を手に入れる機会は先の階層に行くほど容易になってくる。
ただし、階層が進むとたとえ事前に情報を得ていても攻略が難しいフィールドやダンジョン、ボス戦やクエストなども多くなってくるのでそこら辺はどっこいどっこいだとも。
それでも第1や第2階層のように下の階層の初心者プレイヤーをカモにした情報屋や、単に初心者に親切な人もいるから序盤の階層でも探せば情報屋や、情報通な親切プレイヤーもいるにはいる。
「うーん、じゃあちょっと物知りそうな人探すか」
残念なことに今日この時間帯にはアイリッシュ以外の情報屋もこの街にはいなさそうだったので、私は街ですれ違うプレイヤーにの何人かに声をかけてダンジョンの情報を知っていそうなプレイヤーを探した。すると4人目に声をかけた見た目ずんぐりむっくりな男性プレイヤーから、それならあの人に聞けばいいとあるプレイヤーの名前を教えられた。
そのプレイヤーは五条皐月という名前の女性プレイヤーで、なんでもすでに50階層より先の階層に進んでいる超ベテランのプレイヤーの1人であり、彼女はこの第2階層がお気に入りの階層の1つでたまに足を運んでくるという。
「へえ、そんなプレイヤーがいるんだ」
「ああ。まあ俺たちはまだ第2階層までしか知らないけど、やっぱり階層を進むと色んな景色、色んな街を見ることになるんだろう。それで自分の気に入った階層や街に家を買ったりな」
「その、五条皐月さんもこの階層に家を持ってるんですか?」
「さあな、俺もそこまでは知らない。けどきっと街中で見かけたらすぐにわかると思うぜ。あと、皐月はよく花屋にいるって話だ」
「そうなんですね。わかりました、じゃあその人を探してみることにします。情報ありがとう」
「なあに、竜鱗の乙女と話したなんて仲間に言ったら結構羨ましがられるし、俺もまさか実在してるとは思っていなかったが」
ああ、もう、そうなんですね。
どうやら本当にこの階層にいるプレイヤーたちの間では私が、竜鱗の乙女とやらの通り名ですでに広く知れ渡ってしまっているみたいだった。
ただ、玲愛という本当のプレイヤーネームはまだばれていないっぽいけど。
「ちなみに嬢ちゃん、今何レベルなんだ?、迷宮の情報を欲しがってるってことはもう他のフィールドは攻略終わったんだろう?」
「はい。終わってますよ。レベルは……まあ、20以上とだけ」
「おいおいマジかよ。うーん、まあソロプレイならそんぐらいないとキツイってことだな。やっぱ」
「そうですね。私もそう思います」
そうして私は親切にベテランプレイヤーの情報を教えてくれた男性と別れると、男性の言っていた皐月というプレイヤーを探すためにフローリアの街の花屋を見て回ったいたら3件目でヒットした。
さっきの人が言っていたように五条皐月さんは、まあもう見てすぐにそれがその人であるとわかった。
見た目と言うか、装備がなんか凄かったから。
花屋の中で、店員さんから何かの花を買っているであろうその女性は、黄色と緑が入り混じったような振袖の着物を着ていた。
それで髪は茶髪で後ろに伸ばし、そこにオレンジ色の花をモチーフにした髪飾りを指していた。
私は店の前で店内にいるそのプレイヤーの姿を見つけると、店の中には入らずにその人が店から出てくるのを待った。
理由は、なんかその人が花屋の店員のNPCと楽しそうに話をしてたみたいだったから、そこに水をさすのはちょっと気が引けたのだ。
そうして待つこと10分。ようやく買い物を終えたその人が花屋から出てきたところで私は声をかけた。
「あの、すみません」
「はい?」
私が声をかけてその人が振り返ると、その人はすごく端正な顔立ちをしていた。
なんというか、そう。下界では日本と言う国に古くから伝わる言い回しで、大和撫子というのをそのまま再現したような美人だった。
もちろん、これはゲーム内のアバター、作られたキャラクターの姿だということは百も承知の上だったけども、むしろここまで美人を完全再現するほどにキャラクターメイキングをやりこんだのだとするならそれは凄いことだと思う。
いや、あるいはリアルの人もここまでではないにせよ美人な女性なのかも。
「あ、えっと。五条皐月さんですか?」
