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メール  作者: 縄奥
40/41

40話

40話








 実在する皆実とメールの中に生きている皆実の二人は例え皆実がメールアドレスを使わなくてもショートメールは来ていた。だが実物の皆実も一度はスマホを捨てようと考えていたが今どきスマホが無くては生きて行けないとその考えを捨てた。すると「賢い選択だな」と、メールの中に住む皆実からの言葉に「くそ!!」と、握り拳を握ったのは当然、実在する皆実だった。だが皆実は「心霊」などは信用していなかたことで「何とか科学の力で」と、思っていた事も事実だった。

 


この頃になるとメールの皆実は一々スマホを確認するまでも無く頭で受信できるようになっていた。そして好きな女性についても「おいおい あんな年増なんて諦めろ」と、受信したり「こんどは随分と若いな」と、皆実はスマホを起ち上げなくとも聞こえてくるのだった。また逆にメールの中に住む皆実に「俺が誰を好きになろうとお前には関係無いだろう」と、メールの皆実に思っただけで通じてもいた。ただ普通の電話も掛かって来るからスマホは持ち歩いていた。



一つの身体に二人が住んでいる奇妙な関係を現実の皆実は受け入れるしか無く一人キリになれるはずも無く「綺麗な(ひと)だなあ~」と、思っただけで別の皆実は「あんなのが好みなんだなお前は」と、皆実に馬鹿にされる始末。最初は気味悪かったが慣れとは恐ろしいモノで今では恐怖は皆無だた。そして現実の皆実はメールの皆実に「あの事件はお前がやったのか?」と、尋ねると「俺は無関係だし悪魔はその辺に掃いて捨てるほどいるよ」と、殺人を否定した。





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