表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/37

アリシアの決心

3話目からアリシアの冒険が始まります。

ここから少しづつ恋愛がまじってきます。

誤字があると思いますが、よろしくお願いします。

 俺がこの世界に転移してから、15年という月日がたった。

 俺はもう15歳で、兄は、20歳となった。兄は国家の魔道騎士団の試験には合格し、その実力も認められ、今は団長をやっている。


 それより、この15年間の成果を見せよう。

 本来なら魔法が使えるようになるのは20歳からだが俺は違った。

 15歳で俺は魔法が使えるのだ。


 魔法が使えるといっても、その実力は、国にいる数人の大魔法使いと呼ばれる人たちを、はるかにしのぐ力を持っていた。おれは毎日これが攻撃魔法だったらいいなと思っていた。

 それがどれだけすごいかというと、

    「魔法使いの魔力・・・100」

    「大魔法使いの魔力・・・10000」

    「アリシアの魔力・・・無限」

 これだけの差があるのだ。


 さらに俺の自慢話をすると、容姿がすごくいい。

 白髪に、澄み切った瞳の色、背の高さも理想的だった。ときおり、近所の子が


 「ババア、ババア」と何度も行ってくるが、元17歳の心の人さをもってすれば、すんなりと受け流せる。たまに

 「この美しい美貌に嫉妬しているんだな」と言いたくなることもあるのだが、そこは男としてもプライドが許さなかった。


 兄はと言えば、同じく容姿は完璧で、真っ黒な髪の色に、綺麗な藍色の瞳の色、背も高く、それはそれはたくさんの女性にもてていた。でも、一人も彼女がいないことに俺はいつも疑問に思っていた。


 俺はある日村を出ることを決心した。


 「この力をみんなに見せつけてやる!」


 ただそれだけの理由だ。他の奴らから見れば、つまらないと思われるかもしれないが、俺はこの力をこの村だけに抑えておくのはとてももったいない気がしたのだ。

 このことはすぐに家族に伝えた。

 両親は快く理解してくれが、兄だけは「ダメだ」と言い張る。

 それでも俺は、あきらめなかった。


 まず俺は、攻撃魔法が使えないので、剣術を磨こうと思った。

 次の日から、兄と一緒に父に剣術を教えてもらうようになった。


 剣術を習ってから数か月がたっただろうか。俺の剣の腕は結構上達した。

 兄はまだまだと言ってくるが、ただの嫌味だろう。


 ついに、村を出る時がやってきた。両親や村の人たちが出迎えてくれる中、どこを探しても、兄の姿が見当たらなかった。

 みんなの出迎えのあと、村を出て少し歩いていると、ひとかげがみえた。

近付いて顔を見てみると、それは紛れもなく俺の兄だった。


 「どうしたの?」と聞くと、


 「いかないでくれ」と兄は答えた。


 その顔を見るのはつらかったが、俺はすぐに無理と答えた。

 すると兄は、

 「なら俺も行く」と言い出したのだ。


 15歳の私が村を出ていくのが心配なのだろうと思ったが、今や国家の騎士団長となっている兄の仕事を放棄させるわけにはいかない。

 「ごめん」

 俺はそういって兄に催眠の魔法をかけたのだ。兄はなかなかの魔法使いだが、俺にかなうはずもなく。眠りについた。申し訳なさでいっぱいの俺だが、そのまま王都を目指して足をすすめた。


 「俺にはお前が必要だ」

 眠る間際に行った兄の言葉は、むなしくも木々のざわめきによってかき消され、ただただ先に進んでいるアリシアの姿を目に映したまま、ねむりについた。
























































評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