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45.ルイ先輩の視線


 クリストフから聞いたルイ先輩のことが気になったけれど、だからと言って自分から本人に確める勇気もなく数日が過ぎてしまった。

 あの後何度かお店には行ったのだけれど、ポプリやアンゼリカ…コリンくんまでもが代わる代わるくっついてくるのでその話はしていない。


 クリストフも何か言いたそうなんだけど…明日あたり一人でクリストフの所に行ってみようかな。


 そう考えながら帰りの用意をしている時だった。

 

「クレナ=ローゼルはいるか?」

 

 良く通る低い声が人のまばらな教室内に響いた。

 思わず小さく身体が跳ねる。

 以前にも同じようなことがあったけど、あの時は呼び出されるのが分かっていたから…それに今回は内容もよく分かっていないし、何より正直気まずい。

 呼び出された先にレイヤードがいる可能性だってあるのだ。

 そう考えると緊張で身体が縮こまっていく。


 ルイ先輩はそんな私の前に立つと、「ちょっといいか?」と静かな声で尋ねたのだった。

 


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