39話
39話
エクソシスト… 昔、流行った映画だが、それとは明らかに違う現実はその場に居た全ての人間の心を凍らせた。一体、何者がこんなことをしたのか。もはや医学でも科学でも説明できる学者はいないだろうと執刀医は後に本を出している。開腹まえに誰が何の目的で臓器に「お疲れ様」と、掛けるとしたら… と、非現実でも目の前間出来事に胸の上で十字をするものや両手を合わせて拝む者まで居て、もはやこれが現実なのか夢なのか解る物はこの部屋には居ないだろう。
執刀医やヘルプに入った医師達は丁重に開腹した箇所を縫い合わせるとその場に居た全員が黙とうを捧げた。だが今回の件は全員で忘れることにした。その後のことは解らないが関係があるか無いかは別として執刀に立ち会ったヘルプとして入った医師の中の数人が後に自殺したと執刀医の耳にはいるには時間は掛からなかった。そして自殺した医師達の検視を行うと再び胃袋の内側に「ご苦労様」と、書かれていたことで執刀医は腰を抜かしてしまった。
ただ一つ気になることがあるが死人を開腹した医師達以外に見れるものも居なかったはずの映像が皆実のスマホに送信されてきて皆実はその時の心境を「恐ろしい」と、書き残していた。そして同時に法医学の医師達に「もうこの件は忘れろ」と、教えても居ない誰かからメールが届けられていた。この時、何人かは「悪魔は存在する」と、手帳に書かれていた。




