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詩集1  作者: 明葉いより
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ただ、もう一度会いたいのです

あなたという人が消えて

わたしの時は止まりました

心が止まってしまったのです


そして

あなたが出していたであろう

小さな“助けて”を

全く気づけなかった

愚かな己を責め続け──


あなたがいないことに

今更のように気づいて

泣いて泣いて辛くて泣いて

でも繰り返して

また気づくのです

あぁ、あなたがいない、と


大切な人の、最愛の人の、身近な人の

命を失うほどの苦しみや辛さを

初めて知るのです

亡骸を見つめて

ただ非情に、突きつけられるのです


どんなに渇望しても

過去には決して戻れず

あなたという人には

もう二度と会えないのです


でも

前に進むわけにはいかず

日々は進んでいく

容赦なく朝はやってくる

容赦なく夜はやってくる


光ある世界はそこにあれど

何もなかった幸せを

笑うことはできないでしょう


闇のある世界はそこにあれど

失ってしまった安らぎを

感じることはないでしょう


……

……

……


それでも、願うことはただ一つ


──どうか、どうか

わたしの夢の中に現れて


最愛のあなたに

ただ、もう一度会いたいのです

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