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詩集  作者: 明葉いより
43/61

短い詩四詩

1、


風にまぎれる光の煌めき

か細き祈りを込める

風がまたたいて一息に

光と祈りが天空に芽吹いて


雲を勝ち割る白筋が

わたしの眠る花墓に差し

ようやく赦される昇天の時



2、


愛し恋し夢

甘し妖し(えん)

終われば

熱の余韻もどこにもなく



3、


親として言うべき言葉がある

親としてやるべき行動がある


人として言ってはならない言葉がある

人としてやってはいけない行動がある


今まで築き上げてきたもの

あの子に与えてきたもの 与えられたもの

あの子に教えてきたこと 教えられたこと

全部一瞬にして消えた


私は親として人としての境を踏み外した

だから──

どんな償いも無意味だ



4、


引き金を引いて

自らの生を終わらせた

自分という間抜けを消したくて

死んだのに

死んでも存在している

幽霊となって彷徨う

ただ消えたいのに



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