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氷雪の猫又 〜少女の過ごした100年間〜  作者: 餅月 白
第2章 猫又のサバイバル生活の始まり
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第2章 38 夜飯の時間

…さて…と、レアスライムちゃん…今から私がやること……当ててみてよ…!。


《⁈ト、唐突ダネ……ウーン…。》


……今の時間を見れば多分一瞬で分かるんじゃないかなぁ…?。


《エ?今ノ時間?。》


レアスライムちゃんは不思議そうに空を見上げて、すぐに私の方に視線を戻した。

…一瞬で理解した顔だ。

レアスライムちゃんは


《夜ゴ飯デショ‼。》


ドやりながらそう言う。

ドやりながら言う必要……いやまぁ正解だけどねw…。

そう言えばレアスライムちゃんは嬉しそうな顔をする。

…じゃあ、とりあえず食べれる部分分けるから…ちょっと待ってね~?…。

そう言うとレアスライムちゃんはお行儀よく《ハーイ》と言って待ちだした。

…さーて、食べられなさそうな部位を除いてっと……ハイこれレアスライムちゃんの分。

スノーボアの死体の半分を渡せばレアスライムちゃんは嬉しそうに受け取った。

…じゃあ私も食べるかな~………。

そう思って一口運んでみれば、浮かんだ感想はまずいの一言だった。

…いやこれまずい……生肉だし血生臭い……。

私自身が狩った命だし、食べられそうな部位は残しはしないけど、欲を言うならもうすこし美味しく食べたかった。

…レアスライムちゃんは、美味しく食べてるかな……めちゃくちゃ気になる…。

ふと思ってレアスライムちゃんの方を見れば衝撃光景が。

………レアスライムちゃん………それ………食べてるって言えるの……?。

なんというか、アレは食事とは言わないと思う。


《ソウ?私ニトッテハ、食事ナンダケドナ…。》


…レアスライムちゃんにとっては食事かもしれないけど……私から見たら……それ……吸収してるようにしか見えないんだよね……。

スノーボアの死体の上に乗っかって少しずつ死体を溶かして養分に変えてるようにしか見えない。心なしか、レアスライムちゃんに当たっている部分が溶けている気がする。

……いややっぱそれ…吸収だわ、うん。


《エエ…。》


レアスライムちゃんは不服そうだったけど今日から私はアレを吸収と呼ぶことにした。異論は認めん。


《異論ハ認メテヨ…。》


そんなやりとりをしてる間にも、食べる手は止めていなかったから夜ご飯は食べ終わった。

…ふう…ご馳走様…。


《ゴ馳走様!。》


腹は膨れた、次は寝床を探しに行かないと。

レアスライムちゃん、寝床…探しに行こ?こんなところで、のんきに寝ていたら……寝込みを襲いに来られかねないし…。


《ソウダネ!ジャア探シニ行コウカ。》


その声と共にレアスライムちゃんを頭に乗せて歩き出した。

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