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Sクラスとの対面




理事長室を後にした後、ようやく俺たちは今回一緒に学ばせてもらうSクラスの教室に案内してもらった。案内してくれたのはそのSクラスの担任のシーラ・ソリッドという先生で、マテリア先生よりも少し年若?な感じの先生でなじみやすそうな先生だった。



「では、私が入るよう言いましたらお入りになってください」




シーラ先生はそういうと教室の中に入った。中で、何やら生徒達に説明などをしてたが、どう説明していたかまでは聞き取れなかった。しばらくするとシーラ先生が教室の扉をあけ、入ってくるようお願いしてきた。




「失礼します!」




マテリア先生がそう言いながら入り、それに合わせて俺たちも一言言って教室に入った。見ると、中にいたSクラスの生徒達はみんな俺たちのことを不思議そう...というか、興味ありげな表情をして観察していた。





「エノルド学園の皆さん!おはようございます。こちらにいる生徒達が、今日から1ヶ月間こちらでお世話になるメルゲン学園の生徒達です。私はこの子達の担任を任されているマテリアと申します。どうぞ生徒共々よろしくお願いします!」




マテリア先生が軽く挨拶をすると、拍手が送られてきた。どうやら歓迎はされてるみたいだな。




「ありがとうございます。では、生徒の皆さんは席におつきください。机にそれぞれ名前が書かれていますのでその通りに座ってください」




最初俺はもともと20人しか入れない教室なんじゃないかって思ってたけど、そうではなく、その教室は20人ではあまりあるほどの大きさだったため、たとえ外部から生徒が来ても大丈夫なくらいの広さは持っていた。うちの教室より広んじゃないかな?




席順はエノルド学園の生徒の横にメルゲン学園の生徒、つまり俺たちが座る形となった。親睦を深めるためらしい。


”エ”:エノルド学園  ”メ”:メルゲン学園





                 教卓


    エ   メ   エ   メ   エ   メ   エ   メ





                          各列それぞれ5人ずつ






図で表すとこんな感じだ。





俺は一番廊下側の席についた。で、前から2番目に座ってる。1番前にはミリアが座っていた。





「皆さん席につきましたね。では1ヶ月間はこのような席順でやっていきますのでよろしくお願いします。では、少し休憩の後、授業に入らせていただきますので、準備を忘れずにお願いします」




シーラ先生とマテリア先生は授業の準備のため、教室から出て行った。そして残ったのは2つの異なる学園の生徒達40名。なんというか......気まずい雰囲気が流れ出てる。そりゃそうか......見ず知らずの生徒同士でこんな感じになるのは当たり前。むしろ何も気にせずにいる奴の方がもっとーーー




「私ルナ!ねね?こっちってどんな授業やってるの?魔法とかたくさん使ってる?魔道具とか作ってたりする?どっかに探検に行ったりする?ど〜なの?」




「え!?え......えっと......」




......そういえばいたな。空気をまるで読まないお気楽者がうちには......。とりあえず相手が困ってそうだから助けに行った。




「ルナ......その辺にしとけ。相手が困ってるだろ......。悪い。こいつは普段からこんな調子だが、良い奴なんだ。仲良くしてくれると嬉しいな...」




「あはは.......そうなんだね。気をつけるよ。それで、君は?」




「セレン・ディクトリア。先に言っておくと俺は平民だ。Sクラスで平民は珍しいかもしれないけど、仲良くしてくれるとこっちとしては嬉しい。よろしくな」




「平民か......本当に珍しいね。うんよろしく。俺はモルツ・フォン・レディスンだ。モルツって呼んでくれ」




そうお互いが言葉を交わして、がっしりと握手をした俺とモルツ。それが皮切りとなったのか、少しずつ俺たちメルゲン学園の生徒と、エノルド学園の生徒が軽くではあるが会話をするようになり、最初に出ていた居心地の悪い空気は消し飛んでいた。




「ふふ......ありがとうございます。セレン様、ルナさん」




「ああ、ミリアか」




「ミリアも誰かと話した?」




「わたくしは......何故か話しかけようとすると何処かに行ってしまうんです......。わたくし、嫌われてるのでしょうか?」




少し悲しそうな顔をしたミリア。嫌われてるわけじゃないと思うけどな。多分だが......。




「最初の頃の俺たちみたいな感じだろ?」




「え?」




「最初の頃の俺たちってミリアのことを”クラスメイトのミリア”じゃなくて”バララニア王国第3王女のミリア殿下”として接してただろ?それと同じ感じってことだよ。誰でも最初はいきなり王女様に話しかけられたら萎縮すると思うぞ?」




「わたくしは皆さんと仲良くしたいだけですのに......」




「私たちがみんなにミリアと仲良くするよう言いまわってあげるから大丈夫!その代わり、ミリアも自分で言うんだからね?」




「ふふっ...ありがとうございます。がんばりますね!」




さっきまでの泣きそうな顔ではなく、花が咲いたような笑顔を見せたミリアはなんとも可愛らしかった。やっぱミリアは笑ってるのが1番だ。




そして、授業開始のチャイムが鳴った。いよいよ授業の開始だ!













【この小説を見てくれた読者さんへ】



見てくれてありがとうございます!



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逆につまんない!楽しくない!という方も



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皆さんのご期待に応えられるよう頑張りますので何卒



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