第2章 22 戦利品(盗んだ)の本はもしかしたら、チートかもしれない
…じゃあ、レアスライムちゃん…念力のスキルで、本を、開けると思うから、本を開いてよ!…。
《貴方ガ開クンジャナイノ?》
…レアスライムちゃん…念力のスキルの、熟練度…溜まるよ?…。
《本ヲ開クネ!!》
…切り替え早いねw…レアスライムちゃん…w…。
レアスライムちゃんが目を閉じて集中しだした。ゆっくりと本の表紙が開かれていく。
…白紙だったページ…変化あるかな…?…。
少しワクワクしながら、本の1ページ目を見るが、白紙だ。
…あー…もしかして、何の変化もない感じ?……それだったらこの本使えな――――――――
『ステータス鑑定の書』
……うん、変化あったw…。
白紙だったページの中央からゆっくりと黒い文字が浮かんできて、読んでみたら『ステータス鑑定の書』と書かれてる。それで思ったことは一つ。
…この本……チートじゃない?w…。
《ステータス鑑定ノ書?》
…そういえば、レアスライムちゃんって…ステータス鑑定のスキルを持ってなかったよなぁ…。
ふと、レアスライムちゃんのステータスの、スキル欄にステータス鑑定の文字がなかったのを思い出す。
…よく、考えてみれば…今まで戦った魔物だって皆…ステータスのスキル欄に、ステータス鑑定なんてスキル無かったなぁ…今戦った人間だってそうだ…。
…もしかしたら、このステータス鑑定の書を抜いて…このステータス鑑定のスキル持ってるの私だけだったりして……。
そう考えると、ニヤケずにはいられない。そう思っていたら、レアスライムちゃんに《ネェ!ネェ!》と、声を掛けられてるのに気づいた。
…考え事してて気づかなかったよ…ごめんね、でどうしたの?…。
《ヤット気ヅイテクレタ…デネ、ステータス鑑定ノ書ッテ、何?》
…ステータス鑑定の書に、ついては、何も知らないかな…ごめんね…。
実際、村でも、そんな本を持ってた人はいなかった。
《ソッカァ…》
…でも、ステータスとか、ステータス鑑定に、ついてなら知ってるよ!…。
《ホント!?》
…うん!…。
《ジャア、早速教エテヨ!》
…任せといてよ!…。




