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地球真拳カミカゼ ~ま、まさか!?→そのまさかよ!!~  作者: 関 涼太郎
第六話『卑劣な罠! 毒ガス電流地雷原重力デスマッチ!』
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1 神々の集結! 降臨!ギリシア十二ゴッド神!(後編)

 地球真拳を使用する謎の人物、処刑人ハリーの正体は脳改造された神風(かみかぜ)アキラであった!

 そして――装甲くノ一・ヤエベニは神風サクラ!

 神風アキラの妻であり、トオルとルリの母親である!

 ()()()()()()()()()()()()()()

 だが! おお、なんと悲しき運命か!

 ヤエベニはハリーを――サクラはアキラの命を狙うのであった!

 ピザフライの配下に成り下がった神風アキラの命を!



 ◆



「そう……ピザフライの悪事に加担する神風アキラ。許してはおけない!」


 ビームクナイでA級CIAエージェントの首をはねるパールピンク装甲の戦士。

 装甲くノ一・ヤエベニとなった――神風サクラである。

 地球ファイト決勝大会の裏で何事かを企む米国。

 その動きを阻止するために各所を回っているのだ。


「あなたは私が……必ず殺す」


 悪魔的な嗅覚を誇る『追跡のドッグホット』の首が落ち、爆発!


「――これ以上、その手を汚させないためにも!」



 ◆



 BANG!!!


 処刑人ハリーがリボルバー拳銃を発砲!

 弾丸はゴウショウの顔面スレスレで通り過ぎる!

 外れたのか!? 外したのか!?

 ――答えはどちらも否!

 放たれた弾丸はゴウショウの後ろに生える松の木に命中!


「痛いッ! 何すんのよッ!!」


 ()()()()()()()()()()! ()()()

 おお、その奇怪な松の木はグニャグニャと形を変え、人間の姿へと変化!

 布っきれをギリシア彫刻的にまとい、コメカミに麦の穂を猟奇殺人鬼的にくくりつけた半裸の女だ!

 オッパイもデカい!


「ムウ!? いつの間に!?」

「感覚が鈍ったなゴウショウ!」


 謎の麦女に向き直るゴウショウ!

 もう一方の手にもリボルバー拳銃を握るハリー!


「我が名はギリシア十二ゴッド(しん)の一人、デメテル・ムギコクモツ!」


 デメテル・ムギコクモツの手のひらから麦の粒がザラザラとこぼれる!

 ハリーに空けられた胸の穴に麦をそそぎ、その肉体を修復!


「我らが一人、キングゼウスゴッドカイザーの仇! 討たせてもらおうか!」

「ああ……奴のお仲間か。相手してやってもいいが……()()()()()()()()()?」

「気づいておるか! ならば皆の衆!!」


 直後!

 ゴウショウとハリーを取り囲むように次々と現れるギリシア十二ゴッド神!


 ザバアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


 静かな湖面が突如噴き上がり――三又の槍を持ったギリシア彫刻的ムキムキ男が水面に立つ!


「我が名はギリシア十二ゴッド神の一人、ポセイドン・シーウミマリン!」


 シュビイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!


 月光のレーザービームが降り注ぎ――おでこに三日月模様のついたギリシア彫刻的半裸の女が現れる!

 オッパイもデカい!


「同じくアルテミス・セラーブイ!」


 グサグサグサグサグサグサグサグサグサグサ!!!


 天空から飛来した無数の槍や盾が大地に突き刺さり――ギリシア軍神彫刻的なイケメンマッチョに融合合体!


「同じくオヤオヤアレアレス!」


 パカッ! ホカホカホカホカ!!!


 巨大電気炊飯器の蓋が開き――布っきれを修道シスター的にまとったトロそうな女が現れる!

 オッパイもデカい!


「同じくぅ~ヘスティア・カマドぉ~!」


 そして――荘厳なる輝きとともに現れる、ギリシア的布っきれをキチンと着こなした気品ただよう女!

 オッパイもデカい!


「我が名はヘイヘイヘラヘイラー! 処刑人ハリーとやら!

 キングゼウスゴッドカイザーを殺した罪、我らが償わせてくれるわ!!」


 ヘイヘイヘラヘイラー!

 デメテル・ムギコクモツ!

 ポセイドン・シーウミマリン!

 アルテミス・セラーブイ!

 オヤオヤアレアレス!

 ヘスティア・カマド!

 ――ギリシア十二ゴッド神の実に半数が集結!

 神の名を冠するキングゼウスゴッドカイザー級が一度に六人!

 悪魔的な戦力である!


「キングゼウスゴッドカイザーの(あやま)ちは……単独行動をとったこと!

 我らが連携いたさば敵は無し!

 逃げ場はないぞよ……さあ、覚悟せよ!!」


 ヘイヘイヘラヘイラーが両手を輝かせる!

 何らかの殺人的な攻撃準備である!


「……ではこれで失礼いたします」

「これ! 貴様もこの場に居合わせた縁じゃ! 仲良く地獄へ行くがよい!!」

「ッ!? この俺の忍び足に気付くとは!?」


 忍者もビックリする悪魔的忍び足で立ち去ろうとしたゴウショウ!

 無慈悲にも発見され、彼もターゲットの一人となってしまった!


「ムムムー!」

「残念、逃げられないみたいだな」


 諦めて地球真拳を構えるゴウショウ。

 前に突き出した拳が青く発光する!


