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転生魔術師は異世界を存分に満喫する〜何故か神々に気に入られ、チートになった件〜  作者: リューク
第2章 幼年期 王都立メルゲン学院編
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入学式は睡魔との戦い?




「......変なとこないよな?」



俺の部屋で真新しい制服に身を包んだ俺は鏡で自分の服装と髪型を確認していた。髪と言っても特にこれといったことはして無く、単に寝癖等が無いか確認する程度だ。制服も問題なさそうだ。サイズもピッタリだし、しっかりと着こなしてる。とりあえず、これで良いな。





「寮の荷物はちゃんと持った?」



朝食をとってる時に、母さんに寮に持っていくもので忘れ物がないか聞かれた。寮と言うのは、メルゲン学院に併設されている生徒の寮のことだ。生徒は原則としてこの寮に入らなければならない。学院側はより生徒間での交流を深めて欲しいからという狙いでこの規則をつけたらしい。



「うん。忘れ物もさっき確認したからないよ......ってか思ったんだけど忘れても俺、取りに戻れるから関係ない気がするんだけど......」



「ふふ、そういえばそうだったわね。でも入学初日から忘れ物だなんてカッコ悪いでしょ?だから忘れ物はだめよ?」



「わかったよ」



そう言われ、改めてもう一度荷物を確認して、問題ないことを確認した俺は朝食を食べ終え、荷物を持って外に出た。




その後、ルナと合流し、俺たちは父さんや母さん、(今回は父さんも帰ってきていた。息子の晴れ姿を一目みたいだとかなんとかで)ルージュや村長さんと村の人たちに別れを言って、いつものように俺は【空間移動(テレポート)】を使って王都に向かった......。






王都についた俺たちはそのまま寮に向かった。先に荷物を下ろさないと何もできないからな。その寮もまたでかかった。階数が4もあり、奥行きも凄くあった。入り口にいた寮長に部屋の場所を聞いたところ、部屋は男女別でそれぞれ1部屋に同クラスの生徒3人が相部屋となるらしい。




「セレンとは別の部屋か〜。なんか寂しいな〜」




「こればっかりはしょうがないな。さすがに男と女が同部屋はなんかまずい気がする......」




「な〜に〜?セレンってば私のことそんな風に見てたのかな〜?」




「んなわけあるか!!」




前にも言ったが、今の俺はルナのことをどうしてもそんな風には見れん。幼なじみという事もあって普段からこいつに振り回されてきたことが原因かもしれない。なんというかルージュの他にもう一人妹がいるような感覚だった。だから女としては見れん!



部屋の場所を聞いた俺たちは一旦別れ、荷物を置いたらまた合流するという流れにした。俺の部屋は2階だったため近くの階段で2階に上がった。少し歩き、俺の部屋の前についた。もしかすると、誰か居るかもしれなかったから一応ノックした。......返事が無かったため中に入った。部屋の中はそれなりに広く、日本で言う畳12畳と言ったところだろうか?ベッドが3つ用意してあり、それと同じように生徒用の机も3つ用意されていた。3人で住むには十分すぎるな......。



他の2人はというと、まだ俺以外の荷物がないことからまだ来てないんだろう。来るのを待ってても良いが、ルナを待たすと後でグチグチ言われるため、それはやめといた。






入学式は滞りなく終わった。この学院の学長が始めに挨拶をし、祝辞を述べていた。それは良いんだがやはり、前世と同じで眠くなる......。そして、新入生代表の言葉をこの学年の首席である、生徒がこの学院に送っていた。名前は長すぎて理解できなかった......というのは建前で、実際は眠気を抑えるのに必死で耳に入らなかっただけだ。ただ一つ分かったのは首席は女の子だと言うことだけだ。



「ふ〜やっと終わった〜」



ようやく入学式が終わり、少し肩の荷が降りた。眠かったとはいえ、気を引き締めてはいたため、肩が少し凝った。



「これから教室に行くんだよね!楽しみ〜!どんな子がいるかなー?」



「相変わらず元気なこった......」



いつもの調子のルナを相手にしながら、俺たちは1ーSの教室に向かった......。




短めですが、切りがいいのでここで一旦切ります。

次回はクラスメイトとの対面です。

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