『嵐の夜の堕落事案』
なおちゃん(以下な):はいはーい、皆さんお待ちかねの第一回こずぽえ朗読会が開催されちゃうんだなす! 作品名は『嵐の夜の堕落事案』 いざ、青春爆発シンデレラっす!
こずえちゃん(以下こ):もう、こんなの友達に聞かれたら学校行けなくなっちゃうよお…… そしたらどうするのさ?
な:はいはい、そんなの良いから。この作品はこんな気持ちで書きました、とかなんか作者っぽいコメントするっすよん。
こ:むー…… えっと、この作品は……
な:はい!私の愛する『堕落事案』って単語が初登場にして今でも引用回数トップ3の座は揺るぎない感じで、内容は…… 忘れたんすけど…… とにかく堕落事案なこと間違いないっすよ!
こ:ちょっと、真面目にやってよ!
な:およよん、大真面目じゃいけなかったっすか……
こ:もう! なおちゃんはほっといてさっさと読んじゃうからね!
な:ふんふふーん、何だかんだで読みたいんすか?
こ:朗読会って、ちょっと憧れてて……
な:まっ、やるからには本気で行くのがなおこずの流儀っすからね!
こ:そんなの初めて聞いたけど…… うーん、まあそれには賛成!
なおこず:それじゃあ『嵐の夜の堕落事案』御静聴ください!
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『嵐の夜の堕落事案』
風が海の上で暴れる夜
嵐の夜
荒れる水面に船だって沈む
だけど海の中でほら
水に揺られる珊瑚礁
まるで頭を洗ってるみたい
さっと汚れも飛んでって
心地の良い夜
嵐の夜
夢見心地の珊瑚礁
嵐は素敵な堕落事案
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こ:はい、如何でしたか。ちょっと緊張しちゃいました!
な:ぎゃっはっはっはっは!
こ:どうしたの?
な:あっ、沈んだ船が可哀想すぎるっすよ!って考えてたら笑ってたっす。
こ:あれは、主役の珊瑚礁にとっては人間のことなんて関係ないから、っていうか人間には嵐の夜の海は大変だよね、っていうアピールみたいな…
な:へー、そーゆーことなんだねー
こ:ええっ!? どうして棒読みなの!?
な:難しい説明は分かんないんす。このぽえむを一言で説明しておくれ。
こ:むー、んっと…… 頭を人に洗ってもらうのって何だか良い気分になるよね…っていうのを詩にしました!
な:うーん、さっきと言ってることが違う気がする。珊瑚礁は人間のことなんて気にしてないって言ってたわりに、何だか考えてることが人間臭くて、結局は趣旨があやふやなんすよね。
こ:ちょっと、そんな真面目な批評!
な:私はいつでも大真面目なんすよ。
こ:それじゃあ、なおちゃんの感想を聞こうかな。
な:この詩は最高っす!なんてったって堕落事案っすよ!カタカナでダラクジアンって書いたらマジで意味不明っす!そんな言葉がこの世にあることに感動したっす! あとは、こずえちゃんのよくあるドリーム見たいなぽえむ、でも人間に何となく闇を感じる系っすよね。
こ:へ? 闇ってなに?
な:自覚ないんすか? なんていうか、人間の扱いが雑なんすよね。そこら辺に闇を感じるっす。
こ:そうかな?
な:しいて言うなら、これ、頭を洗ってもらう人間のぽえむで良いじゃないっすか。それを珊瑚礁に置き換えて、人間は海に沈めちゃうところに闇があるんすよね。
こ:えー、気付かなかった!
な:こずえちゃん、どうせ闇に染まるなら、一緒に魔王でも目指すっす!
こ:目指さないよ!
なおこず:はい、なおこずでした!




