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悪夢病
1 運命
2xxx年世界は技術の進歩の末、大きな発展を遂げた
例えば空に天空都市があったり、海には巨大な海底都市が築いて様々な活用がされている
そんな近代的な時代に生まれてきた俺はこの世界が大嫌いだった 。この世界で恵まれて生きて居る人間もいる、だが俺の様に貧乏で周囲に嫌味を言われて育った人間にはこの世界が魔境でしかない
今日もまた誰かに揶揄われるのだろうと思いつつ重い足取りで家のリビングに入った
『 只今、7時になりました。今週の… 』俺は普段座っている椅子に座りいつもの時間に観るテレビのニュースをみた
『 昨夜、都内に住む20代男性が突然意識を失い悪夢病と思われる…』
俺はこのニュースの最後に聞いた悪夢病をここ最近よく聞くようになった
まさかこの悪夢病がこれから先俺の人生を大きく変える事などこの時の俺には知る由も無かった