「ええ、そうですけど。あなた前に私とどこかで会ったことある?」
「あ、いいえ。初対面なんですけど。えっと、その、他の人からあなたがよく花屋に現れると聞きまして。その、ちょっと話を聞きたいな、と」
「あらそうなの。嫌ね、私がこの階層に来てることは仲間にも内緒にしてたのに」
仲間ということはこの人は少なくともソロプレイヤーではないのか。
というか、こんな序盤の階層にそんな凄そうな服着たままで来たらそれは話題にもなりますよって言いたかったけど、私自身それは同じことだったのでやめておいた。
私もドラゴンシリーズの装備でゲーム攻略してていつのまにか竜鱗の乙女なんて通り名が着いてたからね。
「それで私に聞きたいことって何かしら?」
「え、ああ、あの、実は私これからこの第2階層のダンジョンに挑もうかと思ってて。それでその、ダンジョンの情報を知ってそうなプレイヤーを探していたんですけど」
「え、それでわざわざ私を?」
「は、はい」
私はベテランプレイヤー、ようはゲーム内での私の先輩にあたるプレイヤーには敬意を払って、かつ正直に今までのいきさつを話した。
いや、そりゃあ本当はもっと色々聞きたいこととかあるけど、この先の階層のこととか、皐月さん自身のことについてとか、でもまあ今回の目的とは違うからね。
「うーん、教えてあげてもいいけど」
「あ、お金ですか?、情報料とか……」
「いいえ、それはいいのよ。でも、ねぇ、あなたってもしかして竜鱗の乙女?」
「え!?」
「最近こっちでよく耳にするのよね。全身をすごい装備で固めた女の子の噂」
「あ……はい。たぶんそれ、私です」
「やっぱり!、だって第2階層を攻略中のプレイヤーにしてはすごい装備だものね、あなた」
ああ、もうそれ以上は言わないでくれ。
まさか自分よりも大先輩のプレイヤーにまで覚えられているとは、人の噂っていうのは本当に凄い速さで伝達されていくな。
「もしかしてその装備って、ドラゴンを?」
「あ、はい。ソロで倒したら報酬の金の宝箱に」
「やっぱり!、どこかで見たことあると思ったのよねぇ」
「え?」
「あ、ううん何でもないわ。それよりも話を聞きたいなら場所を移しましょうか。私もあなたに興味が出てきたところだし」
「あ、はい」
皐月さんはそう言うと私たちは2人でフローリアの街を歩き始めた。
それで最終的に案内されたのがなんとこの街にある皐月さんの家、プレイヤーホームだった。
やっぱりお気に入りの階層だから家を買っていたみたいだ。
なんでもこの街で1番部屋数が多く、つまり1番大きな家らしい。おそらく値段も1番高いんだろう。
街のほぼ中央にあるのは、やっぱりそこにあるとどこへ行くにも何かと便利だという立地条件の良さもあるんだろうけど。
そして入った皐月さんのホームは、なんていうか花だらけだった。
そこかしこに観葉植物があったりして、彩り豊かですごく自然を感じた。
「花が、お好きなんですね」
「ええ。現実の家でもベランダとかにプランター並べていたりしてね。だって綺麗じゃない」
花が綺麗だという人の気持ちはわかるけど。
でも、これはちょっと行きすぎな気もしないでもなかった。
玄関から入って、案内されたリビングに行くまでの間で花の鉢植えは8個もあったし、リビングは部屋の中央にソファとかテーブルとかの家具はあったけど、隅の方にはもう花だけでなく木の鉢植えとかが本当にたくさん並べられて、一瞬ここは植物園か何かかと思ったほどだ。
私はそのリビングの黄色いソファの上に座らせられると、テーブルを挟んで対面のソファに皐月さんが座った。それから皐月さんからハーブティーというものをふるまわれた。リアルで飲んだことはまだなかったけれど出されたハーブティーはとてもおいしかった。
そしてそのハーブティーを飲み終えた時、皐月さんの方から話しかけてきた。
「それでえっと、あなたお名前は?」
「あ、はい。玲愛っていいます」
「そう、玲愛さんね。私の名前はもう知ってると思うけど私は五条皐月よ」
「あの、皐月さんのプレイヤー名ってなんかフルネームで漢字みたいですけど、本名じゃないんですよね?」
