48/102
わたしシャンプー変えちゃった その3
箱中は笑った。
「さっちゃんはどんなケーキが食べたい?」
「誕生日ケーキじゃないんなら、3つの色のケーキかな?」
「ショートケーキ?」
「本当はそれでいい..。」
「でも大きいと食べれないから、ちっちゃいのでいいの。」
「マスター?」
「お客さん、ご両親がいるじゃありませんか。」
「じゃあ、青空コーヒーだな。」
箱中は言った。
「ケーキ食べれないの?」
私は尋ねた。
「あー、違う違うごめんねさっちゃん。」
箱中は微笑んだ。
「いつもの..。」
「お願いします。」
両親は言った。
「では、2杯目の珈琲です。」
「おじさん、またコーヒー?」
私は言った。
「ああ、本当はもっと話したりゆっくりしたいけど..今日は難しいような店で明るくできるような空気を知ってほしかったんだ..。」
「ん..。」




