表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

4話

4話です。正直大変です。

「皆、よく眠れたかな?」


国王陛下がクラスの皆に集合をかけた。


「この世界には『ステータス』というものがある。自分の能力を数値化したものがある。昨日は時間がなくて説明できなかったからな。

もう、心が決まったものもいるかもしれないが、情報は多い方がいいだろう。最後の一歩は『ステータス』を見てからの方がいい。」

「なるほど。わかりました。それで『ステータス』はどうやって見ることができるのですか?」

「うむ、『ステータス』と念じると半透明の板が出る、そこに書いているのが己の能力だ。安心しろ自分にしか見えん。そして『ステータス解放』と念じると自分以外の者にも見せることができる。以上だ。」


簡単だ!まぁステータスを開くだけで時間なんてかけてられないよね。


『ステータス』

名前:白田 雪

種族:人間

職:癒しの魔法使いLv1


HP:100/100

MP:∞

STR:10

DEX:5000

AGI:10

INT:1000000

MND:10000


≪スキル≫

光魔法Lv1 水魔法Lv1 回復Lv3 治療Lv1 


≪固有スキル≫

癒しの手 鑑定眼 保護欲上昇(常時発動・解除不可)


≪加護≫

創造神の加護 幼女神の加護 




おぅ…なにこれ…


周りの生徒たちも次々にステータスを開いていってるようだ。

皆、自分のステータスを見て驚いている。


「ふむ、みなステータスは確認できたようだな。それではもう一度聞こう、これからどうしたい?」


皆がステータスを見ることを止め、陛下の方を見る。


「私は、魔王討伐に参加します。」


一番最初に名乗り出たのは、委員長だった。


「そうか、ありがとう。」


それから、次々と名乗り出ていった。


「ぼくも!まおうとぉばつ、いくの!」


僕がそう言うと、皆びっくりした顔で僕を見た。


「む、無理をしなくてもいいんだぞ?」


陛下が言いずらそうに言った。


「むりなんてしてないよ!ぼく、いやしのまじゅつしだもん!いくの!」

「なっ!癒しの魔術師だと!?」


なんだろ?僕変なこと言ったかな?


「どうしたんですか?」


委員長が急に驚いた陛下を訝しむ。


「いや、すまない。癒しの魔術師は前勇者のメンバーにもいた、とても珍しい職なんだ。」

「ぼくってすごいのぉ?」


姫様に聞いてみると、


「えぇ、そうよ。」


姫様が嬉しそうに答えた。


「やった~!じゃあ、ぼくいっていい?」

「だが、こんな小さな少女にそんな危険なこと…」

「あら、それなら私も行きます。なら安心でしょ?お父様。」

「な!お前も行く気か!?」

「もちろんよ。」


姫様がいつもの笑顔を止めて真剣に陛下に向き合った。


「…わかった。」


陛下は、渋りながらも許可を出した。


「よかったわね。行けるようになったわよ。」


やった!ありがとう姫様!

あれ?なんで姫様が一緒だと良いんだろ?


姫様って僕の保護者になってない?


「私、武術には心得があるの。雪ちゃんのことは私が守ってあげるから大丈夫よ。」


む!守られるんじゃなくて守りたいんだけど…

でも、あんなステータスだとむりだよねぇ…


はぁ、でも!守れるくらい此処で鍛えてやる!

きっと僕のSTRも上がるはず!


ありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