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ニックと共に



「・・・・・・は!?死んだ?」


理解が追いつかない。それはそうだ。いきなり自分が死んだなどとすぐに納得できるはずがない。


「まあ無理もないよね。死んだ人は皆そういう反応するよ。君はあの時人を助けようとして、そのまま亡くなったんだよ。自覚がないかもしれないけど」


「そんな・・・・・・」


これを受け止めるには時間がかかりそうだ。信じがたいがニックが嘘を言ってるようには見えない。表情を見る限り、少し悲哀の感情が読み取れた。彼なりに自分を慰めようとしてくれたのだろうか?まあそれは置いといて俺には

聞いておくべきことがあった。


「・・・・・・あのおばあさんは助かったのか?」


「ああ・・・・・・うん。怪我はしたみたいだけど助かったみたいだよ」


「そうか・・・・・・よかった」


あのおばあさんが無事だっただけまだ良かった。これでおばあさんまで亡くなったら、俺はただ無駄死にしただけになってしまう。少し肩の力が抜けた気がした。


「まあとりあえず、案内するからついてきて。詳しいことはついてから話すから」


「ああ、わかった」


そう言って、頭の整理をしながら俺はニックの後をついて行った。


ーーー歩くこと10分


「着いたよ。ここだよ」


俺の目の前には現代で言う教会だ。外装は真っ白なため近くで見ないと背景と同化して見えなくなるらしい。


「結構でかいんだな。きれいだし。」


「まあ、中は普通というか何もないんだけどね。とりあえず中に入ろうか」


ニックに促され俺は教会の中に入った。中はニックが言ったように殺風景な物だった。部屋の中央に大きな丸いテーブルがありそこに椅子が並んでいるだけで後は全くと言っていいほど何も無かった。


「すごく殺風景な部屋だな。それにしても誰も居ないのか?」


「ああそうだね。ちょっと待ってね」


ニックはそう言うと少し息を吸い込んだ。そしてーー


「みんな!!連れてきたよ!!!」


そう叫んだ。すると、テーブルの周りを柔らかい光が包んだ。そして次第に光が強くなっていく。思わず俺は目を瞑った。あれを裸眼で見たら、目が焼かれる。そう感じたからだ。目を閉じ光が消えるのを待っていると、


「おお!来たかね!ようこそ!」


「ヘ〜意外といい顔してるじゃない!結構好みねあたし!」


「ちょっと!?何を言ってますの!?神たる者そのような・・・・・・」


「ガハハハ、我には才能に満ち溢れた未来ある少年にしか見えんがな〜」


「・・・・・・すぅぅぅ〜〜ぐぅぅぅぅ〜〜」


「はぁ〜お前はなんで寝ている?」


光の中からなんと言うか個性的な声が聞こえてきた。声を聞くに6人はいる。そしてだんだんと光が消えていく。そろそろいいかと俺も改めてゆっくりと目を開けると、そこには読み通り6人の人物が椅子に座ってこちらを見ていた。


「この人たちは一体?」




次回はいよいよ神とのご対面です!

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