内側から見た世界観
世界観は前に書いて居ますが、キャラ目線で少し記載してみようと思います。
/本星に関して
『鉄仮面先生』
「それでは、今回は社会に関する授業と行きましょう」
「知っての通り、この星は開拓惑星で…テラ・フォーミングの途中で、ちょっとした事故が起きました」
『ナデシコ』
「それで恐竜が生き残っていたり、獣の進化が途中とは聞きましたけれども…。本星からの援助とかありませんの?」
『鉄仮面先生』
「残念ながら、介入が無い代わりに援助も無いという状態ね。島流しに近いから、好きにやってくれという状態なの」
「お互いに無関心と言う処かしら?資源を奪われたり移民を押しつけられたりする心配が無い半面、問題は全てこちら持ちということね」
ゲームに関係ない事もあり、地球本星に関してはまるで出て来ません。
キャラの設定的に、本星からやってきたとか、他の移民惑星からやってきたという味付け以上は関わる事は無いでしょう。
/行政府
『ナデシコ』
「開拓公団が我々に任務を託し、成果に対して功績を評価する。そして、功績に応じて獲得した物を持って行って良い…でしたわね?」
『委員長』
「そうです。公団が一通りを監視する行政府に当たりますが…、まあ基本的にはマスターナンバーとドミネーターを中心にした、部門の統括集団だったはずです」
「現時点でのマスターナンバーは『伯爵』で、5人…のドミネーターが各部門を担っているはずです」
『鉄仮面先生』
「その通りよ。伯爵本人が行政系の人なので、直轄で役人タイプの人を連れてるから、ここが行政の中心になるわね。学校の校長であるモルガナ大姉もドミネーターになるわ」
「この人達に数名の追加メンバーを加えて、特別委員会を開いて開拓公団が動いている感じかしら?まあ、滅多に全員揃わないそうだけど」
『ナデシコ』
「ということは、そのうち伯爵を中心にした都市国家にでもなりそうですわね。私達がエージェントで、先生たちがアークエージェントと言われれば、まあ組織という感じはしますけど…。この人数では」
『委員長』
「初期の移民惑星なんだから、それは言わない約束なのかな?まあ、頼れない分、私達が活躍する場所が多いと言うことね」
この世界では、絶対的に人間が不足している上に、新技術が開発されたばかりの状態です。
その為、初期移民たちは全員がなんらかの役目を担っており、冒険者のようにあちこちで活躍する事に成ります。
全ての戦利品は一時的に開拓公団の預かりになりますが、功績pを支払うことで自分の物として常備する事が出来ます。
/呪文学校
『ナデシコ』
「言わずと知れた我々の学校ですけれど、基本的に先生の教室メンバーとしか会いませんわよね。これも先ほどの人員不足から来るものですの?」
『鉄仮面先生』
「それもあるけれど、個性を延ばすのに、4・5人を見るのが限界と言う事もあるわね。基本的にみんなエージェントだから、個性豊かな人ばかりで…運の悪い教師の中には、年上ばかりを受け持つ人もりるから」
『委員長』
「中には強烈な人も居ますしね。学校で教頭格を務める『教授』や名誉顧問の『彷徨える塔』とかはアマデウスの教え子ですけど、二人とも遥かに年上だそうです」
具体的に言うと、みんなプレイヤー・キャラで、パーティ組んで行動するからというのが本音です。
あんまりメンバー多くても楽勝になりますし、不要なNPCは少ない方が良いでしょう。
『鉄仮面先生』
「学校では、主に呪文やそのバリエーションを覚える事が中心になっています。次いでと言うには問題があるけれど、学校関連の任務をこなしたり、研究に当たる事も色々やっているわね」
『委員長』
「私が提案した護符に関しても、否定するよりもひとまずやって見て、問題だったら実用化はしない。…というスタンスみたいですね」
学校では呪文に関するチュートリアルの他、改良や矛盾の修正なども行っています。
何か面白い事を思いつけば、学校が舞台である限り…採用率は高くなります。
反面、他の場所で提案する事はかなり難しいので、ある種のボーナスであると同時に、判り易い制約となっています。
/アリーナ
『ナデシコ』
「いわゆる闘技場ですけれど、ここで戦闘以外に何をしておりますの?」
『鉄仮面先生』
「戦闘訓練と新戦法の開発。あとは学校に関連する辺りで、呪文を併用した流派の開発もして居るわね。付与呪文の学派はアリーナをメインに活動拠点にしてるし、緊急発動を開発している人も此処で研究してるの」
『委員長』
「緊急発動は良いですね。呪文はあくまで短縮プログラムなので、ショートカットで防御呪文とか助かりそうです」
闘技場では、頻繁にデュエル戦闘が行われたり、場合によっては決闘としてのフェーデが行われます。
派閥カードの内、流派に関する研究や、齟齬の有り過ぎるデータ修正も此処で行われます。
とはいえ学校ほど格式ばった場所では無く、…ひとまず闘って調整・習熟してみようというカードゲームでもやって居る様な感覚の場所です。




