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21話 二度寝
貴族のお屋敷だけあって使用人も多いんだろう。芋の量も多いが多いのはそのせいだ。
芋の皮むきが終わった頃には大体の使用人が食事を終えていた。
「腰が痛い」
椅子に座って屈みながら剥いていたので腰が痛い
「姿勢が悪いんだよ。今度コツを教えてやる」
そういって新人は食事に芋を片手に食堂に向かった。あれは今日の昼めしなのだそうな。
芋の煮っころがし、煮つけ、ばたじゃが、肉じゃが、カレー。
ないな。まぁここのごはんは美味しいから期待はしておこう。
人がまばらになった食堂の椅子を4つほど占領して横になっていたら、メイドがやってきてここを掃除をするといった。
寝ているよりは有意義、ということで結局手伝う。
掃除や引き継ぎが一通り終わったら、料理長とメイドは自分の部屋に戻っていった。
日が出る前から働き朝食を作り昼前には終わる。そして昼過ぎまで休憩。最後に夜の食事の用意のためにでてくる独特のサイクル。
新人は他のメイドやおばさんの手を借り台所で料理を作ってる。
昼飯なのだろう。あの量の芋を片付けるのだ。ガスコンロもない。大変な作業。
そんなことを思いながら、食堂の椅子の上で寝た。早起きは農民がやることだ。




