表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/21

人物紹介【光竜教】

照らす光竜 リア・アルア

物を光るようにする権限

「私は、光神リア。あなたに、より良き光がありますように、なーんてね」


綺麗な白い鱗のドラゴン。人間の子供程度の体格しか無く、現在確認されているドラゴンの中でも際も小柄である。基本的に無邪気で明るい性格をしていて、何も考えていないようにも見える。本当は〈光竜教〉の光神なんて役割は辞退したかったが、自身の立場を理解していない訳では無いので、仕方なく受け入れている。ただ、メアとコアは少しくらい大人しくしてほしい。物を光らせるようにする権限は、その名の通り、指定して触れた物体は光り続けるようになる。用途不明の権限であったが、地下暮らしにおいて、火を使用しない光源は重要なものとなり、そういった理由もあって〈光竜教〉は存在しているのだ。



光影の闇竜 メア・ダクア

光を奪う権限

「もう二度と、リアに手出しはさせない。その為に俺は強くなった」


真っ黒な鱗のドラゴン。人間よりも少し大きい程度の体格しか無く、かなり小柄な部類のドラゴンである。基本的には冷静であり、真面目な性格ではあるのだが、リアの事になると色々吹っ飛んでしまう残念な人物でもある。光を奪う権限は、光っている物に触れると、その光を消すことが出来るという、用途不明の権限であり、本人もその使い道に困っている。そんな権限に頼るよりも、自身の技能を磨く事に活路を見出し、ドラゴンの中でも珍しく剣を使う。また、身軽であり、アクロバティックな動きをしたり、体術を駆使する事も多い。部下である〈闇竜騎士〉を率いて〈光竜教〉の表向きな武力となっている。



衝動の破竜 コア・グレア

触れた部位を爆破する権限

「リアちゃんに手出ししようとするなら、あたしが破壊してあげるわ!」


暗い赤色の鱗のドラゴン。比較的大柄であり<光竜教>に属するドラゴンの名中では一番の巨体である。元々、感情的な性格であり、それを抑えようとするような性分でもない。リアの事になると尚更吹っ飛んでしまう残念な人物である。触れた部位を爆破する権限は、とても強力なものであり、視界にある一度触れた部位、触れてから五分経っていない部位を指定して爆破する事が出来、固体であれば基本的に何でも指定出来るため、触れられただけで危険である。小さくて可愛いものを好み、元々は独占欲を満たすために、ギアの暴力からリアとメアを守っていた。メアがリアの為に強くなろうと努力しているのを知っており、今では同志として認めている。



揺蕩う境竜 エア・マドア

境界を引いて弾く権限

「必要なら動くよ。それが僕の役割だからね」


緑色のドラゴンで、標準よりは小型の部類。<光竜教>のドラゴンの中で唯一人の姿を持っていて、糸目で茶髪の少年である。面倒な事が兎に角嫌いであり、普段は適当にブラブラ散歩して過ごしている。エアの持つ境界を引いて弾く権限とは、自分で引いた線を中心に、両面へ弾く力を発生させる権限であり、自身を囲むように線を引けば、あらゆる攻撃を弾く結界のような役割を持たせたり出来、その力の発生は任意で行えるため、エアの攻撃の際だけ、その効果を無くしたりも出来る。何かの事情があって、人の姿を得たらしいが、その事実は変わらない。面倒があったら嫌だなとか考えていたところ、ソアが<光竜教>へと引き込み、今に至る。



言霊の智竜 ソア・メレア

声を聞く権限

「俺は力を信用していない。道具は上手く使うべきだろう?」


蒼い鱗の標準的なドラゴン。トアと似て、他人に対してあまり興味を持たない性格ではあるが、積極的に行動に移すことは少ない。どちらかと言うと、静観している場合の方が多い。基本的に〈光竜神殿〉に引き篭もっており〈光竜教〉を実質仕切っていると言っても良い。声を聞く権限と言うのは、相手の言葉を聞いた時に、心に秘めている言葉も一緒に聞こえる権限である。基本的に、嘘を見抜く等の使い方もできるが、聞こえてくるのはその時に考えている事なので、役に立たない情報も多々ある。メアとコアが〈光竜教〉を設立したが、組織が大きくなるにつれて上手く動せなくなる。それを聞いたソアが、運営を引き受ける事に決めたらしい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