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Episode:6 中庸

修正:サブタイトルの間違いを修正、

↑

間違えすぎです。

修正:国民証の拝見と料金を追加。

それに伴うあとがきの追加。

冒険者ギルドは少し前の世代の諸侯が建てたものらしく、よく言えば年季の入った、悪く言えばボロい建物だった。

この街で二番が三番目に大きな建物であり、決闘場や宿なども併設されている。

建物に入るとハガネの美貌に不躾な目線が向かうがハガネはそれらを無視して、受付を探す。

アリアータ語で書かれた案内板には《新規登録者はこちら》と刻まれているのをハガネは見つけ、そこに並ぶと、受付嬢が現代地球世界のオフィスを彷彿とさせる部屋の奥から歩いてきて対応にあたった。

「新規登録、でよろしいでしょうか。300ジズになります。国民証などを拝見いたします。・・・はい、ありがとうございます。では、こちらに必要事項の記入を、特技やスキルがございましたらこちらの紙にご記入ください。ステータスカードの提示でもよろしいですよ。」

ハガネは必要事項を記入して、

受付嬢に返却した、

「・・・もう書き終えたのですか。・・・っ早、い、ですね。」

受付嬢は紙を見る前から話し始めたため、必要事項の確認のため受付嬢が用紙を見たのは話途中だった。


ハガネは必要事項を書いて提出したのだ、

むしろそれ以外書(・・・・・)かなかった(・・・・・)。

前に書いたが冒険者は営利団体である。

子供が登録することで、民衆の信頼を失うときには、当然のごとく子供を登録させなくする。勿論、子供には危険なためという名目があるが。しかし、年齢は何歳以上(・・・・)ということであれば、見た目でだいたい分かる。年齢の記入は特定の人種のためのもので実質、任意だ。ここらへんは現代地球世界の日本の酒の購入とおなじだ。

そして、性別も見た目でわかるとして、実質、任意だ。

任意とはいえ、ほとんどの人間がこれを書く。別に隠す意味もないからである。

スキルの項目にハガネが何も書かない(書けない)のも受付嬢の驚愕を招いた原因である。


この世界でスキルは先天性のものと後天的に手に入れられるものに分かれていると考えられている。

ほぼ全ての人間は先天的に数個のスキルを持ちそれらを伸ばす上で後天的スキルを手に入れると勘違いしているのだ。

ユニーク的なものもある先天的スキルは書かないのは分かるが、後天的に手に入れたスキルは書くのが普通だ。

なぜなら、それは組むパーティに直結するからだ。


例えば、回復系の先天的スキルを持っていた場合それを修練し、回復魔法や補助魔法を学ぶ。

この場合、当たり前だが後天的スキルとして回復魔法、補助魔法を入手する確率が高くなる。

回復魔法と補助魔法と書けば、回復系のステータスをしているとある程度の予想できる。

冒険者ギルドはこの人間には現代地球世界のゲームのアタッカーやタンクに近い役割のステータスの人間とパーティを組むよう斡旋する。そうすることで、バランスの良いパーティーが作られるわけだ。


これは冒険者ギルドに登録する人間は基本的に力のない浮浪者が多いことに理由がある。

力のない浮浪者は賞金首を狙うという話があったが賞金首用の末端も一人で馬車を襲うことはない。

力無い冒険者は一対多で勝てることは少ない。だから多対多で戦う。力が同じ場合、連携や運、土地勘などで勝敗は決まるがパーティー構成も重要な要素である。


パーティーを組むことを前提に考えると、スキルを書かない人間は、愚か者なのだ。



この受付嬢は田舎の支部だったため本当に強い、上位のものは田舎の盗賊なぞを狩るためにパーティーを組む必要がないということを知らなかったか、ハガネをそうだとは思わなかったのだろう。

ハガネに不躾な目線を向けていた連中にも同じ事(ハガネを愚か者だと思った)を思った人間はいた。


受付嬢が何を思ったのかはわからないが、受付嬢はとりあえずハガネを書かれた情報で冒険者登録した。



ようやく冒険者登録です。

ここで、ハガネさんにもテンプレ的な危機が!!

どうする(ヤる)ハガネさん!!


ジズはこのアリアータ王国の通貨です。後で詳しい話をします。

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