装備1
投稿遅くなり申し訳ありません。
まずは僧侶の古川咲から。
サキは攻撃魔法が比較的得意だけど、暴走して味方に被害が出かねないからその対策ができる杖にしよう。
なんかいいのあったかなぁ?あ、あれがあるじゃん。
「じゃあサキにはこれだ。」
太い木でできた杖をマジックストレージから取り出し、サキに手渡す。杖の先には大きな深紅の宝石が埋め込まれている。
「これは…どういう杖なんですか?」
「使ってみればわかる。」
「分かりました。」
魔法を詠唱し、杖を振る。
「〈ロックボール〉!!」
杖の先端に魔力が集まり、バスケットボールぐらいの岩が生成されかかしを吹き飛ばす。
俺の強化された目でやっと見えるぐらいのスピードだった。多分5人には突然かかしが吹き飛んだだけにしか見えないだろう。
しかし…これは杖だけの効果じゃないな。
「え?これがただのロックボール?」
「ああ、それがこの杖、〈プロミネンスロッド〉の力だ。でも、普通の人が使ってもこんなスピードは出ないから、素質はあるんだろうな。」
「あ、ありがとうございます!ちなみにどういう杖なんですか?」
「神話だと大賢者が太陽の石を使って作ったってことになってるが、実際は特大レベルの魔石を使って作ってる。魔石に魔力をためることで、魔力を入れ過ぎて暴走することはない。」
「えっと、とにかくなんかヤバいやつなんですね…」
まあそうだ。
「よし、次はカスミのだな。」
「あ、私は普通のやつで大丈夫です…」
そうは言ってもなぁ…
「じゃあこれで。」
「なんですか?この白い…槍?」
「こいつは〈ホーリーランス〉。カスミは僧侶だけど、複数人に回復できる〈マルチヒール〉とか、ゾンビ系の対策魔法は持ってないだろ?これを掲げて詠唱することで普通の〈ヒール〉や〈バリアウォール〉も全員に使えるんだ。」
「へえー、凄いですね!」
「あと、表面にミスリルのメッキがされてるから、魔族なら槍での斬撃だけでも十分効果がある。」
「ありがとうございます!あ…でもこれ伝説の槍とか…?」
「大丈夫だよ、最高の職人に特注で作ってもらった槍ってだけだから。」
ちなみに最高の職人ってのは俺で魔法もガッツリ付与してある。
「いやいやいやいや!それ本当に大丈夫ですか…」
「まあ貰っとけって。」
「はあ…」
「次は俺ですね!どんなの貰えるんだろ!」
飯島勇人。確か拳闘士っていう近接オンリーな職業だったよな。
そうだな、中距離も多少は戦えるようにしないともし拳闘士VS空飛ぶドラゴンとかになったら無理ゲーすぎるし。
じゃ、男の子ならだれでも喜ぶあれにしますか。
「ほれ、これだ。」
手先から肘下までを覆う金と赤色の金属製グローブを渡す。
「で!?これはどんな効果が!?」
「とりあえず着けてみ。」
「…着けました。なんか手のひらが光ってるんですけど?」
「手のひらをかかしに向けて。」
「はい。」
「魔力を集中させる。」
「………」
ヒュィイイイイン…!
ドゴオオオン!!…
そう、魔力弾を打ち出すガントレットだ。その名も<アークグローブ>
込める魔力によって威力は制御できるし、慣れれば弾道を曲げることもできる。
「うおおおすっげえ!アイア〇マンみたいだ!!」
ほら、喜んだ。
なんて扱いやすいんだろうな。
「ついでに、そのガントレットは殴り合ってもそう簡単には壊れない硬さはあるから心配せずに殴り合え。」
「分かりました!ありがとうございます!!」
最後は吉村慎二。職業は戦士で、魔法の扱いは苦手のようだ。
そうなると付与魔法付きのを渡すか…ん?待てよ、戦士…
「シンジ、盾は使ったことあるか?」
「まあ、訓練の時に基本は…」
「よし、じゃあこの盾を使ってみろ。」
「ええと…こうですか?」
「そうだ。それで、取っ手の引き金を引いてみろ。」
「はい。」
バシュッ!
盾に内蔵された小型のボールが付近に散らばって、テント型の結界を形成する。
「この<ブラックテリトリー>で出来るテントは並大抵の魔法じゃ破れないから、自分や味方を守るのに最適だ。形はイメージすれば自由に変えられるからな。盾役としてぴったりだろ?」
「おお…すごい!これって何個入ってるんですか?」
「一応12個は入ってるよ。補充の分は袋に入ってる。ほれ。」
「あ、ありがとうございます!」
「さて、全員に配り終わったし、城下町に繰り出すとしますかね。」
「「「「「はい!」」」」」
話が進まない…




