24話 翌日からの日々
朝。
メイドが空の壺を積んだ台車を引っ張って僕の住居(と言う名の倉庫)まで来るので合流する。
そしてメイドが井戸から水を汲み、私は壺の運搬と台車への固定。そして屋敷に行くときは私が後ろから押したりして手伝う。
僕らが食堂についたのを合図に朝の食事。料理長や雇いのメイドやらいろいろと一緒に食べることがおおい。
朝食が終わったら昨日の晩飯の皿を含めた皿洗いやら、昼飯や晩飯の料理の下ごしらえの手伝い。
暗くなった後に屋敷に通いの使用人を家に戻すのは何かと危険だし、朝の明るいうちに終わらせたほうがろうそく代がかからなくて良いということで晩飯の皿洗いは朝の班がやる仕事になってる
そして食堂の掃除や昼の下ごしらえを昼と夕飯担当の班に引き継いで本日解散。
食堂の隣の物置で昼飯を作る音を聞きながら二度寝だったり外で昼寝したり、いちいち戻るのはめんどくさい距離にあの倉庫はある。
昼前になると人が集まるのでその音で起きるか、誰かにたたき起こされる。
そして昼食。
食べ終わったらすぐに豚小屋に向かい、そこで管理人のおじさんと合流し豚の餌やりだの壊れた柵の修理だの、豚小屋の掃除だのをやる。
私は知らなかったが、豚というのは出産の回数が多い。年に3回程度、一回に10頭程度は産むので30頭は生まれる計算になるそうだ。
ちょうどその出産が重なり、しかも難産だと言うのでおじさんの手伝いをしたときは朝方まで豚小屋にいることになった。
しかしこれについては親方様の家は大変物分りがよく
「明日の屋敷の仕事は免除する。屋敷の方に来なくていいから、豚小屋の手伝いをしてなさい
と夜中差し入れを入れてくれた執事のお言葉で翌朝の屋敷の仕事は免除。
なので徹夜あけの朝の餌やりをさっさと切り上げ、管理人のおじさんの家で昼すぎまで寝ていた。
そして生まれた子豚の世話も仕事のうち。かわいいものだ。あと何か月かしたらステーキだか煮豚だかになるのに。
そんなことをやりながら一週間もすぎた。
慣れてしまうと、特にコメントも驚きもないので特筆することはない。あえていうなら、一度寝坊してメイドに置いてかれてしまった
あの時は迷惑かけまして申し訳ございませんでした。




