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地球真拳カミカゼ ~ま、まさか!?→そのまさかよ!!~  作者: 関 涼太郎
第五話『試合放棄!? 魔女っ娘ファイター涙の必殺拳!』
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6 プリンセス危うし! 粛清天使と悪魔のハルバード!

 

「あ、あなたは!?」

「知っているのか、プルプル!」

「彼女は粛清天使それんちゃん!

 魔女っ()王国の第一級賞金首!

 お金さえ払えばどんな依頼も引き受ける最強の殺し屋です!」


 ――粛清天使それん。

 かわいらしいツインおさげヘアー。

 アダルティーなノースリーブの黒レザードレス。

 小さいオッパイ。

 そして――手には殺意高きハートのハルバード!

 天使のような悪魔的殺人少女である!


「死ねええええええええええい!!」


 ハルバードを振りかぶり、それんが跳躍!


「いかん!」


 神風(かみかぜ)トオルはプルプルを抱え間一髪回避!

 直前まで座っていたベンチが両断される!


『ゲヒヒヒヒ! 逃げられちまったなあ!!』


 長い()の先、ハート型の造形物から槍と斧が生えたそのハルバードは――()()()()()()()()()


「黙りなハーゲン! すぐに血を吸わせてやるよ!」


 粛清天使が使うのは()()()()()()()()

 その名もハーゲン・ラック!

 非道の限りを尽くしたゆえ、時の大賢者によってハルバードに封印された一級悪魔である!


「ええい、貴様! プルプルに何の恨みがある!」

「恨み? 関係ないね! 金を積まれれば誰だって殺すんだよ!

 邪魔をするならば……お前も血祭りにあげてやる!!」

「おのれ……この外道悪魔が!!」


 プルプルを守るため、神風トオルが戦闘態勢を取る!

 拳に地球パワーを込めそれんに仕掛けようとした――その時!


 バキュンバキュンバキュン!!!


「ッ!? 銃撃!?」


 向かってくる弾丸を拳で弾くトオル!

 シン・巣鴨(すがも)で振り払ったはずの魔法ヤクザ集団が追いついたのだ!

 魔法ローブの下にはヤクザスーツ!

 魔法の杖はピストルに変化している!


「粛清天使! お前は王女に専念しろ!」

「あいよ!!」


 魔法ヤクザは総勢八人!

 トオルに向け攻撃を開始する!


「「くらえ! 魔法ピストル!!」」


 バキュンバキュンバキュン!!!


 魔法コーティング処理された弾丸がトオルに撃ち込まれる!


「地球真拳! 銃弾掴み!!」


 パシパシパシ!!!


 撃ち込まれた弾丸を掴み取って無力化するトオル!

 ――しかし!


「「もろたでええええええええええ!!」」

「……ッ!?」


 茂みからさらに魔法ヤクザが三人!

 魔法ドスを構えトオルに突っ込んでくる!

 魔法ドスとは通常の三倍の鋭さをもつマジカル凶器だ!

 刺されれば死んでしまう!


「地球真拳・銃弾返し!!」


 トオルは掴み取った弾丸を指で弾き、魔法ドスヤクザに撃ち込む!


「「ぎゃああああああああああああ!!」」


 魔法ドスヤクザは穴だらけのレンコンと化す!

 そこへさらなる魔法ピストル攻撃!


 バキュンバキュンバキュン!!!


「ちいい!」


 ゴロゴロゴロ!!


 トオルは地面を転がって回避!

 転がるトオルを狙い魔法ヤクザがさらに発砲!


 バキュンバキュンバキュン!!!


「ちいい!」


 ゴロゴロゴロ!!


 トオルは地面を転がって回避!

 転がるトオルを狙い魔法ヤクザがさらに発砲!


 バキュンバキュンバキュン!!!


「ちいい!」


 ゴロゴロゴロ!!


 トオルは地面を転がって回避!

 転がるトオルを狙い魔法ヤクザがさらに発砲!


 バキュンバキュンバキュン!!!

 ゴロゴロゴロ!!

 バキュンバキュンバキュン!!!

 ゴロゴロゴロ!!

 バキュンバキュンバキュン!!!

 ゴロゴロゴロ!!

 バキュンバキュンバキュン!!!

 ゴロゴロゴロ!!

 バキュンバキュンバキュン!!!

 ゴロゴロゴロ!!


 ――カチカチカチ!


「「しまった! 弾切れじゃい!」」

「隙ありいいいいいいいいいいい!!」


 トオルはコロコロ状態から跳ね起き、魔法ピストルヤクザに急接近!

 一番近いヤクザに拳を叩き込む!


 グシャアアアアアアアア!!!


「ごべえ!?」


 ヤクザは顔面を破壊され、五リットル吐血ののち意識を喪失!

 トオルは次のヤクザに拳を叩き込む!


 グシャアアアアアアアア!!!


「ごべえ!?」


 ヤクザは顔面を破壊され、五リットル吐血ののち意識を喪失!

 トオルは次のヤクザに拳を叩き込む!


 グシャアアアアアアアア!!!


「ごべえ!?」


 グシャアアアアアアアア!!!


「ごべえ!?」


 グシャアアアアアアアア!!!

 グシャアアアアアアアア!!!

 グシャアアアアアアアア!!!


