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これまでの粗筋

今までのおさらいです。

読み飛ばしてもOKなヤツです。

ここが『アカンサスの花園』という小説の世界だと気付いたヴィオラは、自分の死期をさとる。


ヴィオラは、王太子であるフェリクス王子を毒殺し、処刑されるのだ。

悲観に暮れた国王は、内政を顧みなくなる。

結果、ヒロイン・アンジェリカを婚約者に据えたルイ王太子と、彼女が攻略した四人の貴公子がクーデターを起こすのだ。


運命に(あらが)ったヴィオラは、思いがけずユニコーンの乙女となり、『完全中和』のギフトを授かった。

その副作用というべきか、触れた()を全て中和できるようになり、薬草含め薬の薬効を打ち消してしまう。


そして、ヴィオラは植物園職員、薬剤師の任を解かれた。


ある時から、ヴィオラの回りで不可思議な事が起こりだした。

護衛がつかなかったり、客室の利用申請が通っていなかったり……。

深夜、客室が無く困っていたヴィオラを手助けしたのが紅の一族、ルーベル公爵兄妹だった。


その縁で、ヴィオラはジョセフィーヌ・ルーベル公爵令嬢、未来の王妃付女官の職を得た。


『アカンサスの花園』のヒロイン、アンジェリカがルイ王子の攻略をしなかった事で、その物語から逃れられた。そう感じていたヴィオラだったが、それは間違いだった事に気付く。


もう一つの世界線、ヒロインが王妃にならない世界、()()()に突入していた。


数年振りに領地に戻ったヴィオラを待っていたのは、衝撃の事実だった。

ヴィオラの未来をリーラが予知していた。


それは、蒼の一族に殺されるものだった。






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