エッセイ コラボとは解釈違いを楽しむためにある
とりあえず、まずは一言ずつ。
読み手としてガチで面白かったです。おーこうくるかとw
そして書き手としては、とても有意義な体験となり、企画立案者にして作者の中川様に感謝いたします。
これが今回のコラボ企画に対する、私の最終結論であり大前提です。
わざわざ最初に宣言しとく理由は、今回のテーマにして、このエッセイのメインテーマでもある【解釈違い】という言葉の持つ負の面が強すぎるからです。
……なんかキャラが違うな?
読み手としてそう感じれば、合わないなとなりますでしょうが、私はどちらかというと書き手としての成分が濃いタイプ。
自分の設定した世界とキャラで、他の作者様が書いて、お、こう来るか、こういう風に見えるのかと、視覚の違いを面白がれなければ、非テンプレ作家の名折れという物。
と、いうか、どのような状況でも楽しみ方を見いだすのが、趣味の世界の醍醐味。
メインヒロイン登場の武道会からボス戦勃発、そしてラスボス戦(仮)へ。
うぉっこう来るかの連続やら、世界観を深めるフレーバーとして設定していた細かい所を拾っていただけたので、最後まで楽しんでいました。
本当ならもっと細かく1話ごとエッセイを書く予定でしたが、いやーリアルやばいので創作する気力が沸かない笑
実際、転載修正以外でこのエッセイが、10日ぶりに書く文章という状況。
読む方は出来るけど、書くのは疲れる……書き手の人ならこの感覚は判ると思いますw
と、まぁ愚痴をこぼしていても、書き始めたら楽しいのが私です。
解釈違いという負のテーマをいかに魅力的に書けるか?
思考実験へとまいりましょう。
まずは前提として、今回の物語を私だったらどう書いていたかなという感想混じりに書いていきます。
そして分析するのは自分だけになります。
比較対象となる本文の方は読んできてください(ダイマ笑
なーに、軽い軽い、あちらは中編なので5万文字ちょいです。
私のダラダラ長編に慣れている読み手様なら問題なく読み切れる上に、短くまとまった現代スタイリッシュな文脈で読みやすいです。
はい。ここがまず第一の解釈違い(世界観の違い)となる部分です。
武闘会会場では、PCO本編でも初期に触れていていた【懐かしのお菓子VR再現企画】が取りあげられてました。
あちら様の主人公ヒロインカップルの貴重ないちゃつきが見れる実にエモイシーン。
いやー私があそこを書くと、
あれこれやばいデータが社外に流出してない? となります。
今は販売していないとはいえ各製菓会社のかつての看板商品のVRデータ。
社外秘の成文表やら、商標権のあるパッケージデータなどが、勝手に利用されていると……
ここから見えるのは私は世界を書くことが好きなのだと、まずは世界ありきなのだと改めて自覚します。
キャラが絶対に勝つ、無敵とかでは無く、世界が上に来るので、勝算が無ければ負けるときは負ける。
だから負けないための理屈を積み上げるために、
世界が深く広がるために、枝葉を広げていろいろ書いていく……そして長文になるとw
このあたりは戦闘シーンでの違いでも出ている部分でしょうか。
このへんはPCOではなく【永宮未完】の方が判りやすいですが、私は1つの戦闘に数話、二、三万文字を費やすことも少なくありません。
どうしてそうしたのか、どうしてその技をはさんだのか、その技の名称の意味まで、場合によっては書いています。
だからやはり世界がまずあって、その流れの中でキャラが使う技が出来ています。
では続いてキャラに目線を移して、解釈違いを考察してみます。
ここで感じた解釈違いは精神年齢の違いでしょうか。
というか、私も今回のコラボまであまり意識していなかったのですが、ちょっと老獪にしすぎていたかなと……
勢いだけで突っ込む事は少なく、会話のやりとりでもこちらからは情報は与えず、相手から引き出すその方向に持っていく奴が多すぎたなと笑
特にアリスは、ん? ちょっと違うなと初登場時には思っていましたが、そうきたか……まぁこの辺はネタバレ厳禁でw
三崎の方は、少ししゃべりすぎているのと、アリスに甘いなとw
生粋のプレイヤーなので、ソロ戦闘中ならゲーム集中、相手をなめず、相手が軽口を答える精神的余裕さえなくす方向へと持っていくかなあの外道なら。
というかアリスにまずは説教かまして、アドと組んでぼこぼこにしているだろうなとw
GMとしてまずは事態の収拾を最優先。
それからリーディアンは大切な過去であっても、過去作にプレイヤー共が捕らわれるぐらいなら、あ、ならより面白い物を作ってやるわとなるのが、私が書くGM三崎かなと。
この辺が三崎のノリがコラボでは、アリスに甘くて、社会人として若いなと感じてました。
このあたりの社会人としてやけにいろいろ考えるのは。私自身が社畜なので、クレームとかそっちがまず頭の先頭に来る職業病でしょうかw
あと心中では何度も言っていても、人前で嫁とはなかなか呼ばないだろうなと……そのへんは単に恥ずかしいのと、照れ顔という弱みをアリスに握られるのがイヤなのでという、逆に子供っぽい理由ですが笑
こう具体的に解釈違いがあるわけですが、これが否定的な要素かどうかというなら、断じて否です。
特に書き手としてはありです、大ありです。
あ。そうかこの設定にしていると、私はこう思っていても、他者からはこう見えるのか。
こういう湿っぽい甘さの会話は、私が書くと長続きしないか。絶対途中で喧嘩に切り替わるな。
キャラがこういう会話をしているということは、どのようなイベントがあって、少し変化したのかと妄想してみたりと、
いろいろ引き出しが無限に広がっていきます。
無限の想像の中から宇宙が広がったユニバースというか、書きながら聞いていた歌詞が見事に刺さるなとw
結論から言えばコラボとは、書き手としての私にとっては、並行世界に迷い込んだ気分です。
私がよく知っている世界、
私が考えたキャラ。
そのはずなのにどこが違う、
何かが違う。
だから先が読めない、どういう反応をするのか楽しめる、過去に何があって変化したのか考察できる。
リアルにいながら、並行世界に迷い込んだ体験をできる絶好の機会。
それが私にとってのコラボでした。
つまり書き手として、よりリアルに、並行世界に迷い込んだ主人公やキャラクターの困惑や戸惑い心情を書くための筆と、絵の具を手に入れたというわけです。
さてお堅い表現、考察はここまで。
何せ心底からの設定厨。いろいろ聞かれて考えるのが楽しくちょっとやり過ぎました。
ここまで楽しませて戴いた中川隼人様に改めて、心の底から感謝を込めて〆とします。
とにかく楽しかった。面白かったです(小並感)