「ええ、よく聞かれるけどもちろん違うわよ。私のプレイヤー名は、まあ、仲間も皆同じような感じなんだけどね。ゲーム始めた最初のころは単に皐月だったわ。五条っていうのは後から付け足したの」
「へぇ、そうだったんですか」
仲間も皆同じというのは、皐月さんの所属するパーティの他のメンバーも漢字でフルネームのプレイヤー名ということだろうか。
そこにどんな意図があるのかわからないけど、まあパス太たちのように麺類の名前で統一していないだけまだまともかな。
いや、それはパス太たちがまともではないという意味では決してないのだけど。
「それで、あの、ダンジョンのことについてなんですけど」
「ああ、そうだったわね。えっと、第2階層の迷宮はね……」
皐月さんはすでに50階層も超えているという話だったけど、こんな序盤の階層のこともちゃんと覚えているというのはやっぱり記憶力の良さもあるんだろう。
私ならきっと第6階層に着くころにはもう第1階層のころの記憶とかさっぱり忘れてそうだし。
そうして私はそれから30分ほど、皐月さんからこの階層の迷宮についての情報を教えてもらった。とくに迷宮ボスの名前と攻撃方法についても詳しく教えてもらえて正直これ以上もないほどの情報提供をしてもらった。
が、もちろんそれがただというわけもなく逆に私の方も根掘り葉掘り聞かれた。
主に今までどんな風にゲームプレイをしていたのかとか、今現在のレベルと強さとかね。
「レベル25って、え、第2階層でもう?」
「はい。あの、私今のところソロプレイヤーなんで、それぐらいないと厳しいんですよ」
「ああ、そうだったわね。えっと……あなたがソロプレイヤーなのは噂で聞いて知っていたけど。でも、凄いわね。そのレベルならもう第3階層も普通に攻略できちゃうと思うわよ?」
「え、そんなにですか?」
「ええ。まあ、私はソロプレイの厳しさとかって逆に知らないから確証はないけど」
どうやらレベル25であれば、少なくともパーティを組んでいれば第3階層も余裕で攻略できるレベルらしい。
このゲーム、レベルを上げすぎて悪いということはそこまでないけどももしかするとちょっとソロプレイヤーであっても私は異常なのかもしれないと思った。
あんまりプレイヤーのレベルを上げすぎても、今度はゲーム攻略の難易度が下がりすぎて退屈になってしまうということは出来れば避けたいのだけど。
これだからソロプレイヤーは難しいのだ。そこらへんの調整が大変なこともあるから。
「あなたは、パーティに入ったり自分で作ったりするつもりはないの?」
皐月さんにそう聞かれた。
「今のところはないです。けどもやっぱり階層が進むとソロプレイってキツイですかね?」
「そうね。たぶん10階層くらいまでは頑張れば大丈夫だとは思うけど。それより先になるとたぶん1人では絶対にどうしようもない状況とか、出てくると思うわ」
「ですよね……」
私は半ば予想通りのその答えにそう返すしかなかった。けれども皐月さんは続けてこうも言った。
「でも、私が今仲間と攻略中の階層でも、まだソロプレイで頑張ってる人はいるわね」
「え、本当ですか!?」
「ええ。話をしたことはないけどたしか……」
なんと。やっぱりそれでも孤高というか、ソロプレイを貫く人もいるんだな。
いや、きっとその人も迷宮のボス攻略とかはどこかのパーティに臨時に加入したりとかして次の階層へ行ったりすることもあるんだろう。
しかしそれでも基本的にはパーティは組まずに1人で頑張るプレイヤーの存在を知って、私は素直にすごいなと思った。
序盤でも私は、ソロプレイの厳しさというのをもう結構味わっているのだけどゲーム中盤以降にもなればきっともっとそれは厳しさを増すだろうに。
「すごいですね」
「ええ。私もそう思うわ。でも、あなたも同じようなものだと思うけど」
「え?」
「少なくとも私は、ドラゴンをソロで撃破するなんて真似はゲームを始めたばかりの頃だったら絶対に出来ないって言ってたと思うし」
「ああ、まあそれは……運が良かったんですよ」
「ふふふ。なんだかあなた、うちのリーダーにちょっと似てるわね」
それはいったいどういう部分が似ているというのか、私は聞きたかったけど聞いたところできっとその人に会う機会はないだろうからね。それについて深くは聞かなかったよ。
