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叛逆のヴァンパイア  作者: 圭沢
第二部 Vampire & Throngs
30/90

28 古城にて(前)

 ヤーヒムがドウベク街道の峡谷で追手と熾烈な戦いを繰り広げていた頃。

 そのヤーヒムが遅れること一日、迷宮都市ブシェクからすぐのドウベク街道上を、猛烈な砂埃を巻き上げて急進する一団がいた。


「急げ、馬はパイエルまでもてば良い! マクシム、速やかにパイエルで換え馬に乗れるよう手配を頼む!」

「はっ、アマーリエ様! すぐに使い魔を飛ばします!」


 先頭を行く白銀鎧の騎士はザヴジェル辺境伯家の長女アマーリエだ。

 その指示を受けた忠実な配下マクシムが手綱を僅かに絞り、三十騎にも及ぶ一団の中ほどへとするすると下がっていく。彼らの元に辺境ザヴジェル領から緊急報が届いたのは僅かに一時間前のこと。


 ここに同行しているのは全て、ザヴジェル家の姫君アマーリエが各所のラビリンスを攻略するにあたって編成された特務部隊のメンバーだ。

 強力な魔法使いであるリーディアが同行したために実際にラビリンスに入ったのは中核の精鋭騎士のみだったが、過去の他ラビリンスへの遠征時でもこの程度の人数は必要最低限だったりする。


 ラビリンス攻略でほぼ確実に発生する負傷者の交替要員として、ラビリンス外では辺境伯家の長女であるアマーリエの身分に応じた護衛や侍女として、そして貴族家同士の外交使節団として、これでも少ないぐらいの人員構成。

 そう、この隊に加わるのはまさに辺境ザヴジェル家の選ばれた精鋭だけなのだが、それが残すことなく全員、追い立てられるように騎馬を走らせている。


「通信兵、使い魔でパイエルの太守に繋ぎをつけよ! 辺境伯家の一大事につき、人数分の換え馬を用意願いたいと!」

「はっ! ただちに!」


 アマーリエの指示を伝えるマクシムの鞭のような声に即応し、十を数える間もなく純白の鳩に似た使い魔が一直線に飛び出していった。

 彼らがここまで急いでいるのは、辺境ザヴジェル領からもたらされた凶報を聞いてのこと。


 ――魔の森より至急報! 魔獣の大規模侵攻の気配ありッ!


 それを知ったアマーリエは即座に帰還を決めた。ラビリンス解放後の儀礼的なあれやこれやは丸ごと投げ捨て、特務部隊の全てを引き連れて最速で走り出したのだ。


 魔獣の大規模侵攻、それは数年に一度起こる非常事態だ。辺境ザヴジェル家の人間はそれを防ぐのが最大の使命。周辺の諸家の協力ももちろんあるが、アマーリエを始め、ここにいる特務部隊の精鋭達が戻ればそれだけで大きく戦力が増強されるであろう。


 それに何より、アマーリエの手元にはブルザーク大迷宮のラビリンスコアがある。比類なき大きさに加え、雑味が一切ない純粋な魔力を湛える非常識な逸品。

 これがあれば魔の森周辺に敷設する防魔結界が格段に強化でき、上手くいけば戦い自体を回避できる可能性もあるのだ。


「聞こえたか皆の者! 馬は乗り潰せ、遅れるな!」


 マクシムの叱咤に全員が一斉に了承の声を返し、馬の速度を上げた。一刻も早くザヴジェルに戻らなければならない。

 夕闇落ちるハナート山脈の丘陵地帯に向け、彼らは鬼気迫る勢いで疾駆していく。




  ◆  ◆  ◆




 そうなるか……。


 ヴァンパイアのコミュニティが存在していた古城に辿り着いたヤーヒムは、物陰で小さくため息をついていた。

 いつしか冷たいアイスブルーに戻った彼の瞳に映っているのは、満月の静謐な光を浴びてそびえ立つ荒れ果てた古城。かつての栄華は跡形もない。生い茂った雑草と蔦が全てを物語っている。


 ……コミュニティは消えている、か。


 あれだけ堅牢を誇っていた城壁もあらかた崩壊してしまっている。知能の低い魔獣に対してならそれなりの防波堤になっても、少しでも知恵のある生き物なら侵入路は選び放題――そんな荒廃した状態。

