サイドストーリー 高木サイド
かなり短いですがお楽しみ頂けると幸いです。
この話では関係ありませんがカード複製の所を少し変えました。
ああ何でこんな事になっているのだろうか。
今の私はダンジョンで命の危険にさらされている。
一体一体のモンスターが私はよりも格上。
隠れてはいるがこのままならモンスターに見つかり死は必定。
何とかモンスターに見つからずに横田君と合流してダンジョンの外に出ないと。
「ヴオーーーーー!!」
そんな事を考えているとダンジョンの全方位から聞こえてくると思える程の大きな叫び声が聞こえた後、急にモンスター達の動きが活発になった。
まるで今からはお前達が獲物だとでも言う様な。
気付けば私は震えていた。
そしてここで死ぬのだと思った。
もしもあの時横田君を見捨ててアイツの彼女になっていればこんな怖い思いはしなかっただろうか。
いや、きっとアイツについて行ってもロクな結果にはならなかったろう。
なら自分の意志で死んだほうが良い。
それにここに隠れていれば横田君が見つけてくれるかもしれない。
お願い早く来て。
「ああーーー」
前から声が聞こえた。
しかしこれは横田君の声では無い。
私はゆっくり顔を上げる。
すると目の前にはモンスターがいた。
肉は腐り所々から骨が見えているが鎧を着ている。
こいつはゾンビ?
いや、鎧を着ているならゾンビナイト!!
ゾンビナイトが一歩一歩近づいてくる。
(大丈夫よ。高木、落ち着きなさい。ゾンビナイトなら動きは遅かったじゃない。大丈夫私でも対処出来る!!)
でもそんな考えが間違いだと分かったのは私がゾンビナイトに斬りつけたときだった。
「死になさい!!」
私は短剣でゾンビナイトの首を切り裂き、頭を地面に落として潰すつもりだったが、このダンジョンでモンスターの動きが速くなっているのを忘れていた。
スカッ
ゾンビナイトは私の短剣を軽々と避けた。
避けられたことによって私は、硬直してしまう。
だがそんなスキを見逃すほどゾンビナイトは甘くない。
腕を捕まれ、身動きが取れなくなる。
「なっ!!離せ!!」
ゾンビナイトが口を開けてこっちに迫ってくる。
(ああ、こんな所で一人で死ぬなんて。でも頑張ったしもういいかな?でも心残りがあるとすればさっき一緒に戦って無茶な作戦を実行した横田君に文句言ってない事かな?)
「いやだ、死にたくない。」
私はさっきの戦闘で私を逃してくれた彼の顔が頭から離れない。
もう一度でいいから会いたい。
「いやだ、離して!!」
そんな事を言っても無駄だと分かりながらも叫ぶ。
するとゾンビナイトの手から少し力が抜ける。
(そうか、私のスキルのクールタイムが終わったんだ!!)
ゾンビナイトの手を振り払い走り出す。
しかし次の瞬間にはまた手を掴まれていた。
(速すぎる。もう無理だ。)
ゾンビナイトは私を再び食べようと口を開ける。
「ッ」
私は恐怖から目を瞑った。
しかしゾンビナイトの手から力が抜けて、ハルパスドッグから逃してくれた彼の声が聞こえた。
そして彼の声を聞いた瞬間安心した。
「高木さん!!大丈夫!?」
そこには横田君がいた。
お楽しみ頂けましたか?
高木さんが横田に助けられる回でしたがどうでしょうか?
今日は出来ればもう一話投稿したいとは思っています。
投稿出来ても多分18時かそれよりあとだと思います。
次回はタイトルに出ている怠惰な娘の名前も出ます。(他に良いものが思いつけば変更の可能性有り。)
出来なければ、明日二話投稿します。(宣言)
最後にご感想や誤字、ここをこうして欲しいやこの登場人物にこういう能力が有ったらいい、登場人物の名前こんなのが良い等など、何でも送って頂いて大丈夫です。
とりあえず7つの大罪を出すまでは頑張りますので応援よろしくお願いします。