「ごべえ!?」

「ごべえ!?」

「ごべえ!?」


 チュドドドオオオオオオオンンン!!!


 全ての魔法ヤクザが沈黙、そして爆発!


「無事かプルプル!?」


 トオルがすぐさまプルプルの様子をうかがう。

 目に入ったのは――それんに頭を踏みつけられたプルプルの姿!


「フン! この程度か王女様よおおおおお!!」

「うう……」


 それんが足でプルプルの頭をグリグリ!

 すでに大勢は決していた!


「一息に楽にしてやるぜい!!」

『ゲヒヒー! 王女の血だあああああああああ!!』


 それんがハルバードを振りかぶる!


「やらせるかああああああああああ!!」


 トオルが近くに落ちていた魔法ドスを蹴り飛ばす!

 迫る魔法ドスを察知しそれんが後方に跳躍回避!

 そこへトオルが追撃、正拳突きを叩き込む!


 ゴシャアアアアアアアアア!!!


 ハルバードの柄で拳を受けるそれん!

 衝撃波が発生し周囲の大地が削られる!


『ゲゲゲ! 痛えなこの野郎!!』

「人語を話す斧! 奇怪な!!」


 トオルの拳を受けたまま、それんはハルバードをその場に固定!

 鉄棒運動のごとく遠心力を乗せたドロップキックを放つ!


「邪魔なんだよ!!」


 グシャアアアアアアアアア!!!


「ぐううう!!??」


 腹部に蹴りを受け弾き飛ばされるトオル!

 それんがハルバードから魔法光弾を放ち追撃!


 チュドオオオオオオオオオオンンンン!!!


 爆発! それんは魔法光弾をさらに連射!


 チュドドン! チュドドン! チュドドンドン!!!


 連続爆発! 大盛カラアゲのごとき悪魔的爆炎!

 神風トオルは木っ端みじんか!?

 ――答えは否!


「とったぞ!!」

「!?」


 トオルは爆炎に紛れそれんの背後に回り込んでいた!

 無防備な背中に必殺の地球パンチを叩き込まんとした――その時!


 チュドオオオオオオオオオオンンンン!!!


「ぐあああああああああ!?」


 トオルの足元が爆発!

 それんがあらかじめ設置していた接触発動式爆発魔法陣だ!


「馬鹿め! ひっかかったな!!」


 それんが跳躍、さらに飛行魔法を発動し上空へ移動!

 トオルの頭上から魔法光弾を連続発射!

 回避困難な広範囲の面制圧射撃だ!

 このままでは黒焦げのひき肉ミンチと化してしまう!


「地球真拳! 地球ドリルううううううううううう!!」


 トオルは地球パワーをまとい、その場で高速きりもみ回転!


 ギャリギャリギャリギャリギャリ!!!


 己の身体をドリルと化し、大地を削り地中へ潜行!


 チュドドドドドドドド!!!

 チュドオオオオオオオオオオンンンン!!!


 間一髪、魔法光弾による爆撃を回避!


「野蛮な地球人め――だが!」


 地中に潜ったトオルの位置は不明!

 しかし! それんの光弾連射は継続!


「地中に人が生きていられるだけの酸素はない!」


 光弾を恐れ、地中にいれば窒息死!

 窒息を恐れ、地上に出れば光弾の餌食!


『ゲヒャヒャー! 王手! チェックメイト!

 詰み詰み詰み詰みいいいいいいいいい!!』


 ハートのハルバード、ハーゲン・ラックが奇声を上げる!

 それんが勝利を確信した――次の瞬間!


((――――ッッッ!!??))


 それんとハーゲンが悪魔的殺気を察知!

 攻撃を中断し全魔力を回避行動に振り向ける!

 極度の緊張から肉体は硬直!

 動かぬ身体を魔法ブーストで無理矢理その場から引き剥がす!


 ゴアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


 コンマ数秒の差!

 それんが直前まで居た空間を悪魔的極太ビームが貫く!

 地球真拳奥義・地球光線だ!


「外しただと!? やるな……!」


 地球光線で削られてできた古井戸のごとき縦穴!

 底に立つ神風トオルは両目から煙を吐く!

 地中からの狙撃に失敗!


「あぶねえ……ゴブウ!?」

『それん!?』


 地球光線を回避したはずの粛清天使が吐血一リットル!

 直撃こそ避けられたものの、光線の外周も地球パワー粒子のエネルギー範囲!

 当然軽くないダメージを受けるのだ!


「こ、今回はこれくらいで勘弁してやる! だが……すぐに戻ってくるぞ! アディオス!!」


 トオルとプルプルをギラリンと睨み付け、それんが撤退!

 いずこかへと去っていった!


「粛清天使それん……恐ろしい女だ……!」


 地球真拳・地球クライミングにより縦穴から這い出る神風トオル。

 そこへ駆け寄るプルプル。


「大丈夫ですか! 神風さん!」

「ああ……だが再び襲ってくるだろう! プルプル、今のうちに自分の傷を治して――」


 トオルの言葉を待たず、その手をギュッと握りしめるプルプル。

 潤んだ目でトオルを見上げる。


「逃げてください。私……()()()()()()()()()()()()!!」




いいよろしければァああ!ブックマーク、評価等をぉぉぉををををを!ぃよろしくっお願いいたしまっす!!(^-^)

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