 特に城門は瓦礫の山となっており、その徹底的な破壊の爪痕は遠い過去に強力な魔法攻撃を受けたようにも見える。


 それはもしかして、この大量の蔦が生い茂る前、過去のどこかで多くの魔法使いを揃えたヴァンパイア狩りがこの古城に攻め寄せたことを意味しているのかもしれない。


「…………」


 ヤーヒムは苦い感傷を胸の奥に押し込めつつ、一歩一歩を踏みしめるように雑草だらけの石垣を登っていった。

 ヴァンパイアの生き残りがいるかもしれないなどと、甘い期待は既にない。ただ、もしかしたら、万に一つ、一縷の願いが彼の重い足を動かしている。


 せめて何か、手がかりでもあれば――


 ゆっくりと城壁を登ったヤーヒムは、そこで自分の目を疑った。

 なんと、荒れ果てた古城の一階の窓に、煌々と明かりが灯っていたのだ。


 そこは確か、シャンデリア輝く豪奢なダンスホールだった筈。真祖ラドミーラに連れられて訪れた時、コミュニティのヴァンパイア達が総出で宴を開いてくれた場所のはずだ。

 明かりが灯った窓から、何者かの笑い声が聞こえた気がした。間違いない。誰かいる。


 ヤーヒムは全力で走り出した。




  ◆  ◆  ◆




「誰だこいつ! 殺す!」

「囲め! 殺す!」


 ヤーヒムには、戦いが影法師のようにつきまとう運命のようだ。

 かつてのダンスホールに飛び込んだヤーヒムを、きつい体臭を撒き散らす屈強な二足歩行の獣が敵意も露わに取り囲んでいた。


 彼らはノールと呼ばれる、食屍獣ハイエナ系統の悪名高き獣人達だ。

 部族単位で放浪し略奪を生活の手段とする、ヴァンパイアとは別の意味で唾棄されている獰猛な狂戦士の種族。そのノールの部族がこともあろうに、この廃城で卑俗な酒盛りをしていたのだ。


「毛なしの癖に! 殺せ!」

「殺せ!」


 凶暴なノールの平均身長は二メートルを超える。

 全身は赤茶まだらの毛皮に覆われ、立って鎧を着ていなければ肉食獣そのものの外見をしている。筋肉は獣のそれであり、性質は狡猾、残忍で執念深い。


「逃がすな! 生きたまま皮を剥げ!」

「獲物! 生きたまま喰らう!」


 亜人と違う、獣そのものの顔でハッハッと呼気を吐きながら二十人を超えるノールが剣をちらつかせ、ヤーヒムににじり寄ってくる。


「……問題ない。そこで動かず待っていろ」

「…………」


 ヤーヒムが背中に庇うのは亜人の子供達。

 思わずこの場に飛び込んだのは彼らがいたからだ。

 彼らの目は涙と恐怖で覆われており、血まみれでもがく子供に縋りついて泣きじゃくっている者もいる。


 ヤーヒムが窓から様子を窺った時、彼らは酒を飲む残虐なハイエナの獣人の前で、拉致された子供同士で戦わされていたのだ。


 無作為に二人を指名して戦わせ、生き残った方に食事を与える――囃し声から察するに、亜人の子供達を攫ってきたノールどもの酒の余興らしかった。


 石床にへたり込み、放心状態で虚空に視線を彷徨わせている幼い子供の手には、血に染まったナイフが未だに握られている。

 いつまで経っても戦おうとしない子供達に業を煮やしたノールの一人が、無理やり持たせてその手で一緒に相手の子供の腹を刺し貫いたのだ。


 空気を切り裂くような悲鳴、湧き起こる下品な囃し声と哄笑。

 そして、己が手で相手を刺した子供の目からみるみる光が失われ、それはあたかも、かつての囚われ生活で奴隷少女達に散々見てきたものと同じ、悲痛なほどに光を失った目と全く同じで――。


 その光景を目にした瞬間、ヤーヒムの胸でどす黒い怒りが爆発した。即座に窓をぶち破り、問答無用でその場に割って入ったのだ。


 今、幼い子供にナイフを持たせて無理やり凶行に及んだハイエナの獣人はヤーヒムに蹴り飛ばされ、ホールの端まで弾き飛んでいる。


「……初めに死にたいのはどいつだ?」


 ヤーヒムが地を這うような低い声で、包囲を狭める残忍なノールの戦士の群れに問いを投げかけた。同時にすらりと背中の剣が抜き放たれる。


 この下道な獣を皆殺しにするのにヴァンパイアネイルは必要ない。

 それにこれから先、ヤーヒムのヴァンパイアネイルは余程のことがない限り封印しておくつもりでもあった。ヤーヒムの正体を知るゼフトのような追手に使うならともかく、行く先々で己がヴァンパイアだと宣伝する必要はない。


