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地球真拳カミカゼ ~ま、まさか!?→そのまさかよ!!~  作者: 関 涼太郎
第七話『決戦前夜! 狙われた地球真拳!』
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5 夫婦対決! ヤエベニ対ハリー!

「とおっ!」


 掛け声とともに跳躍する神風(かみかぜ)サクラ。

 太陽を背に、空中でクナイをかかげる。


(にん)(ちゃく)ッッッ!!!」


 サクラの身体を光が覆う!

 JKセーラー服から瞬時に流線型パールピンク装甲姿へ!

 超硬質忍者装甲をまとった――彼女の今の名は!


「装甲くノ一・ヤエベニ!」


 名乗りを上げ物理手裏剣を連続投擲(とうてき)

 処刑人ハリーを八枚の手裏剣が襲う!

 ハリーは石畳を転がりこれを回避!

 起き上がりざまにフトコロからリボルバー拳銃を取り出し、発砲!


 BANG! BANG! BANG!


 ヤエベニは空中でスラスターを噴かし弾丸を直角に回避!

 さらに物理手裏剣を投擲する!

 ハリーは横に駆け手裏剣を回避しつつ、上空のヤエベニへ弾丸を撃ち込む!


 BANG! BANG! BANG!


 リボルバー拳銃の弾が切れる!

 ハリーは狛犬(こまいぬ)の陰に隠れリロード行為!

 ヤエベニはその隙を狙い右腕装甲を展開!

 エネルギー光弾を形成、発射!


 チュドオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!


 光弾が直撃し粉々に砕け散る狛犬!

 ハリーは間一髪狛犬の陰から脱出!

 次の狛犬目がけ再び駆け出す!


「罰当たりなことをする……子供の教育に悪いぜ」

「そう思うなら逃げ回らないで頂戴!」


 チュドオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!


 もう一方の狛犬が爆散!

 その陰から脱出したハリーは石灯籠(いしどうろう)の列を盾に走る!


 チュドドドドドドドドドドドドドド!!


 ヤエベニは機関銃のごとくビーム手裏剣を連射!

 ハリーを追いながら射線上の石灯籠を破壊していく!

 砕けた石片が周囲に飛び散る!


(一見俺を狙ってはいるが……()()()()()()()()()()()

 隠れる場所をなくした上で俺にフルチャージ弾を撃ち込む腹積もり!

 だが……甘い!)


 BANG!


「――ッ!?」


 ヂュインンンッッッ!!!


 滞空していたヤエベニが弾き飛ばされる!

 ハリーの撃った弾丸が命中したのだ!

 ビーム手裏剣を走って回避しつつ、石灯籠と石灯籠の合間から狙撃!

 人間技ではない!


(この状況で当ててくる……!?

 合成されたガンマンは余程の腕だったみたいね……!)


 頭部装甲の下で静かに吐血するヤエベニ。

 装甲越しに伝わる悪魔的殺人ダメージ!


(近すぎる……? いえ、これ以上離れれば奴も有効射程から外れる!)

(そうだとも……! お前に撃たれる距離ならば……俺もお前を撃てる!)


 BANG! BANG! BANG!

 チュドドドドドドドドドドドドドド!!


 マグナム弾とビーム手裏剣の応酬!

 互いに動き回りながら相手を捉えんと射撃行為!


「隠れる場所のない空中! お前の方が不利じゃないか?」

「全く……さっさと弾を切らせなさい!!」


 ハリーはリボルバー拳銃からライフル銃へと武装を変えヤエベニを狙う!

 その隙にヤエベニは背面に装着された機械手裏剣を起動!


「斬り裂け! ブースト手裏剣!!」


 機械仕掛けの大型手裏剣が放たれる!

 シャフトから外れた暴走プロペラ的に手裏剣がハリーへと向かう!

 ――しかし!


 BANG!!!


 ブースト手裏剣は芯を撃ち抜かれ崩壊!

 爆発とともに木っ端ミジンコと化す!


(奴が俺との距離を詰めないのは――俺の地球真拳を警戒してのこと!

 一発でも地球パンチを当てれば俺が勝つ!)


 ハリーがライフル銃のリロード行為!

 ヤエベニはビーム手裏剣を撃ちながら上空を旋回!


 BANG!!! BANG!!! BANG!!!


 続けて放たれるライフル銃!

