92/455
無、しらね〜証ヲ残ス 〜
午後三時だね。
君に聞きたいことがあります。無理に答えなくても良いからね。今日まで過ごした時の中でどれだけ、声を心に残せたのでしょう。
僕は一つだけでもあれば嬉しいです。力になれているんだと感じられます。言葉が思い出と共に蘇ることにより、懐かしさを覚えるのです。
卒業してから会えない日が続いています。連絡を取りたくても未だに親の縛りから抜けられません。三十へと歳を重ねていくばかりです。
第九十二番のテーマは、回想です。この場所、この時代、この軌跡。ここで生きたよって証を何かの形で残せたらと思いては歌います。
「僕は今まで過ごしてきて
何を残して来れたのかな
繰り返すは日々のなかで
積み重ねた記憶等を巡る
喜怒哀楽と過ごしてきて
当たり前と思い込んでた
刻み鳴るは時の音を聞き
過ぎ去った昔を思い出す
僕が先へと生きてく限り
誰の力にと差し伸べたい
心に残せる埋もれぬ言葉
光よ照らす遥かなる希望」
……勇気を出して、本当に良かった。最後まで聴いてくれて、ありがとう。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




