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俺の呪い最強説  作者: takasy
魔王編
33/37

事情聴取

もう!私が!内容!覚えて!ない!!!!!

少しすると城内が騒がしくなった。

戦闘音が大きく流石に気づいた人がいるのだろう。

こちらを見つけた際、声をかけてくれたが今のレオンには気休めにもなりはしない。

レオンの中には、人が死んだということ、それを自分の手でやったということ。

もっと良かった結果があるのではないか

などを考えてしまい涙が止まらない。

今はそのことでいっぱいいっぱいだった。


少しするとガラドとファイスがやってきた。

現場を見てレオンを見ると二人は大体察したようだ。

夜遅いということもあり、事情聴取は明日に行われることになった。

レオンは自室に戻り、ベットに入ると泣きつかれたのか寝てしまった。

翌朝、もしかしたら夢だったのではないかと思い部屋を飛び出す。

しかし、見えた光景はだった。

遺体は昨晩置いた場所にはなく、運ばれたのだろう。

壁はレオンが吹き飛ばされた跡がそのまま残っていた。

(昨日のことは現実じゃ…

お前に罪はない)

ヒナタはこう言っているが、切ったのは自分だ。

それなのに罪がないといわれても納得できるはずがなかった。

朝食はどうするのか聞かれたがいらないと答え、少しすると玉の間に呼ばれた。

ヒナタは指輪になっている。

両端に近衛兵でもいるものだと思っていたのだが、いたのはガラド、ファイスの二人の魔王とお偉いさんだけだった。

礼儀など何も知らないレオンは、漫画で見た光景を思い出し片膝を地面につける。

するとガラドが口を開いた

「お前がそんな体勢をすることない」

一瞬、ザワっとしたが王本人が言うのだから仕方がない。

レオンはゆっくりと立った。

「さて、本題に入る

昨日起きたことを一から話してくれ」

ガラドらしいドストレートな聞き方だ。

昨日の事を思い出すと心が締め付けられるように苦しくなったがレオンは全てを話した。

話していると自然と涙が溢れてきた。

すると、周りから「泣き止まぬか!」と言葉が飛んできた。

それがきっかけとなり四方八方から罵声が飛んでくる。

弱っているレオンにとってグサグサと刺さった。

多分長く生きてる分、人間という種族が嫌いな上に、王にも好かれている分、嫉妬の心もあるのだろう。

(泣き止めと言われても止まるわけないだろう)

と、内心思っていた。

「だまれ…」

王の間に重く冷たい声が響く

魔族たちの声がピタッと止んだ。

意外なことにファイスが発しただった。


大体のことを話し終わったとき、俺の顔は土砂崩れの様になっていたと思う。

しかし、そんな姿を見ても二人は顔色を変えずに聞いていてくれた。


涙のせいで目がぼやけ何なのかよくわかんないがガラドは懐から何か出した

「これは、昨晩マユ、やサヒマ、ノーゲの部屋を調べていた時にマユの部屋から出てきた手紙だ。」

「え、まって

ふたりは分かるけどなんでノーゲさんの部屋まで調べたの?」

「……あー、あいつも同じ現象になったらしくてな…

あの後、城内を一応確認しようということで回った兵士と戦闘になった

相打ちだったらしい…」

「そっか」

「気持ちは分かる

まぁ、これを見ろ」

手紙を手裏剣の様に投げると綺麗な弧を描くと床に刺さった。

中身を取り出す。

涙を拭い読んでみるとブワッと涙があふれてきた。


ガラド様・ファイス様・レオン様


これを書いている今、狂おしいほど空腹に襲われ物事を深く考えることができません。

今の状態が悪化すると私はただの魔物になり果てると本能的にわかります。

魔物になった時は、慈悲なく殺してください。

恩をあだで返す形になってしまい大変申し訳ございませんでした。

楽しく、夢のようなひと時でした。

ありがとうございました。


前半はきれいに書かれていたのに対し、後半になるにつれてどんどん乱れていたり雑に消されていた。

それほどまでに精神的に来ていたのだろう。

この手紙を読んで言葉に表せない気持ちがレオンを襲った。



その後はすぐにお開きになった。

当分部屋から出てこないだろうとガラドたちは思っていたが翌日には前よりも凛とした姿のレオンが立っていた。

ありがとうございました。


https://ncode.syosetu.com/n6773gb/

新しいの出たよ!

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