一話 とは言ったものの
とは言ったものの、だ。色々な高校のオープンキャンパスを回った結果選んだのが電車で4本ぐらい先にある駅近の新設校、確か名前は「府立史然高校」、人気の有無は置いといて、新設校とはいえ結構な数の人が入学試験を受けたとかで定員の180名を十分に満たしたらしい。
そんな中、僕もなんとかその定員のうちの1人になれた、今回のクラス割り振り的には、20/40/40/40/40その中で僕が入るクラスは20人のクラス。ここだってわかる理由は所謂ここが特進クラスと言われるクラスで前期選抜の20人のみが入れるていう所。
流石に最初から40人クラスに投下されるのは、友達0歴=人生の僕にとっては辛かったので、なんとか前期選抜に受かることができた。面接では胃に穴が開くかと思ったけど。
「って結局なんの話なんだこれは? 最初に考えようとしてたこととだいぶズレてるような・・・・・・」
自分でもわからなくなってたらダメじゃん。なんか学校の説明復習みたいな感じになってる。それはそれとして大事だけどね。
「明日から高校生活が始まるんだし、それ相応の準備をしなければ、例えば・・・・・・」
「おはよう(ちょっと高い声で)」
と言われたら。
「おはよう(地声)っていうでしょ後は自己紹介とかかな?」
自己紹介といえば相手に何かしら、自分を印象付けられる情報があるといいなんてことを聞いたことがあるよね。
「とは言ってもそんなに印象付けられるような経歴なんて持ってないもんな〜、どこまでいってもゲーオタ以上の情報がない」
趣味人だからね仕方ないね。
「特筆すべき情報・・・・・・あっ一つあったな、あんましいい方面ではないけど、我が人生最大の経歴、友達0歴=人生が」
うん、我ながら最上級にインパクトのある情報だ、ぜっっっったいに言いたくないけど。
「ていうか、夜の10時に何してるんだか」
明日は学校の入学式なうえに初登校、経路を知っているとはいえ、迷わないかと言われると、否定できないし。
「早めに寝ますか」
明日、予想外の一日なるとは知らずに一名は眠りにつくのだった。




