↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者、貴方に復讐します。  作者: 竜胆 華津
仮面舞踏会に行こう。
48/63

女性にぶつかって謝りもしない。

 哀れな王女様の姿を眺める。悲劇のヒロインだね。罪悪感が無い訳じゃないけど、彼女は勇者を歓迎して私を追い出した一人なんだ。

 ・・・ざまぁみろ。


「あっ」


 痛くは無い。痛くは無かったけど、衝撃を受けて持っていたグラスを落としてしまった。

 誰だ?相手を見る。


 あぁ・・・公爵家のダメな方。一族の汚点。放蕩息子な次男坊。


 あれぇ、舌打ちしてどっか行こうとしてるよ?

 こんないい金づるを逃す訳ないじゃない。

 落としたグラスの割れる音でチラチラと注目を集めている。さて、可憐な女の子らしく泣いてみましょうか。


 くけけ、焦ってる焦ってる。笑いを堪えて震える肩は泣いているように見えるから、好都合。

 ・・・最近の私は悪役だな。まぁ、勇者達や勇者を歓迎する奴らにとっては悪役なんだけど。


 とりあえずはこの女の子にぶつかっておいて、ごめんの一言も無い男に集(たか)ろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。