「エピローグ」
愛が欲しいと泣いたけれど、どうせこんな結末でした。
物語は終わりにしましょう。先なんてないのだから。
愛してる。愛してる。愛してる。愛してる。
罪を犯してしまうほど——。
※本編はこれにて完結となりますが、文字数の関係でエピローグが投稿出来なかったので、ちょっとした閑話を。
各章、冒頭は誰の視点でもなく、歌詞となる部分を配列しただけです。一応、誰の視点でも繋がるよう作ってみたつもりなので深読みしてみると少し面白いかもしれません。
(しなくてもいいです。むしろしないで頂けるとありがたいです。恥ずかしいので)
というわけで、以下は、あとがきになります。気になる方のみスクロールしてみてください。
至らない点、読みにくい箇所等あったかと思われます。にも関わらず、最後まで読んで頂きありがとうございました。
まず初めに感謝の意を述べさせて頂きます。最後までお付き合いくださりありがとうございました。
前作「愛しいと哭く心臓は殺したいと叫んでいる」の読者様(がいらっしゃればですが)には、もしかしたら楽しんで頂けたかもしれませんが、「Helau!! 」または「アジュールの魔女」の読者様には、やはり合わない作品だったような気がします。
その中でも毎日読んでくださる方や、連載中、感想やレビューをくださった方も居り、とても嬉しく思っておりました。
此方の作品は公募で最終選考落選なのですが、正直な話そこまで残ったのが不思議なほど粗の多い作品だったように思います。最後まで読んでくださった方々には見透かされていそうで、とても怖いです(小声)それでも最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
一応、今回の作品は意外性を求めてみたのですが……如何だったでしょうか?作者としてはラストが、どうもイマイチな気がして力量不足が否めません。至らない点ばかりで読者様には頭を下げたい気分なのですが、多少の暇潰しになれていたのなら幸いです。
……いつもならどうのこうの裏話を語るのですが、本作にはあまりないかもしれません(苦笑)作品の中に詰め込んだ感じなので、私としては満足だったりします。連載中に「隼君が等身大だ」と言って頂けたからかもしれませんね。
本作で意識したのは「矛盾」です。いつも心理描写には力を入れているのですが、人の感情には様々な「色」がありますよね。相反するものが共存してこそ人間だと思っているので、今回は美しさよりも醜さに重きを置いて執筆しました。
隼君も「助けたい」と思いながら助けられなかったり、チカさんも「真っ直ぐ生きたい」と思いながら罪を犯しました。タイトルに「恋」とあるわりには恋愛色が薄く、もしかしたら物足りなかったかもしれません。恋愛モノを期待して読み始めた方には、お詫び申し上げます。
「恋罪」(Twitterの方でこう略してました)は隼君の視点ならば成長の物語ですが、チカさんの視点になると救いの物語になると思います。恋愛色の薄い本作ですが、「恋」自体はキーワードにしているつもりです。
恋をしたから隼君は変わったし、恋をしたからチカさんは囚われていた過去から抜け出せた。伊澄の場合は恋に絡めとられていましたし、浅沼(隼君の父)は恋をしていたからこそ、ずっと罪の意識に囚われ続けていた、といった感じで、普段は「美しい」と評されるだろう「恋」を「罪悪」として表現してみたつもりです。
勿論、あくまで隼君の物語ですから「罪悪」だと言いながら、彼の恋は「美しく(?)」始まるのですが、その実この先訪れる未来が明るいとは言い難いですよね。そういった意味で隼君の恋は道徳から外れた「罪悪」なのかもしれません。
語ることがないと言いながら、長々と語ってしまい失礼しました。それでは、このあたりで失礼します。
最後に重ねてお礼申し上げます。
お付き合いくださりありがとうございました。
宜しければ感想等頂けると幸いです。