けれどもそれから皐月さんからは他にも色々と話を聞かせてもらった。
自分がゲームを始めた頃の話から最近のゲーム攻略でやっちゃった失敗談とか。
あまり先の階層のことを教えてもらっても感動が減ってしまうだけだと思ってた私だけど、皐月さんから聞いた話はどれも面白くて私も早く先の階層に行ってみたいなと思った。
それから、気がつくといつの間にか時刻は午後4時になっていた。
どうやら知らず知らずの間に結構話し込んでしまっていたみたいだ。
「あ、もうこんな時間。ふふふ、楽しい時間っていうのは本当に早く過ぎていってしまうのよね」
「そうですね。あ、それじゃあ私そろそろ……」
「ええ。私もいったんログアウトしてリアルの方でやんなきゃいけないことがあるから。あ、ダンジョン攻略頑張ってね」
「はい。ありがとうございます」
「もし今度会ったら、1度手合わせしたいな」
「いや、それはちょっと……勝負にならないと思いますよ」
「そうかしら。話を聞いていたら玲愛さん、もう結構すごいプレイヤーの片鱗が見え隠れしていたと思うけど?」
「いやいやいや、それはさすがにないですよ。私なんてまだまだ……」
皐月さんにはもちろん私の神様の恩恵の効果や、スキル等のことは話していない。
だけどそれでも私が話した僅かな情報から私のそうした異常な強さというか、そういうのを本能的に察知して指摘してくる皐月さんは間違いなくこのゲームのベテランだった。
私は皐月さんについて、今のレベルやその他のことについてもほとんど何も知らないが、たぶんどれだけハンデをつけてもらった上で彼女と決闘をしても、今の私では絶対に勝つことなど出来ないだろう。
私と彼女にはそれだけの実力の差というか、大きな壁が存在することはこうして会って話を聞いているだけでも十分にわかったし。なんていうか、もう強者のオーラとか風格っていうのが出てるんだよね。
きっと皐月さんはレベル500とか普通に超えてるんだろうとは思う。到達階層が50階層を超えているプレイヤーとかなら普通に。
「今日は色々と教えてくれて、本当にありがとうございました」
私は皐月さんのホームを出たところで彼女に最後にもう1度お礼を言うと、皐月さんもこっちも久々に初心者プレイヤーと話せて面白かったと言って、ホームの前で笑顔で私のことを見送ってくれた。
それから私はまっすぐに街の北東門を目指し、沼地のフィールドまでやってきた。
今から沼地を抜けて迷宮を攻略しに行くと、短く見積もっても絶対に攻略は夜遅くまでかかってしまうだろうとは思ったけど、でも私は行くことにした。
せっかく皐月さんから迷宮のあれやこれについて詳しく教えてもらったのだし、聞いた情報を忘れてしまう前にさっさと行ってさくっと攻略を済ませてしまうことにしよう。
私がそう考えるのも理由はあって、どうやら第2階層の迷宮のボスについては話を聞く限りそれほど怖くないというか、むしろ今の私なら楽に倒せるんじゃないかと思ってしまったのが大きな理由の1つだった。なぜそう思ったのかについてはまた後で話すけど、少なくともドラゴン戦よりは苦戦せずに済みそう。迷宮の場所については、昨夜の沼地の探索中にもう確認済みだからすぐに行ける。回復アイテム等の補充についても万全だ。
「……よし、行くか」
こうして私は第2階層のラストダンジョン、迷宮へと向かうのだった。
次回、玲愛は第2階層迷宮の攻略へと向かう。
<ちょっとした設定話>
今話で登場したベテランプレイヤー、五条皐月さん。
到達階層は55階層。メイン武器は刀(日本刀)。
ちなみに最初はプレイヤー名がただの皐月でしたが、これは彼女のリアルでの誕生日が5月だったため。
(日本の旧暦では5月のことを皐月という。)
五条という苗字も、5という数字をさらに印象つけるために加えられたものです。
彼女のパーティメンバーについても、同じようなネーミングのつけ方でプレイヤーネームがついていますが、今後本編内で登場・紹介されるかどうかはまだ未定。
……ちなみに皐月さんの今のレベルは500は普通に超えてます(笑)