 故に、この外道どもは剣で薙ぎ払う。

 ヴァンパイアの身体で振るう剣術に充分に慣れているとは言い難いが、胸の中で燃え盛る灼熱の怒りは、既にノールの鬼畜どもを軽く呑み込んで相手にもしていない。


「ぐはは、こいつ、馬鹿! ノールに勝てる、思ってる!」

「死ぬのはお前、この毛な……し……」


 哄笑しながら一歩踏み出そうとした右端のノールが崩れ落ちた。

 怒れるヤーヒムがヴァンパイアの膂力のままに剣を振るったのだ。

 返す刀で反対側の獣の首を切り飛ばす。初めに哄笑を上げたノールだ。


 一切の反応が出来ず唖然として固まる屈強な獣人の狂戦士の前で、ヤーヒムは腰を落として構え直し、じり、と更に半歩前に足を運んだ。


「……次はどいつだ?」

「な、何だお前――」


 皆まで言わせず、口を開いたハイエナの獣人にヤーヒムが疾風のように斬りかかり、その右腕を剣ごと叩き斬った。

 続けざまにもう一閃。今度は右脇腹から左肩へと容赦のない剣閃が走る。力任せの剣は荒々しくノールの上半身を切り裂き、絶命したその巨体が血飛沫を派手にまき散らしながら、どう、と倒れた。


「……次は?」


 圧し掛かるようなヤーヒムの気迫に、もう誰も答えを発しない。

 二メートルもの恵まれた体格を持つハイエナの獣人達が、剣を構えたままじりじりと後ずさっていく。


「ば、化け物」


 思わず呟きを漏らしたノールが瞬く間にヤーヒムに切り伏せられる。

 粘つく濃厚な血の匂いが周囲に広がっていく。


「次は――」


「う、うわあああ」

「殺せ! 化け物、殺せ!」


 威圧に耐えられなくなったノール達が一斉にヤーヒムに斬りかかった。

 連携も何もない。追い詰められた獣の、破れかぶれの攻撃だ。湧き上がる喚声、飛び散る血飛沫、次々と数を減らしていくノール。


 と、激しい衝撃と共にヤーヒムの剣が強引に打ち払われた。


「おいお前! このデ=ヨンゲと勝負しろ! 一騎打ち(ソウボイ)だ!」


 見ればひと際大きなノールがヤーヒムの眼前に迫り、牙を剥き出しにして唸り声を上げている。


「デ=ヨンゲ、偉大なる氏族ヴォブの家族! この部族の長! お前に一騎打ち(ソウボイ)を申し込む!」


 その言葉に周囲のノールが一斉に退いた。

 そして、口々に耳障りな雄叫びを上げ、デ=ヨンゲと名乗った部族の長とヤーヒムを囲んで囃し立てるように足踏みを始める。一騎打ち(ソウボイ)とは戦いを好む亜人全般に伝わる儀式である。部族単位の戦いの勝利を賭け、一対一の戦闘で全てを決するのだ。


「お前、強い。けれどデ=ヨンゲ、もっと強い。だから、死ね!」


 唐突に豪快な横薙ぎがヤーヒムを襲った。

 獣の身体を持つノールならではの強烈な斬撃だ。ヤーヒムは咄嗟に剣を擦り合わせて跳ね上げ、そこから目まぐるしい攻防が始まった。


 袈裟切り、左切り上げ、横薙ぎ。

 デ=ヨンゲは強靭なノールの戦士らしく、どんな体勢からでもしなやかに身体を使い、痛烈な一撃を繰り出してくる。ヤーヒムは【ゾーン】である程度の攻撃は読めるものの、時おり思いがけない攻撃が混じってくるので気を緩めることができない。それに何より、ヤーヒムの攻撃は全て獣の反射神経でいなされてしまうのだ。


 無言の激しい攻防が続く。

 周囲のノールの雄叫びはどんどんやかましさを極め、足踏みの音が地響きのように荒れ果てたホールに増幅されていく。


「お前、強い! けれどデ=ヨンゲ、もっと強い!」


 デ=ヨンゲの動きのギアが一段上がった。

 早さはもちろん、斬撃に蹴りや爪が入るようになった。


 ヤーヒムも負けてはいない。

 この域での剣の扱いにも徐々に慣れてきている。そこにヴァンパイアの超越的な身体能力を上乗せし、更に【ゾーン】の空間認識も併用して徐々にデ=ヨンゲに傷を負わせていっているのだ。


