チュートリアル -2-
-チュートリアル(1/5) 達成しました。-
なるほど今ので一つ段階を積んだということか。
「ということでな、今のもお金の使い方を学んでもらうために お使いに行ってもらったのじゃ。確かにちょうどなかったし良かったんじゃがの。」
お爺さんは長い髭をいじりながら笑っている。
確かに現物のお金が見えないってのも むやみやたらと使っちゃうもんね。
親父がカードで使いすぎてるの見てたよ。 そらもう母さんカンカンでめっちゃ物投げてたもん。
無駄遣いしないようにしなければ。
「さて、インクを買ってきてくれたところで まずこの世界のお話をしようかの。
この世界はな ドーナツ型の大陸でその真ん中の海に 一つ大きな島があるんじゃ。
その島はそれぞれの町、村で伝わる いわゆる 《神獣》 がいるんじゃその生き物は獣だったり人型だったりさまざまなのじゃ。こいつらが おっそろしく強くてじゃの 1つの国の軍隊と1匹が対等なレベルなのじゃ。並みの人間では出会った瞬間に失神してしまうじゃろうて。 たまに普通のモンスターの変異が神獣クラスになることはあるんじゃがの。」
1匹で軍隊壊滅レベルとかおかしいだろ。エンドコンテンツだろどう考えたって。
「それでじゃの大陸には国が7つあるんじゃ。それぞれ魔王が治めておる。その魔王もアホほどつよくてじゃな… それぞれ大罪の名前がついておる。 たまに変装して外をあるいておるのじゃから恐ろしいことこの上ないな 1の国から時計回りに国が7つあるのじゃ。 森が多いところも海があるところも 砂漠も 全部自分の目で確かめるといい。余談なんじゃが 魔王を倒すと 魔王の名を襲名できるそうじゃ。そんな命知らず馬鹿はこの世におらんと思うがの ほっほっほ」
ほー 魔王の治める国ね。ありきたりだねー 大罪ね。 ありきたりだねー
まぁそのありきたり感が楽しみになったりするんだけどねー。
-チュートリアル(2/5) 達成しました。-
早えぇな 話聞いてるだけだったぞ まぁ大体の国とかの場所はつかめたしいいか。
「世界には魔法がある。常識じゃな。」
いやそんな常識しらねぇよ。あたりまえじゃねぇよ。これからそれが前提に話が進むんだから流さねぇとな。
「格種族ごとに得意な魔法属性がある。たとえば半魚人とかだと『水属性』が得意だったり獣人だったら『身体強化』が得意だったり わしらエルフだと『風属性』が得意だったりするんじゃ。じゃがそれでも個人差はかなりある。エルフであっても『土属性』にも適正があったり複数適正がある場合もあるのじゃ。言わずもがな適正があると魔法の威力が上がる。ある魔法学者が調べたところによると約1.2倍程度の威力の差が出るそうじゃ。また魔法は使うと育つ。常識じゃぞ~。」
適正属性か。エルフは風。ファンタジー通りだな。エルフが火をぶっ放してるとことか 夢が広がっちゃうね!
「というわけでじゃ 今から[精霊の間]に行きお前の適正属性を判明させにいくのじゃが準備はいいかの?」
もちろんOKだ!むしろ大歓迎だ!
「やるき満々といったところじゃの。それじゃあ行くぞい。」
おじいさんに付いていき 村を出て 山の洞窟に入っていった。道中一切モンスターは見なかったがそういう設定なんだろうか。
[精霊の間]
一言で言うと神秘的。 地底湖がありその真ん中に大きな大木が生えている。 洞窟だがそこだけは天井が抜けている。 あれこれ 映画で見たこと歩きがする。 もののKさんだよね 獅子神だよね?
「では祈れ。」
祈った。どんなポーズがいいのか知らんが祈った。神に懇願するとかあんな感じのポーズで。
「おお 精霊様が降りてきてくださったわい。」
精霊様の姿ははっきりとはわからない ぼやーっとしている だが確実にいえることがある 美人だ。
「お久しぶりですね。エルフの長。その子が新しい冒険者となる少年ですか?」
透き通る声。実に美しい 世の中の美声の中の美声だ。さすが精霊。
「はい。そうですじゃ。属性の儀式をさせにきましたのじゃ。」
「わかりました。ではいきますよ・・・」
そういうと精霊様は俺の体に入ってきた。いやそういう意味じゃないけど そういうことだ。
脳やら全身やらをすみずみまで調べた。 俺の体の中に精霊様がいることで会話をすることもできた。
「精霊様でいらっしゃいますか?」
「はい。そうですが どうかされましたか?」
「いや 美しい姿に美しい声をしてらっしゃるなと・・・」
「ッッッ・・・・!」
照れた。精霊様照れた。
しばらくすると精霊様は スッと体から抜けていった。
「この者には特殊な力がありますね。私にもなんだかわかりません。現に彼は私に話しかけてきました。内容は詳しくは話しませんが こんなことをしたのは魔王以来ですよ。」
-チュートリアルボーナス 能力が上昇しました-
ワーオ俺ってば結構すげーことしたのな。
自覚ないわー やっぱ天才だわー
「それではそのものの適正を発表します。」
1枚の紙を渡された。
パラメーターが書いてあった。中でも高かったのが 『回復魔法』と『闇魔法』あと次点で『風魔法』
「なんと!すばらしい 風魔法より回復魔法と闇魔法がとな! お前はエルフでもダークエルフ系に近いのじゃな!ダークエルフ系は隠れることを得意とする系統じゃ。闇討ちで右に出るものはいないぞ。」
隠れることが得意・・・思い当たる節が多いな・・・ 学校でも目立たないようにしてたもんな・・・
そういうのも出るのかな・・・
「これにて精霊の儀を終わります。」
そういうと精霊様は 消えた。




