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勇者、貴方に復讐します。  作者: 竜胆 華津
仮面舞踏会に行こう。
47/63

魔眼を手に入れよう。

 欲しいなぁ。魔眼、欲しいなぁ。

 魔眼は持ち主から離れると強い力を宿す魔石になるんだ。欲しい。


 ・・・ひとます、王女様を使い魔にして、自らの手で抉り出して貰おう。自らの意思で。

 バレるのは危ないからね。


 吸血鬼(バンパイア)スライムをコッソリと近づける。ドレスの中に入ったのを確認して、テラスに出る。




 足音が近づいてくる。振り返ると、王女様が虚ろな目で立っていた。


「・・・ちょうだい?」

「はい、ご主人様」


 気高い王女様・・・エヴァは自ら目を抉り出した。彼女の手の平に乗った二つの石。エヴァのように気高い紫の魔石。

 魔眼があった場所はただの窪みになっている。


「・・・・・・」


 私は無言で魔石を受け取り、立ち去った。

 十分に離れてから使い魔から手放す。テラスに目を向ければ、王女様は座り込んでいた。

 哀れな様を見たのは私だけだった。

灯ステータス


持ち物【その他】魔眼の魔石×2

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