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詩集1  作者: 明葉いより
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非情ではなく無情であれ

非情ではなく無情であれ

無慈悲であれ

一片の感情も思考も宿すなかれ

ためらいを捨て

奴らを滅ぼことに徹せよ

徹底的に殺し尽くせ


でなければ──


お前が魔となり

最愛の伴侶を弄び

大切な友を裏切り

嗤いながら

彼らを喰い殺すだろう


そして

お前自身も堕ちて

魔に食われるのだ


……

……

……


そう

お前は知らない

堕ちたる者共の

貪欲なまでの狡猾さと

人間を弄ぶ命の軽率さを


だから私は言い聞かせる

非情ではなく無情であれ

無慈悲であれ

心に一片の隙も与えるなかれ、と

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