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第54話 最上階
着いた、あの超高層マンション。
えーと、階数は、っと。
俺は再度地図を確認する。
げっ、最上階じゃん。
こりゃエレベーター使わないとだな。
ピンポーン
「はーい」
「煌内さんのクラスメートの大上です。
プリント届けに来ました」
「あ!
ありがとうございます!
今開けますね!」
もちろんオートロック完備か。
エレベーターホールも煌びやかだった。
若干の居心地の悪さを感じながら、エレベーターがやって来るのを待つ。
しかしさすがは超高層マンション、待てど暮らせどエレベーターが来ない。
その間にもエレベーターホールには続々と住人らしき人が集まってくる。
中にはダンボールをいくつも抱えた宅配業者の人の姿も。
15分は待っただろうか、やっとエレベーターが到着した。
中からかなりの人数が降りてきた。
中が空っぽになり、やっと乗れた。
こりゃ学校に行くだけでも大変だ。
ここから最上階へ辿り着くのにもかなりの時間を要したのは言うまでもない。




