内側から見た世界観、外の世界
前回が居住区に関するものでしたので、今回は『外』に関して、キャラ目線で追って行きたいと思います。
/アリーナにて
『委員長』
「コンボをちょっと試してみますよ。構えてください」
『ナデシコ』
「いつでもよろしくてよ!風を織りてなる障壁よ!」
委員長のスロットで、二枚のカードが動き始める。
一枚は精霊学派、もう一枚は拡大学派の派閥カードだ。
魔術師のクラスの能力で、二枚の学派カードを得るスキルを使用しているのだろう。
対してナデシコの方も、研究中の緊急起動呪文を使用する。
『委員長』
「火は風によって燃え盛る、風の障壁は火を遮る事かなわず!燃え盛れ、大輪の花の如く!」
『ナデシコ』
「…防御壁が半減した!?っていいいますか、熱っつ!」
本来、一人では不可能な強力な呪文が成立する。
精霊学派の下位属性を圧倒するスキルと、拡大学派の特定属性を強化するスキルが合わさったのだ。
強化された火の呪文が、風の障壁を半減させて貫く!
『鉄仮面先生』
「なかなかの威力ね。アリーナは慣れた?」
『ナデシコ』
「戦闘方法が試せるのは良いのですけれど、正直、する事が尽きて参りましたわ」
『委員長』
「同じ様な事を闘技場の人達は、私達に思っていると思いますけどね…。流石にこれは好き好きなので。学生の身には退屈かもです」
教師は生徒の話を聞くと頷き、一枚の許可証を見せた。
それは特殊生物の持ち込みと、飼育を許可する内容であった。
『鉄仮面先生』
「これからこの間の飛龍を確保しに行きます。一応は育てて観察するものですので、怪我をさせずに…できれば、つがいを確保しましょう」
『委員長』
「繁殖で増えれば、色々と出来ますしね…って、どうしたの?」
『ナデシコ』
「あれだけ可愛らしい生物ですわ。実験は控えめにして、可愛がるべきですの。いいえ、共にあって協力する実験の方がふさわしいかと!」
/世界の果て
どこにでもある辺境部の村。
農村で働く人々と、その補助である作業用ドローンを尻目に、教師に率いられた学生たちが道を進んで居た…。
『ナデシコ』
「この間の問題は解決したようですわね。時折に蜂なども見受けられますけれど…。村に居る個体を連れて行きますの?」
『鉄仮面先生』
「村人に慣れている事もあって、流石に対象外よ。連れて行くのは簡単だけど、生態とか変化している可能性が強いものね」
『委員長』
「では、この間の谷か…。その源流に位置する場所を探って見る形になりますね」
「谷に登るのが面倒な事と、源流で何があるか不明な事を考えると、そちらに回って居ない場合に上から谷へ下りるコースでしょうか?」
開拓初期に事故があって、惑星全土の詳細が把握されていないので
辺境は思ったよりも近く、郊外を越えると、そこは世界の果てです。
テラ・フォーミングに使われた生物や、成長の早い植物が残っており、一か月前と詳細が違うというのが割とある話になっています。
『鉄仮面先生』
「そうしたいのは山々なのだけれどね。源流は危険区域に指定されてるのよ。何でも危険なモンスターが居て、そっち方面に追い出したらしいわ」
『委員長』
「となると…またあそこを登るのか…。まあ、場所の確定に行くと思えば、無駄にはなりませんけどね」
『ナデシコ』
「今回は前よりも便利系の呪文にシフトしてると言う話じゃありませんの。前回の教訓を活かしながら、先手を打って行動しておけばよいのですわ」
『委員長』
「そりゃまあ、捕縛系の呪文を用意する手前…。調整や強化項目に力を入れてますけど…。体力を使うのは苦手なんですよね。転移呪文を用意すればよかったかなあ…」
『鉄仮面先生』
「そんな大規模呪文を用意したら、他が使えないでしょう。それに…、途中の追跡調査をする以上は、転移したら何にもならないわ」
世界の果て…、居住区の外は概ね二系統に分かれます。
単に詳細が判らないだけの場所と、厄介な生物を追い込んだ危険区域です。
危険区域は、あちこちで見つかった生物同士をぶつかりあっているので、踏み居る事は命がけになります。
また、植物の成長が早く、地図が頼りに難いので
キャラクターの行動において、詳細を把握すると言う事は、重要な任務に成ります。
具体的に言うと、1シナリオで1p必ず(参加経験値として)、詳細把握に対する報酬が支払われる事に成ります。
詳細情報の提出(シナリオ参加経験値):1p
任務の達成(内容による):+1~5p
キャンペーンのボーナス:特殊アイテムの取得許可
と言う感じの構成になり…、今回の例で言えば
ヴィーヴィルという野生生物を、アイテムとして取得許可が出ると言うのが。、キャンペーンの報酬になります。
次回はこの流れを主題に、サンプルシナリオとは別のシナリオとして記載したいと思います。
(危険生物がやって来て、保護する感じの話です)