 そして。


 追い詰められたデ=ヨンゲの捨て身の噛みつきを紙一重で躱したヤーヒムが、剣を返す間も惜しいとばかりに握りの尻、柄頭でデ=ヨンゲの後頭部を強打した。


 一瞬飛んだ意識がすぐに戻ったのか、地面に膝をつく直前でかろうじて持ち堪えるデ=ヨンゲ。

 だがそこにヤーヒムの蹴りの追撃が入り、ノールの部族の長はホールの壁まで弾き飛んだ。もうもうと立ち昇る埃、静まり返る周囲のノール達。


「……次は、誰だ?」

「あ、あ、あああああ!」


 戦いの始めと変わらぬ底冷えのするヤーヒムの声に、ハイエナの獣人達は文字どおり尻尾を巻いて逃げだした。

 デ=ヨンゲも埃の中で立ち上がり、仲間に脇を支えられて撤退していくようだ。


「この屈辱、絶対に晴らす! 忘れるな!」


 最後に激しい憎悪のひと睨みを残し、残虐非道な者達はこの場から消え去った。

 ヤーヒムにしても次に会った時も負ける気はない。次は逃さず全員を殺す。こんな非道を繰り返す部族など、到底許すことは出来ない。本来なら逃がすものかと追いかける場面かもしれない。けれど今は――


 全てのノールの気配が消えるなり、ヤーヒムは背後の子供達へと歩み寄った。




  ◆  ◆  ◆




「え、イジーの傷が塞がってく、よ……?」


 残虐非道な獣部族を追い払ったヤーヒムは、剣帯と背嚢を一度降ろし、腹を刺されて危篤状態だった亜人の子供に手持ちのポーションを祈るような気持ちでふりかけていた。


 何かの時の為にとラビリンスの帰路でリーディアに押し付けられた、ヤーヒムの血入りの一本だ。


 相変わらずその効果は凄まじい。みるみるうちに出血が止まり、残りを口に含ませれば、蒼白だった顔色も徐々に穏やかなものになっていく。

 恐るおそる近づいてきた他の子供達が、ぽかんとした顔でそれを見守っている。


 間に合ったか。

 ヤーヒムはその鋭く整った無表情の顔の奥で、大きく安堵の息を吐いた。


 だがまさか、このポーションを本当に使う事になるとは……。


 ヤーヒムはエルフの血を引くあの世話焼き乙女に胸の中で小さく礼を言った。

 確かにヤーヒムの血を混ぜたポーションは奇跡のような効力を持つ。けれど、その効力は「ヤーヒム以外に」という大前提がある。ヴァンパイアにとって、自らの血は苦く毒にしかならないのだ。つまり、ヤーヒムの血を混ぜたブラディポーションはヤーヒムには効かないということ。


 それを説明しても尚、リーディアは「いいからいいから、元はあなたの血だし、遠慮しないで?」と強引に背嚢に詰め込んだのだ。

 その時は意味のないことを、と思っていたが、今ようやく理解をした。あの紫水晶の瞳を持つ娘は、ヤーヒムがこうやって突発的に人助けの真似事をする性質であることを、どうしてか本人よりも見通していたのかもしれない、と。


 ともあれ、お陰で二人の子供を救うことが出来るのだ。

 そう、二人だ。

 一人はこの死にかけていた子供。もう一人は――


 ヤーヒムは静かに立ち上がり、少し離れた場所で独り、未だ血に染まったナイフを握り締めて震えている幼な子に歩み寄った。


「……もう大丈夫だ。あの子は死なない」


 出来る限り優しく語りかけ、幼な子の手から血まみれのナイフをそっと取り上げるヤーヒム。


「悪い夢を見たのだ。その証拠に」


 ヤーヒムは幼な子を抱き上げ、今や上半身を起こすまでに回復した子供のところへ戻った。周りの子供達が一斉に場所を空ける中、自らの手で傷つけてしまった相手のすぐ隣に幼な子を下ろしてやる。


「イジーお兄ちゃん……」


 それまで無反応だった幼な子が、目の前にいる相手が何事もなく座っているのを見て、唐突にぼろぼろと涙を零し始めた。


「ぼ、僕……うわああん、ごべんなざい、僕、僕……!」


 大声で泣き出した幼な子を、兄と呼ばれた子供がぎゅっと抱き締めた。

 仲の良い兄弟だったのだろう。それなのにナイフで刺してしまったと、泣きながら謝り続ける幼な子。


「いいんだリジー、もういいんだよ。怖かったよね、本当に、怖かった……」


 リジーと呼んだ幼な子の頭を撫でながら、自分も泣き出したイジー。抱き合ってわんわんと泣き続ける兄弟を、ヤーヒムは一歩下がって見守っている。


 いつしか周りの他の子供達も一緒になって泣き出していた。

 自らが経験したあれこれを、泣くという行動で発散させているのだ。


 ……それでいい。


 子供達を無言で見守るヤーヒムの氷のようなアイスブルーの瞳の奥底に、いつしか柔らかな光が灯っていた。




次話『古城にて(後)』、本話の後半部分です

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