 連射間隔こそ長いものの、ヤエベニの位置を正確に狙う!


(そう……地球真拳は格闘戦において最強!

 このまま奴の弾切れを狙い、遠距離戦で仕留めるのが理想!

 けれども……確実に一撃を入れるためには!)

(そうだ……俺に一撃入れるには)


((()()()()()()()()!))


 ヤエベニは回避に専念しつつ、再び人工忍者知能搭載のブースト手裏剣を射出!

 今度は同時に三機!


 キュイイイイイイイイインンンンンンンン!!!

 キュイイイイイイイイインンンンンンンン!!!

 キュイイイイイイイイインンンンンンンン!!!


 高速回転ブレードの悪魔的殺人音!

 正面、右、左の三方向からハリーに迫る!


 BANG!!!


 ハリーが正面のブースト手裏剣をライフル迎撃!

 左右から挟み込むように迫るブースト手裏剣は跳躍回避!

 回避されたブースト手裏剣は搭載された人工忍者知能により軌道修正!

 再びハリーを狙う――かに思われた次の瞬間!


 ギャリギャリギャリギャリギャリギャリ!!!


 ブースト手裏剣は大鳥居の根元を切断!

 巨大質量はバランスを失いハリーの元へ倒れる!


「派手なことをする……!」


 ライフル弾での迎撃は不可能!

 ハリーは迫る鳥居の範囲外に退避!


 ズズウウウウウウウウウウウウウンンンンンン!!!


 地面との衝突で鳥居が砕け大地を揺らす!!

 間一髪回避に成功したハリーがヤエベニの位置を確認!

 しかし上空にその姿はなし!


「!」


 視線を地上に戻す!

 砕けた鳥居!

 舞う土煙!

 ヤエベニはここに潜んでいる!

 ライフル銃を構えんとするハリー!

 だがそれよりも早く物理クナイが飛来!

 同時に六本、扇状に迫る!


「ちいい!」


 ハリーは迎撃・回避を諦め防御行動!

 ライフル銃を盾にクナイを受け止める!


 チュドオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!


 ライフル銃が爆発!

 対象に刺さった瞬間に爆発する非人道的改造クナイだ!

 吹き飛ばされ石畳を転がるハリー!

 爆発の瞬間、咄嗟に体内地球パワーを操作!

 防御力を上げひき肉ミンチ死を回避!


(今が攻め時!)


 瓦礫の陰から飛び出すヤエベニ!

 転がるハリーを追い改造クナイを連続投擲!


 バゴン!!!

 チュドオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!


 迎撃され途中で爆発する改造クナイ!

 体勢を立て直したハリーによるショットガン発砲だ!


 バゴン!!! バゴン!!! バゴン!!!


 迫るヤエベニへショットガン連射!

 ヤエベニは急上昇しこれを回避!

 ハリーの頭上を取りビーム手裏剣を連射!

 周囲に逃げ込む遮蔽物なし!

 ビーム兵器を実弾で迎撃するのは困難!

 命中確定か!?


「地球真拳……地面返し!!」


 ハリーは地球真拳を発動!

 剥がした石畳をマントのごとく頭からかぶりビーム手裏剣を防御!

 そしてすぐさま石畳の屋根から飛び出し、上空のヤエベニへショットガン連射!


 バゴン!!! バゴン!!! バゴン!!!

 ヂュインンンッッッ!!!

 ヂュインンンッッッ!!!

 ヂュインンンッッッ!!!


「――ゴブウ!?」


 散弾がついにヤエベニへ命中!

 装甲マスクの下で吐血一リットル!

 体勢を崩されたヤエベニはハリーの元へ落下!


「終わりだ! 地球真拳……必殺!!」


 ハリーの拳が青く輝く!

 地球パワー粒子の集束による発光現象!

 落下するヤエベニに地球パンチを合わせるつもりだ!

 命中すれば葬式確定!

 装甲くノ一・ヤエベニ、奮闘虚しくここまでか!?

 ――答えは否!

 おお、見よ!

 ヤエベニはスラスターを全力噴射し急加速!

 しかも地球パンチの射程外に逃れるのではなく――()()()()()()()()()()()()()()


「――もらった!」

「ッ!?」


 その手にはビームクナイ!

 出力を上げられた刃は小刀ほどに伸びている!

 地球パンチを繰り出すよりも速く、ハリーへと刃が到達する――!



 ◆


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