8話 事件
朱莉です。
何とか書けたので出します。
変なところがあったら教えてください
今の現状を一言で説明しよう。
手助けをしよう→風なら怪我しないだろう→あっ威力間違えた→今
ということだ
顔を見られたら本当に面倒くさい。なにか手はないか…顔変える事とかできないかな?
(skill 身体変化)
できるらしい…
ということで僕は、長く白いひげに魔法使いっぽい帽子とロングコートを着て手に杖を持った明らかにTHE魔法使いといった姿になった。
「何者だ!」盗賊と騎士が警戒したようにこちらに問う。
「ぼk..儂は魔法使いのウィンドである」風の魔法だから、ウィンド。ありきたりな名前な上まるでその魔法を極めるために生まれてきたような名前。誰も気にはしないだろうが…
「なぜここにいる」当たり前の質問だ。だけれど僕はしっかりそれに対する答えを用意していた。
「儂はあるところへ向かう道の途中にここで魔力を感じ来たんじゃ。」
突然の謎の人物登場に驚き静まり返ったその状況で一番に騎士が口を開いた。
「いきなりですまないが力を貸してくれないか」まさか自ら言い出すとは…普通不審者である僕に対しこうは言えない。よほどピンチなのだろう。
「構わぬ」もちろんはじめから騎士側につくつもりだ。
「ありがたい。私はこの方々をお守りする任を受けここに居る。しかし、コイツラに奇襲されてしまったのだ。」馬車を指しながら言った。
「相わかった。」
「急によくわからないやつが乱入してきたが、未だ俺らのほうが多い。このまま数で押し切るぞ!」
先頭のおそらくリーダー的なやつが指示を出す。団体としてはちゃんと統率が取れているのか、さっきからこの男の命令をもとに行動している。
というか違和感がすごい。見た目は確実に寄せ集めの荒くれ集団だ。だが、先も言ったように統制の取れた動き。前衛と後衛がしっかりと分けられた陣営。僕の風魔法を受けたことから風魔法に対しメタを取るように土魔法で壁を作りうまく立ち回っている。
こいつらは本当にただの盗賊なのか…何か別の何かのような気がする。
兎も角、僕はこいつらが近づいてきたところを圧縮した風で吹き飛ばし次々に無力化した。
「終わったか…」
騎士が口を開く。僕も確認するが、周囲にはほかに気配はない。
「良かった。これで安全に街に行けるじゃろう。」
これでおじいさんロールプレイも終了だと思っていたが…
「今度は正式に依頼する。護衛がいる内で言うのは恥だが、お嬢様をカリス王国まで護衛してほしい。」
すると騎士の一人が馬車に近づいた。と同時にガシャリと馬車のドアが開いた。馬車に近づいた騎士は「危ないですから街の外では馬車から出ないで…」その言葉の途中でドレスに身を包む女性は「馬車の中にいてもあなたたちが負ければそれは馬車の外にいるのと同じです。」騎士は黙り込んでしまう。
「初めまして…私はリリアテルードです。このカリス王国の第一、あっ第二王女です。今回は私たちを助けていただきありがとうございます。これお礼です。あっあとこっちは依頼料。」
こういうものに慣れていないのだろう少しぎこちない。お礼といい渡してきたのはなにか印の書かれたブローチのようなモノ。また依頼料は小袋に入った硬貨であった。
「儂のような老い先の短い身。未来の王女を守るための依頼料などは取らんよ。」
僕はおそらく同じ年くらいの少年だがそう言ってそのものを返そうとしたが
「これはもらってください。もらっていただかないと私たちが苦しいです。」
ということだったのでもらった。
おそらくこれで、金銭面では何も心配はいらないだろう。
その後馬車と並走し王国の門まで向かった。
門の前にきて、僕はリリアテルードと別れた。
リリアテルードはそのまま国に入っていった。僕はというと、少し門から離れてから身体変化を解く。久しぶりにしわしわでない手を見た。
どうだったでしょうか
何かあれば感想などありましたら気軽にお願いします。
ではまた次回。




