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プロローグ︰01 サイアク

本作をどうぞ楽しんで下さい!!


「はぁ……やっぱり、無理だ……」そんな弱音を吐く僕の名前は 鹿芽晃也。ダボダボのTシャツにパリパリのジーンズ見た目も色々と終わっている。


今年大学生になりたての大学生デビューに失敗した哀れな学生。


思考は基本ネガティブでこれまで彼女が出来た試し無し……っと。まあ言わゆる18年連続の生粋の『陰キャ』である。


声優が歌っているめっちゃ可愛い悶えそうなアニメソングを片耳にお供に大学の円の地になっているフリースペースである広場で大の字になって陰キャの癖に人目もはばからず「もうダメだ」と休憩時間一人、弱音を吐いていた。


__彼がどしうして、ダメなんて弱音を吐いて居たかと言うと、それは『恋愛』に対しての自分の心の性であった。


彼は彼女が欲しいとい願望を思春期である中学生の頃から募らせ、そのまま高校に進学したが親の願いで『進学校』へ進学した為に恋愛に興味の無い異性が集まりアニメやドラマ等のキラキラした世界を体験せず、大学生になってしまったのである。


そう、それが故に異性との関わり方が分からずケータイの連絡先もせいぜい母親と妹……あと叔母さん位しか登録先に異性が居なかったのである。

飢えすぎて、いっそネットショッピングとかのカスタマーサービスに可愛い声のお姉さんが出るまでガチャ感覚で掛けまくって自分の異性と話したいと言う欲望が頭を支配するそう、彼にとって青春イコール、『恋愛』つまり完全なスーパー恋愛脳なのである。


__彼が考えたカスタマーガチャは犯罪一本手前……と言うかそれはただの業務妨害、立派な犯罪だ。勿論、それを実行に移すことはなかった。


それだけ彼は『恋愛』に飢えているのである。


そして本題に戻るとしよう。

彼が弱音を吐いたのは先程の彼の行動に問題があった為であった。


※※※ ※※※※※※ ※※ ※※※※※※※※※※


大学が始まり、親の呪縛も解け少しランクを落としそこそこ遊んでいそうな生徒が集まる大学に晃也は進学していた。


今日は大学が始まり1週間がたった頃であり、周りの生徒達は徐々に交友関係を構築させていた。


(ヤバい……僕も、頑張らないと……その為にランクを落としてまでここに来たんだ)


休み時間が始まると同時に晃也は。


「よし!! やるぞ!!」

と、一人声を上げ、__ガタッと席からおもむろに立ち上がった。


「うお〜ービックリしたぁ!!」


(やべ、一人なのに声出しちゃった……)


「あっ、……あっ えーと……あはは」

隣の陽キャグループの会話に混ざろうと決心した晃也は話しかけようとする為に気合を入れた声が外に漏れ陽キャグループにその声が届いてしまった。


(ヤバい。陽キャグループのリーダー大村!! いっ、弄られる……)


「うっは!! コイツボッチなのになんか一人で言ってんぞ〜」

(くっ、やっぱりだ……マズイ無視してでもこの場を離れないと……)


「おーいーやめろよ。大村そう言うのマジつまんないから、もう俺ら大学生だぜ? どんな人とでも仲良くしようよ」

まさかの助け船だった、横にいたホストみたいな顔立ちで髪がツンツンのいかにもモテそうな男が絡まれそうな僕を前に仲裁に入った。


「はーー、別にいーじゃん俺も()()で『鹿芽クン』と仲良くしようとしてるだけだしなあ。響木、お前女の子がいるからってカッコつけんなよ」


(本心だなんて……嘘つくな……大村のやつ……よくいう)


(ヤバい……僕を火種に陽キャグループの中で口論が始まってる……どどど、どうしよう)


「別に? カッコつけようなんて思ってないんだが。善意で僕は君のやろうとしてる事が下らないって、言ってあげてるだけなんだけど……?」

イケメンの響木が大村の煽りに食いついた。


「っせーな、分かったよじゃあもぅ。久野に決めてもらおうぜ? 俺と響木どっちが正しい事言ってるか決めてもらおうぜ?」


「フン、面白い……それはいい案だ。君の気が済むなら久野さんには悪いがソレで決めよう」


「久野」

「久野さん」


「どっちが正しい?」

「どっちの言い分が正しいですか!?」



__バン!!


そう言って陽キャ二人は机を手のひらで叩き、この時だけ阿吽の呼吸で声をハモらせ。大学生一可愛いと噂されている優等生の久野アリサへと質問する。


(なんかボク巻き込まれてるし……僕が原因で口論にしかも……あの『久野』に結果的に迷惑かけちゃってるし。ああああ、なんて日だああ)


そして、陽キャグループで君臨している久野さんが口を開く。


「えーっと、その……」

長引かない作品にしてまとめたいと思いますので


是非!! 応援の程よろしくお願いします。

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