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2 飛鳥の日記

すべて日記の形です。

本編を知らないと訳が分かりません。

こんなに日数経ってたの!?

作者もびっくり、深く考えちゃダメ(笑)


2飛鳥の日記




四月七日


今日、新しい学校に転入した。いきなり席替えがあって、クラスの人らの名前を覚えられるんかが、不安になった。けど、隣の席の如月君は、えぇ人そうやったから良かった。



四月八日


今日は、如月君に誘われて、バスケ部の見学に行った。見学の前に、久しぶりにバスケをやって、楽しかった。マネージャーの加賀さんに、いろいろ教えてもらった。男バスのマネ、えぇかもしれへん。



四月十日


今日は、ほかの部活も見てきた。演劇部を見に行ったら、なんでか、王子様の衣装を着せられてもうた。なんで王子なん?うち、女なんやけどなぁ。



四月十四日


今日から、ホンマに男バスのマネになった。入って初めて、結構強い部活なんやって知った。如月君は、特別うまいわけやないけど、なんでやろ?人の目を引く何かを持っとる気がする。



五月三日


今日も部活やった。マネの仕事も忙しい。今日も大和と一緒に帰った。途中で、大和の友達に会うた。甲斐やったか?えぇ空気持っとるやつやった。きっと、えぇやつなんやろな。



五月十二日


今日は、部活の後に、大和の家族に会った。双子のおねえはんは、かわいらしい子やった。おかあちゃんかと思った人は、叔母さんやったらしい。お母ちゃんと、お父ちゃんは、どうないしたんやろ?



五月二十日


今日は、大和が元気なかった。お母ちゃんの、命日が近いんやと。でも、なんとなく、それだけやない気がする。うちは、大和の役には立てないんやろか?大和のためになにもでけへん。それが辛かった。大和は、うちにとって大切な存在なんや。ホントは、いろいろ聞きたいけど、約束したし。うちは、大和が話してくれるんを待つだけや。



五月二十四日


来週からテストや。今日は、大和がうちに来て、二人で勉強した。大和は、自分は頭良くないみたいなこと言うてたけど、そんなことないと思う。教えたらすぐわかってくれて、うちも教えがいがあって楽しかった。



六月三日


夕方に、大和から電話があった。なんや、元気なかった。けど、約束、守ってくれたんがうれしかった。うちに頼ってくれたんが、むっちゃうれしかった。やっぱりうちは、大和のこと・・・



六月四日


大和が、仲直りできたって、報告してくれた。けど、なんやすっきりしてないみたいやったから、いらんことかもしれん思ったけど、大和をけしかけた。嫌われてもえぇ。覚悟して聞いてよかった。



六月九日


大和にスキやって言われた。どないしよ思ったけど。ホンマの気持ち伝えた。うちも、前から好きやったんや。そのまんまのうちを、何の偏見ももたんと、普通に接してくれた大和が。おとうちゃんもおかあちゃんも、男か!て呆れて認めてくれへんかったうちを、大和はそのまんま受け止めてくれた。いつも一緒におるうちに、優しい大和に、ひかれていった。大和に好きやって言ってもらえて、むっちゃうれしかった。



七月九日


大和と付き合い始めて、ひと月たった。大和はいつも優しいし、前からよく一緒におったから、たぶん誰にも気づかれてないと思う。別に、隠したいわけやないんやけど、大和が恥ずかしい言うから、仕方ない。



七月十二日


今日は、大和とデートやった。駅前で買い物しとったら、美作さんと会うた。普通に買い物していただけなんやけど、なんや、美作さんの持つ空気が、いつもと違う気がした。どないしたんやろ?



七月十三日


今日は部活の地区大会やった。二八対二九で、勝った。大和が活躍した。帰りに、上総ちゃんらに、付き合うてることがばれた。・・・やっぱり、美作さんは、大和のこと好きやったんやろな。けど、譲るなんてでけへんし。でも・・・美作さんは、笑って送り出してくれて。ホンマに、大和のことが大切やったんやて、伝わってきた。正直、負けた、思った。美作さんのためにも、大和と幸せにならなあかんて思った。



和泉飛鳥



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