「ここは共闘するしかあるまい!」

「ああ、そのほうが楽だな」


 背中合わせでギリシア十二ゴッド神を警戒する二人!

 二対六!

 一人で三人を相手にしなければならぬ計算!

 一般常識的に圧倒的不利!


「この状況……昔を思い出すな、アキラよ!」

「さてな……どうだったか!」


 ヘイヘイヘラヘイラーが号令!


「かかれい!!」


 ギリシア十二ゴッド神が一斉に動き出す!



 ◆◆◆



「馬鹿な……ギリシア十二ゴッド神である、この俺が……!」


 血だまりの中に倒れるギリシア彫刻的半裸の美男子。

 ギリシア十二ゴッド神の一人、アッポロポロンである。

 その肉体は所々千切れとび、ひき肉ミンチ寸前の状態!

 通路の床や壁は何らかの悪魔的な摩擦で焼け焦げた跡が残る!


「フン! その程度の腕でCIA四天王に勝てると思うたか!」


 アッポロポロンを見下ろすのは地下鉄のトーマス!

 紳士的にパイプをふかし、頭の煙突からドーナツ状の煙をポワポワさせる!


「おのれ……だが! 残念だったな!!」


 血反吐を吐きながらアッポロポロンが笑う!


「俺は……囮だ! 今頃は他の者がピザフライを――」

「ヘファイストス・ホノオマル」

「ッ!?」


 トーマスの言葉に顔が引きつるアッポロポロン!


「アテネ・ガ・アッテネ」

「ッ!? ッ!?」

「アイ・ト・ビー・アフロデイッテ」

「ッ!? ッ!? ッ!?」

「ヘルメスドスメス」

「ッ!? ッ!? ッ!? ッ!?」


 顔が引きつりまくりバキバキに歪むアッポロポロン!


「な……なぜその名を!? ま、まさか!?」

「そのまさかよ!」


 ポッポー!!!


 トーマスの煙突が勢いよく煙を噴射!

 アッポロポロンの周囲の床が波打ち、下から現れる()()()()()

 それらはギリシア十二ゴッド神の首だ!


「先に倒しておいたよ……君のお仲間をね!」

「なんと……!? だ、だが我らはまだ――!」

「君と会う前に連絡を受けていてね。

 ハリー殿を狙った六人も死んだそうだ。

 つまり君が……最後の一人だ!」

「ば、バカなあああああああああああああッッッ!!??」


 アッポロポロンは極度の怒りと絶望により吐血20リットル!

 呼吸が荒くなり顔から血の気が引いていく!


「キングゼウスゴッドカイザーには慎重さが欠けていたと言ったね?」


 地下鉄のトーマスがステッキをクルクルと回す!


「彼の敗因はそこではない」

「……! ……!」


 もはや言葉が出ぬアッポロポロン!


「単純に強いのだよ、我々は! 君たちより遥かに!!

 最強国家U・S・Aをなめるでない!!」

「~~~~ッッッ!!??」


 グシャリ!!!


 トーマスの悪魔的ステッキ突き!

 アッポロポロンの頭部はビリヤードのごとく弾き飛ばされ絶命!!

 ギリシア十二ゴッド神、シン・巣鴨(すがも)にて全滅!

 おお、恐るべきはCIA四天王、地下鉄のトーマス!


「プレジデントの命を狙う不届き者は許さぬ!」


 床に転がる四つの生首とアッポロポロンの死体が床に沈んでいく。

 己の力量を再認識する地下鉄のトーマス。

 河川敷公園で装甲くノ一の奇襲を受けた際は不覚を取った。

 だが、自分に有利な地形であれば!


「――装甲くノ一! 次に会った時は……貴様も粉々にしてくれるわ!」



 ◆◆◆



 ズゾゾゾゾ!


 ハリーと別れ、お蕎麦屋さんで天ぷらそばをすするゴウショウ。

 ギリシア十二ゴッド神との戦いでお腹が空いたのである!


(神風アキラが生きていた……ピザフライに従う改造人間として!)


 ズゾゾゾゾ!


 そばをすするゴウショウ!


(このままでは夫婦で……そして親子で殺し合うことに!

 なんという残酷なる運命か!)


 ズゾゾゾゾ!


 そばをすするゴウショウ!


(胸が詰まる思いだ……食事ものどを通らぬ……!)


 ズゾゾゾゾ!


 そばをすするゴウショウ!

 汁を半分ほど飲み、箸を置く。


「マスター! 鴨南蛮そば、力餅トッピングで頼む!」

「あいよー!」


 ズゾゾゾゾ!


 追加注文を待ちながらほうじ茶をすするゴウショウ!


(だが……それでは一体誰があの筆文字を!)


 別れ際、ゴウショウはハリーに尋ねた。

 トオル宛に届けられた(ふみ)――『決勝大会には来るな』の真意を。

 だが、その返事は驚くべきものであった!


「ああ、確か開会式の時にそんなこと言ってたな。

 だが……()()()()()()()。手紙なんぞ出した覚えはない」 


 ズゾゾゾゾ!


 追加した鴨南蛮そばをすするゴウショウ!

 筆跡は間違いなく神風アキラのもの!

 だが処刑人ハリーとなった神風アキラは否定!

 意味不明! 理解不能である!

 おお、あの文をしたためたのは何者であろうか!?


(確かめねばならぬ……()()()()()()()!)



みそ味のお鍋にハマってます(^-^)

よろしければブックマーク、感想、評価等よろしくお願いいたします(^-^)

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